「チェ・ヒソの演技!!」金子文子と朴烈(パクヨル) 中山正明さんの映画レビュー(感想・評価)
チェ・ヒソの演技!!
日本統治時代を舞台にした韓国映画でどうしても気になってしまうのが日本人役韓国人役者の日本語の発音。
映画の世界に入っていても、ついそこで我に返ってしまう事があります。しかし、この映画にはほとんど違和感がなく、役者達の日本語能力の高さが伺えます。特に金子文子役のチェヒソさんは凄い!日本語の発音だけでなく日本人の話す韓国語の発音も完璧でした。
そして言葉だけでなく、金子文子のキャラ作りもいい!要所要所で金子文子のするちょっとした仕草(鼻をキュッとする、ウインクする等)が何というかチャーミングでありつつも芯の強さが一瞬で伝わってきます。
後、何気に拘置所の刑務官が徐々に二人に対する態度が変化していくのが、心動かされます。
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