クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅のレビュー・感想・評価
全22件中、1~20件目を表示
もはや
最近ハマっているインド映画。
ストーリーが日本では考えつかないけれど、
何故か心にグッと来る。
展開のスピードも出て来る人達も良い。
あー、ちょっと悔しいくらい。
夢とか希望とか諦めない気持ちとか
今のインド映画は心にスッと言ってくるから
憎いなー。
軽めだけど笑いあり涙ありの定番インド映画❗
星🌟🌟🌟🌟ストーリーが面白そうだったので観たのですが…最初はコメディーのような軽めのタッチだったのですが話が進むにつれだんだん重くなって行きラストはちょっとウルッとする展開で良かったです❗他国との合作映画だからでしょうか定番の踊りのシーンをイギリスの警察官に踊らせるのは笑ってしまいました❗面白かったです❗
夢は世界をめぐる (ただし北半球のそのまた半分)
やっぱりインドが好き。なれど未だに、この空気感を上手く言葉で表現できないもどかしさ。
貧しく産まれるか。健康に恵まれるかは運次第。夢を持って行動すれば何かを変えられる。それを運と呼ぶのかどうかは分からないけど。
甘かったり、苦かったり。笑ったかと思えば真っ逆さまに垂直落下。助かったと思ったら地獄の一丁目だったり。運命の再会は失意のドン底の一分前だったり。歩く様なテンポだけど立ち止まらずにズンズン進む、持続性の無い、小さくて大きいどんでん返しの連続。
ハマる。本当に堪らないくらいハマる。
リビアの難民キャンプを発つ辺りからジワジワ泣かされて、最後はホンワカ。
夢見た男の壮大な法螺話でも良いけどね。大事な所、って何処なんよ?
撮影は「天国でまた会おう」のバンサン・マチアス。多国籍合作は駄作と思え、の法則(俺調べ)に反する五カ国合作の佳作。
今回も、まんまとしてやられました。
良かった。とっても!
ーーーーーーーー
7/15追記
音楽は丸っ切りのインドスコアなれど、録音はパリのスタジオ。弦楽団のクレジットは完全にヨーロッパ人だったのが印象的だった!Christpherなんて名前の人がヴィオラで、ウィ〜イ〜ン、パッ、パッ、なんて演ってるんかと想像すると、結構燃えてくるw
旅に出たくなる、飛行機の予約したくなる、
一時間半のエンターテイメント。
伏線を全部回収して、笑って泣いて感心して、「うそでしょ。」って、突っ込み入れて、最後まで見たら、旅に出たくなる映画です。子役も可愛いし、女性はみんな綺麗だし、主役には絶対惚れないケド、何か、好きになっちゃう❗️中味よりノリで楽しんで欲しい✨
奇想天外な法螺話
少年院に行くはずの少年たちに、学校の先生となった主人公が、自分の昔話をする形で物語が進みます。
作中で主人公が言っているように、そのすべてが本当ではなく、かなり盛った作り話の要素が入っています。
各国の移民管理局のひどさなど、時事ネタも織り込んで。
そのため、軽妙な笑いと、それはご都合すぎるだろというツッコミどころが、交互にやってきます。
そもそもこの映画は実録・実話ものではなく、原作はフランス発のコメディ作家によるケータイ(スマホ)小説『IKEAのタンスに閉じこめられたサドゥーの奇想天外な旅』。
インド映画っぽいですが、アメリカ・インド・シンガポール・フランス・ベルギーの共同制作。
奇想天外な法螺話を、軽妙なリズムで見せてくれる作品だと思えば、かなり楽しめると思います。
(リアル志向の人にとっては、「ふざけんな」って感じになると思うけど)
ダンスシーンもいいしね。
95分と、短いのも好印象。
単純に映画を楽しみましょう。
完璧な旅行映画。
自由な時間の無い貴方、2時間弱でインド、フランス、イギリス、イタリア、リビアに行けますよ!!
しかも底儚い感動付き(^-^)v
この映画の根底には、善行があって誰もが救われる。
生きてゆく為に、こそ泥大道芸人となった主人公がゆく先々で良いことをするお話し。
悪いことばかりしていたのに、教師になるって、あり得ないけど、ソコは映画なので。
個人的にはローマでベレニスが・ペジョとダンスするシーンが最高でした。
ファンタジーになりきれない虚構世界
タイトル長っ!(笑)
インド人青年が、旅先フランスの家具店でクローゼットに隠れて眠っている内に、家具ごと海外に輸送され、様々な出来事に巻き込まれながら国々を点々とするという、まさに奇想天外な筋書き。
なのだが、思っていたほどはっちゃけた内容でもなく、現実と虚構のバランスが、ちょっと中途半端な感触。
人生は自分で切り開くのよ、と、母の教訓を持ち出す割には、主人公の行動原理は一貫性がなく、大方成り行きで流されている感じだし、目の醒めるような驚き展開や爽快感は余りない。
ただひたすら、主人公の明るく憎めない愛嬌に全てが救われている感じ。
どうせ成り行きなら、徹底して運や偶然だけで昔話のように人生大逆転とか、ホントに世界中巡りまくるとか、もちょっと吹っ切れてくれてれば、面白く見られたかも。
難民問題など、世界情勢もさりげなく盛り込まれているが、突っ込んで描かれていないので、感じ入る所なく薄い印象のまま終わってしまった。
運命の出会いをした恋人のスタンスも不可解。
主人公に再会の約束をすっぽかされて、他の完璧な男性と偶然の出会い、幸せな恋人生活…の果てに、何故全て放り出してインドまで主人公を追ってきたのか???
