影裏のレビュー・感想・評価
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うーん、よくわからん!
わかりませんでした。 なにを伝えたかったのか? 人間には表裏のある人がいますよみたいなこと? ゲイであることがその人の裏? ↑その発想やとしたら、好きじゃないわぁ〜 最初にあったときはフレンドリーなのに、 近づくにつれて、言い方や態度が粗くなる。 これが本当の僕の顔ってか? いやいや、それくらいでは良くわからん。 学歴詐称、家族に嘘ついてたこと、、、それくらいなら 大した裏側には思えない私っておかしいのか? とにかく、この作品がなにを伝えたかったかとかは 私には理解できませんでした。
察する部分が多すぎ
松田龍平、綾野剛ともいい役者、原作も読んではいないが、深みがあって刺さるものがあると思う。 ただ、これが映像になった時に色々と伝わらない部分が、この物語を半減させているように感じる。
表も裏も
ヒューマン・ミステリーは好物ジャンル。賛否分かれた『友罪』も『楽園』も個人的にはなかなか見応えあった。 娯楽作が多い大友啓史監督がこのジャンルに初挑戦。 魅せられたという原作は芥川賞受賞作。初共演の綾野剛と松田龍平。話も見応えありそう。 岩手県盛岡市に転勤となった今野は、同い年の同僚、日浅と知り合う。地酒を呑み交わしたり、釣りをしたり、親交を深め、新天地で唯一心開ける存在となる。しかしある日、日浅が突然会社を辞め失踪。今野は日浅を探す過程で、親友の本当の顔を知る事になる…。 同世代屈指の演技巧者の2人。 綾野剛の繊細な演技。 松田龍平のミステリアスな人の二面性。 文句ナシの化学反応。 2人で楽しく遊ぶ姿は、素の2人を見ているかのようなナチュラルさ。 エンタメ派の大友監督だが、社会派ドラマ『ハゲタカ』やハード・スリラー『ミュージアム』も手掛け、初のヒューマン・ミステリーを手堅くこなしている。 夏のうだるような暑さ、美しい川のせせらぎ、不穏な空気…カメラウーマンの芦澤明子による映像も特筆。 キャストやスタッフは確かな仕事をしている。 が、作品的には『友罪』『楽園』ほどではなく、今一つだったと言わざるを得ない。 前半は2人の遅れてやってきた青春の日々が描かれるが、かなりスローテンポ。良く言えばじっくりと、悪く言えば退屈。 後半サスペンス的になっても、全体的に起伏に欠ける。 2人の友情と別離。 今野のある感情。(調べたら、原作では重要ポイント) 監督の出身地である盛岡。10年前の東北を舞台にしているので、決して風化させてはいけないあの自然大災害。(日浅失踪と関わる) 色々要素を詰め込んであるが、結局何を描きたかったのか、何を言いたかったのか、よく分からず。 初めて出会った時は、友達の居ない自分を気に掛け、フレンドリーに接してくれた。 が、一度会社を辞め、再会してからは、以前のように親密になれず。一度入った亀裂の修復は不可。営業の顧客になってくれと頼まれたり、何よりあの辛辣な言葉。 「知った気になんなよ。お前が見てんのは、ほんの一瞬光が当たったとこだけ」 「人を見る時は、その裏側。影の一番濃いとこを見んだよ」 これが、彼の本心なのか。 これが、彼の本当の顔なのか…? よほど心が広くない限り、人には表と裏の二面性がある。誰だって。 どっちが本当の顔なのか…? よく表向きなんて言い、裏の顔こそ本当の素顔と言う。 でも、あの時の顔が偽りだったとは思えない。 表の顔も、影裏の顔も、友を信じたい。
原作未読ですが...
