「女王ふたりの演技が光る!」ふたりの女王 メアリーとエリザベス うさぎさんの映画レビュー(感想・評価)
女王ふたりの演技が光る!
邦題は「ふたりの女王」とあるが、
スコットランド女王のメアリーの物語。
メアリーの処刑シーンから始まり、
処刑シーンで終わる。
凛として、処刑台に消えていくメアリー。
一方で、イングランドに威厳をもって
君臨するエリザベス。
この二人の境遇の違いや、気持ちの動きが
とても良く描かれている。
バージンクイーンとして、
国と一生添い遂げることを決めた
エリザベスだったが、
結婚して、子供を産んだ
若く美しいメアリーに深く嫉妬をする。
さらに、イングランドの
正統な王位継承者だと主張を続けるメアリーに
エリザベスは、頭を悩ますのだった。
このふたりの対立を、
周りの権力者たちは黙っているはずもなく、
裏切りと策略がうごめく。
誰も味方がいなくなったメアリーは、
エリザベスに助けを求める。
この二人の極秘対談は、見ものです!
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