「映像◯ 内容△ 音楽✖︎」機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ バクロンさんの映画レビュー(感想・評価)
映像◯ 内容△ 音楽✖︎
映画の評価としては普通の映画よりマシということで3です。
ここ最近のガンダムでは一番好きかもしれません。gレコは富野御大が映画で大分立て直しましたが、tv版一、二話がつまらな過ぎて好きになれません。また、ucに関しては文句を言うのも馬鹿らしい。the originはシャアの解釈などこれも文句を言うのも馬鹿らしい。そうなるとこの閃光のハサウェイという映画は一番好きな作品でしょう。
映像はかなり綺麗で私の好みでした。細田監督や新海監督のような派手さがなくとても印象がいいです。最後のペネロペーとクシィーの戦闘シーンの爆発は残念でしたが、その他の映像は3dと絵の境がわからないレベルです。少なくとも1回劇場で見た時は3dを使ったシーンに結構気がつかなかった。このような映像美は押井守の作品のようでとても好きです。
しかしこの映画は押井守作品ほど構図がカッコよく感じませんでした。また、富野監督の過去の作品のバトルシーンと比べてもスピード感に圧倒される感じがなかった。
宇宙での映像や動き、緊迫感が良いだけに残念に感じた。
話の内容は三部作の一作目ということもあり、面白くないです。
そもそも宇宙世紀ガンダムという作品全体に言えることですが、面白さより深みとか社会性、リアリルぽさが重要視されていると思います。つまり、分かり易さは二の次なわけです。どんな名作でも面白さという点に置いては、評価が低いことがあるので気にしないでいいでしょう。この映画はジェガンが消化活動したり、機銃座が付いていたりと世界観を見せてくてるのでその辺を評価して△としました。あと一般市民の生活や環境も描いてましたね。
最後に音楽ですが、これがひどいと感じてしまった。
メッサーの登場シーンなんか特に酷い。BGMは音でかいし、合わないしで見ている最中「急にどうしたw」と心の中で思っていました。
あとは最後の戦闘シートのガウマン救出後のBGMも気に入りませんでした。
でも、冒頭のは良かったと思います。
BGMが気に入らないので❌です。
最後に
総評としては3ですがそれなりに好きな作品です。雰囲気的に押井守ぽさあが10%ほど入っている気がして「なんか宇宙世紀ガンダムなのに新しい雰囲気でてるなー」って感じられました。ガンダムはもう面白いとか、つまらないとか関係なく新しいことをしていきましょう。というのが僕の考えだったので結構好きになれました。
ucみたいに分かりやすさに囚われてニュータイプを定義したり、最終回でツヨツヨMSのお祭り騒ぎにならなそうなので安心できます。
注意ご自宅のtvでこの映画を鑑賞をお考えの方へ
私は有機eltvでこれを見ましたが、どうも画質が悪かった。しかし、映像モードを変えた途端画質が物お凄く良くなった。具体的には変な粒みたいなのがなくり、線が綺麗に出るようになりました。皆さんも違和感があったら明るさを上げたり、映像モードをいじりましょう。