なんですか、これ? 何を伝えたかったんですか? 無駄に震災とか絡めないでください。 同性愛の話?犯罪者を(といっても捕まってないけどね。)赦せるかって話?? もう、しっちゃかめっちゃかの脚本に、無駄なスローテンポに、ドヤ感満載のセリフやシチュエーション。 勘弁してよぉ…。 いやいや、蛇が胸とか無理くり過ぎて引いたんですけど。 キスシーンにもってきたかったんですか? んで、 「影の濃いとこ見ろ」 ??? ドヤ顔で言われても、それも二回も。 はぁ?ですよ。 人の濃いところなんか、一番隠したい部分なんだから解るわけないやん。 見ようとする方がおこがましいわ。 他人様の全て解ったつもりでいる方が怖いわー。 見せたいとき、見せるべき人に見せるっつーの。 もう、イラついて仕方なかった、最後まで。 役者の無駄遣い極まりない。 とうことで、原作読み始めてみました。
???
「影裏」:原作の独特の文學世界が、大友監督によってどう映像化されているか期待していた。残念ながら、思わせぶりなだけで、退屈な映画だった。テレビ岩手の開局記念と字幕が入ったが、この極めて「私的」な映画とローカル局の接点を見つけ出すのは難しい。岩手なら、同時期上映の被災地をテーマにした映画「風の電話」や「あまちゃん」の’のん’主演の「星屑の町」の方がよほど、開局記念にふさわしいのではないか。大友監督の映画作りに、地方局がどれだけ関われたかな?映画の観客は全国で数千人。テレビ全国番組は視聴率5%でも、視聴者600万人。テレビ局は、もっと自分たちの媒体力に自信をもってもいいのではないかな。
よくぞ映像化した
小説を読んでからの鑑賞だったので、どうしてもストーリーとの乖離はあった。 よくぞ我慢して間をとったとも思うが、映画的にはもう少し絞ってもよかった。 盛岡の空気感はよく出ていて、まるでエクタクロームで撮影したような自然なカラーが出ていた。鑑賞したルミエールの丁度僕が座った辺りに松田君が座っていたので、何だかとても妙だった。
大友監督アングラに挑戦?
大友監督、綾野剛、松田龍平この三者の化学反応大いに期待する。東北地方の医薬品卸に勤務する綾野剛はなんか空虚な雰囲気。原作未読だから全く予想もつかない展開。やたら綾野剛がパンイチになったり異様なムードの作品と思ったらそういうことね。役者たちの芝居は素晴らしい。 勝手な想像になるけど、陰鬱な客に媚びない邦画っぽい邦画を大友監督は撮りたかったのじゃないかな。若い頃からNHKのエースとして数々の作品を手がけ、退職後もるろうに剣心など数々のメジャー作品で日本を代表する映画監督だ。影裏は大友啓史が独立後初めてアングラを意識して撮った作品だと思う。興行成績なんてどうでもいいどんどん攻めてほしいね。
まるでアート映画。
エンタメ性に富んだ大友監督の前作「億男」に変わり、今作はまるでアート映画。 微細な感情の機微と、映像の美しさに眼福。 私の奥さんは予告編から直木賞寄りのミステリーと思い、期待外れだった様子。 肩透かし注意。 (2020/2/19) 奥さんの満足度☆☆
NHKの地域発ドラマのようだ
鑑賞後にまず感じたのがそれ。 主人公ふたりの裏の顔、かたやソフトなゲイにかたや経歴詐称の放蕩息子。 重々しい語呂のタイトルからすると、少し拍子抜けする設定だというのが率直な印象。 物語の内容にしても口うるさい隣人・鈴村(永島暎子)の存在が主人公・今野(綾野剛)の心理描写に上手く絡めていないし、会社の同僚・西山(筒井真理子)と共に日浅(松田龍平)を回想するシーンを冒頭に持って来た意図も伝わってこず、演出が全体的にバラバラ。 今野のパーソナリティを象徴するシーンとしてジャスミンを愛でる姿を重ねて描いていたり、映画を観ながら涙するのも安直な感じが否めない。 さんさ踊りの風景も地域紹介のアリバイ作りのようでストーリー展開から浮いてしまっている。 商業作品としての意味合いを見出すとしたら震災発生日を見据えた公開スケジュールぐらいか? 辛辣な言い方だが、力のある俳優陣の良さを潰してしまっている典型のような作品。 余談だが、制作サイドに松田龍平の母・美由紀の名があるのは何か政治的な力が働いているのかな?
