劇場公開日 2019年3月15日

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「シアーシャとマーゴット」ふたりの女王 メアリーとエリザベス talismanさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0シアーシャとマーゴット

2020年1月6日
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鑑賞方法:VOD

怖い

知的

ふたりの女優が適役で素晴らしかった。ケイト・ブランシェットのエリザベスとは全く違う。でも、視点も歴史観も全く異なる作りだからそれぞれいい。それが映画の良さだと思う。

旧教vs.新教、信頼できないアホな男達vs.孤独に毅然と生きて産んで死ぬ女王たち、二人のファッションセンスの違い、二人の素晴らしい知性・外国語能力と教養。たとえ男性社会であっても、血の正統性の前にはそんなこと言ってられず、女が王になれた国。二人の間だけにはおそらくあった共感。

ルターの宗教改革から何十年もたっているのに、あれだけ新教側がエクサイトして悪口雑言のアジテーションが行われたということに、教皇がターゲットだったとしても、キリスト教の残酷さをみた気がする。一神教のもとで育っていない私には理解できないパワーだ。

ヨーロッパとひと括りにしないで、一つ一つの国、地域を丁寧に見ていくのは本当に面白い。イギリス、フランスがテーマになることが多いが、スペイン、イタリア&神聖ローマ帝国なども映画で見たい。

マーゴットを見たのはこれで三本目の映画だが、どれ一つ同一人物と思えない(トーニャ、シャロン・テート、エリザベス)!

talisman
talismanさんのコメント
2020年1月11日

NOBUさん、ウルフオブ、遅ればせながら見ました。すごく面白かったです。マーゴットも確認!

talisman
talismanさんのコメント
2020年1月7日

NOBUさん、おはようございます。マーゴットもスキヤキの井浦新についても同意!です。

talisman
NOBUさんのコメント
2020年1月7日

おはようございます。

 マーゴットロビーさんはウルフオブで、拝見した時には、ここまでの女優になるとは思いませんでした。

 スキヤキの井浦さんは仰るように、アラタ改めた感を感じましたね。

 では、又。

NOBU