劇場公開日 2019年2月16日

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「犬ころの様に。」金子文子と朴烈(パクヨル) ロベスピエールさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0犬ころの様に。

2019年2月24日
Androidアプリから投稿

鮮人、無国籍者、社会主義者でアナキスト。そして犬ころ。
強烈な差別を受けてきた二人の純愛物語。
社会のルールなんてくそくらえ。
正義、理想もくそくらえ。
ただ、ただ生きる。
思うがままに。食べたい時に食べ、寝たい時に寝て、セックスしたい時にセックスする。
犬ころの様に生きる。
その犬ころの生き様を縛ろうとする権力には徹底して戦う。
大日本帝国。その源である天皇。
徹底的に戦う。爆弾を投げつけてやる。

そして、純粋にそこら辺で犬ころが死んでいるみたいに死んでやる。
天皇の恩赦なんてくそくらえ。
愛する人と一緒に死ね。
最高の生き様。

カッコ良すぎる。

ただ、ただ生きる。思うがままに。

ロベスピエール