合わなかった…余白多すぎ
余白たっぷりセリフ激少ない説明描写無し感情表現も曖昧なとこが多々。 好みの問題ですが、ちょっと私には難易度高くて合わなかった…。要所要所理解できる箇所もあったけど、全体的に理解が追いついていない。特に前半。綾野剛がやたら下半身露出するのとかどのような意図が…? あと、予告で感じるミステリーぽさというか「親友が突然いなくなった」パートが予想よりかなり少なくて、拍子抜けだったりもしました。
『影裏』はある意味100%の恋愛映画です。
ブログにネタバレ感想を書きました。あの小説をよくここまで巧く広げられたなと感心しました(原作はつまらなかったので……)。 本作では綾野剛の新境地を見た気がします。ただ、どんなに主人公をダサく地味な男に描こうとしても、綾野剛がかっこよすぎるために全然ダサく見えないのは困ったことです(笑) https://tomarigi.hatenablog.jp/entry/2020/03/02/160000
裏の裏
何が「影」「裏」なのか、それを知って誰の何が変わるのか変わらないのかなど何もかもが釈然としない。日浅(松田龍平)の裏面なるものは、如何にもありそうなことだ。その生い立ち・葛藤など、影の影・裏の裏の描写が欲しい。
岩手県産癒し系映画
2020年映画館鑑賞19作品目 原作未読 監督も盛岡出身 盛岡で30すぎの男2人が同じ職場で仲良くなって酒を飲んだり川釣りをしたりお祭りに行ったり 友人は突然職場を辞め転職ししばらくして再会する しかし震災の日仕事で釜石に行った友人は行方不明になる それだけの話 はっきりいって話の内容としてはつまらない 2人の会話劇が支えになっている しかも2人ともどちらかといえば地味な役者で地味な芝居をしている だけども不思議と眠くはならなかった 川のせせらぎのおかげかもしれない マイナスイオンが脳を活性化させたのだろうか 彼ら2人に加えて筒井真理子國村隼安田顕らが登場する訳だが全体的にやけに顔面のどアップが多すぎる気がする 最初の方でおしりに対する執着心が桂正和なみにハンパなかったが監督はゲイなのか 気持ち悪くは感じなかったがブリーフのおしりの食い込みやもっこりにドキドキしてしまった これはたぶん原作も含めてだがそもそも主人公がゲイという設定が必要だったのか疑問だ むしろ無かった方がコンパクトでシンプルな話になったのではないか 女装の中村倫也だっていらなかった あとあえて苦言を呈するなら綾野剛前髪切れ 眉ならともかく目まで隠れるまで髪伸ばすな イワン・ウイスキーを目指しているのか
思わせぶりなだけで、肩透かしで長い
オープニングのクレジットにテレビ岩手開局50周年の表記があり、もしや際どい演出や映像はないのではの悪い予感が。 結果は予感的中。無駄に長く、影裏というだけのたいした奥底があるわけでもなく、完全に思わせぶり。 存在だけで底知れぬ不気味さを感じる松田龍平だけあって、羊の木同様の狂気を期待したのだが、これも完全な肩透かし。 綾野剛も演技はいいが、作品としては楽園に続いて…。亜人で見せた肉体はどこへやら。役に合わせて減量したのならすごいけど。 途中からは岩手山やら、城下町の町並みやら、自然溢れる渓谷やら、岩手県の観光PRにしか見えず。 原作未読だが、映画にするまでもない内容でした。
で?
42本目。 震災絡んでくるから下手な事言えないって思ってんだけど、うーん。 観終えて思ったのは、で? 二人の会話に合わせた感じのテンポなので、ちょっと苦手。 あと綾野剛は影のある役を演じる時、前髪足らすのは分かりやすいけど、いくつかの作品でも同じ感じだったと思う。 別に普通でいいと思わないけど。
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