「期待してたのに・・・残念。」運び屋 キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
期待してたのに・・・残念。
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ウッドくんの作品だし、見ておかないと。
仕事人間で家族を顧みずの生活をしていたものの、ネットショッピングには勝てず廃業した元デイリリー栽培農家のアール。
孫娘の婚約パーティで来ていた若者の勧誘で何も分からず運び屋をする。元軍人で交通違反もないので安心で10数回運ぶことになるが、その途中で荷物がコカインだと知ってしまう。
にもかかわらず淡々と運び、警察に停められてもユーモアと誠実さでかわしたものの、妻(元妻!?)の死に際の一報を聞き、運び屋稼業最中なのに途中で家に見舞いに行く。葬式のあと、荷物を運ぼうをするも、売人の組織に捕まる。
「お金で時間は買えない」がこの映画の一番のポイントだと思うが、ウッドくんの作品にしては薄い。グラントリノなどのようなどんでん返しくらいの後半(ラスト)があるのかなーと思ったら何もなく拍子抜けした。
メールの送受信もできない90歳の老人が、仕事人間で家族との隔たりに気づくきっかとなったのは、犯罪の運び屋に手を染めたことだった。という美化できないストーリー。
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