まあ、どこまでが真実か解らない、主人公が語る『物語』なので、ほとんど妄想って可能性もあるが(笑)
主人公は多分、手品を見せるのと同様に、『物語』で人々を喜ばせ、夢を与える事に、自分の人生の喜びを見出だしたという事なんだろうなぁ。
世界は広くて、思いもよらない出会いやチャンスがあるんだよ、と。
数は多くないが、歌やダンスのシーンは華やかで楽しい。
家具店、パリやイタリアの街並みなど、ビジュアルもお洒落。
重い気分にさせられる展開も殆んどないし、後味は悪くない。
上映時間も100分ほどと短いので、今日は仕事帰りに外国料理食べに行って海外気分に浸るわー、程度の、カジュアルな感覚で楽しむといいかも。
貧困は罪ではない
少年院に入ることになった3人の少年達の元にやって来た男が自身のやんちゃな過去や数奇な旅について話をする物語。
父親が誰かは知らされず母親と二人で暮らす少年が、ある日自分が貧乏であることと貧乏から抜け出したいということに気付き、金を貯めてパリへ行くことを夢見るところから展開していく。
ヒューマンドラマとはいえコメディ全開のおとぎ話的ストーリーで何でもあり。
何でもありが過ぎるが故に愉しい空気感ではあるけれど笑いは少なく、当然ご都合主義まっしぐらであり感動もあまりなかった。
そういえば昔「POVERTY'S NO CRIME」というバンドがいたな…何て頭に過ぎった。
巻き込まれ型ロードムービー
やっぱり邦題名が気になって観てきました。
フランスでベストセラーにもなった「IKEAのタンスに閉じこめられたサドゥーの奇想天外な旅」の映画化。
自分探しの多いロードムービーですが、今回の作品はインド人の主人公がトラブルに巻き込まれながら旅をする、トラブル巻き込まれ型のロードムービー。
…ではあるのですが、テンポが良くキャラも良くて、ダンスもあって…で最高でした。
ひさしぶりにほっこりできる作品に出会えました!!
悪ガキたちに語って聞かせる物語
貧困や難民問題など社会的な問題を題材としつつも、ハラハラしながら楽しめるコミカル・ロード(と言えるか?)ムービー。
インド人のアジャが主人公であり語り手ですが、彼が各国を転々とするなかでいろんな人種・過去や背景の人たちと出会い、そこでアジャが体験する様々な事柄から、自分が思う「善悪の判断」を考え直させてくれます。
インド映画によくあるミュージカルシーンもありますが、監督さんはケベックの人だそうです(ま、原作はフランスだしね)。テンポよく進む展開で96分の上映時間もとても観やすくていいですね。
私的には、ちょいちょい出てくるアジャの出逢う彼女の友達が、ピリッとスパイシーなキャラクターでいい感じです。
もっとハチャメチャかと思ってた
ビッグフィッシュを思い出させるようなファンタジーな展開。歌って踊ってとインド映画っぽさ(?)が笑えるし、子役がニュー・シネマ・パラダイスのトトみたいで愛着がわいた。ハッピーな気分にさせてくれる心地よい映画。
奇想天外なストーリーに引き込まれ、少し良い気分で映画館を後に出来る小品
魅力的な映画タイトル「原作:IKEAのタンスに閉じこめれたサドューの奇想天外な旅」に惹かれたのと、フランス・ベルギー・ドイツ映画ってどうなるんだ?という単純な動機で鑑賞。突っ込み所満載なストーリーだが、欧州が抱える難民問題もさりげなく盛り込み(このシーンで主人公が行った行為に不覚にも涙腺緩む)、ラストは矢張りそう来ますかと思うのだが、それが心地良い小品であった。随所に金言が散りばめられた安心して観れる良作である。女性キャラも魅力的で大作が続いた昨今、このような人間性肯定をベースにした96分の作品を鑑賞するというのも良いのではないでしょうか。
全22件中、1~20件目を表示