劇場公開日 2020年11月20日

ばるぼらのレビュー・感想・評価

全140件中、121~140件目を表示

4.5原作も読んだ上での感想。ブラックジャックや火の鳥にも時々人間のどろ...

2020年11月21日
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鑑賞方法:映画館

原作も読んだ上での感想。ブラックジャックや火の鳥にも時々人間のどろどろした感情や欲求を書いてきたのは承知しているけど、ここまでの作品は今回初めて読んだ。
宣伝用のビジュアルだと原作通りだな~という感じだったが、映画としてみると期待以上だった。
まず、二階堂ふみのばるぼらがなければ、稲垣さんの美倉もなかったと思う。
ばるぼらがひとりで町中をぶらぶらするだけのシーン、虚ろな視線と何かを見据えた視線が入りみだり、ばるぼらがとても不思議な存在なのを印象付ける。美倉が何故かあそこまでばるぼらに魅了されるのかの片鱗がわかる気がする。
R指定なのはしょうがないが、とても儚く悲しい物語だと感じた。

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めぐっちょ

5.0ばるぼらの異次元な世界観と男女の本質が魅力的

2020年11月21日
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興奮

知的

萌える

SMAP時代の吾郎ちゃんだったら、絶対に引き受けられなかった役どころだったと思いますが、R15+だけあって、まさかの吾郎ちゃんの姿に衝撃を受けましたが、美倉洋介はハマり役だったと思います!朝ドラで清純派な二階堂ふみさんも全く真逆の役どころでさすがの女優魂を見た気がします。2人の官能的で芸術的な美しい姿には、うっとりと見惚れてしまいました。手塚治虫の大人向け漫画のストーリーの異次元な世界観と魅力的な展開にどっぷり浸ってあっという間でした。生配信の舞台挨拶では、御三方から率直なお話を聞く機会があって得した気分になれました。手塚眞監督も、ダンディで素敵でした。イタリアのファンタフェスティバルで最優秀作品賞受賞の作品ですから、マジで必見です!

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まりん

4.0二階堂ふみさんの牽引力が素晴らしい!

2020年11月21日
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序盤は本当に取り留めのない話を観て、また芸術性ってことで誤魔化されるのか?と思っていました。
お話の展開は普通のような感じでした。原作発表当時(40年前くらい?見たことないですが)は斬新だったのかもしれないけど。。
ただ人気小説家美倉洋介がばるぼらに堕ちて行き堕落していくだけの物語なら切ないだけでつまらないと思いますが、美倉の裏切り(?)で破局したばるぼらとの関係が戻って行ってくれることでバランスが取れているように思います。
ばるぼらも破局の原因を“美倉の裏切り”としていましたが、そのシーンを見逃したのか?美倉は何もしてないような気がします。
一番好きなシーンは破局後の再開でばるぼらが美倉を受け入れるところで人間味のない掴み所のないばるぼらが人間味が感じられて愛おしく見えてきました。
あと、藁人形の効果の絶大さと即効性が凄かったww
最高なのは二階堂ふみさんのからだです。少しはスケベな目も好みもあります。ヌードのシーンのある作品には過去にも出演されていますが今回の出演は後半ヌードが多いということもあるのか、素晴らしく美しく仕上げてきている印象を受けました。ただ絞るだけじゃなくかわいい顔立ちも含めた全身の比率が完璧で意識の高さを感じました。元々かもしれませんが。。。これだけ二階堂ふみさんが仕上げてるのに、吾朗さんときたらわがままボディがすぎる印象てしたwww
なんか私の感想だとうっすくてエロいだけのようですが実際はもっと深くて素敵でした。

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Reo13

0.5はっきり言って耽美的でもなんでもない。

2020年11月21日
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原作は読んでいないので、ざっと、あらすじを読んでみたところ、ちょっとラストの方が原作とは違ったのだが、
多分、その部分が、最後なんとなく伝わりにくいまま終わった原因のように思う。

映像も耽美的で美しいと聞いていたような気がするが、全然、美しくない。
期待していただけに、かなり残念。
稲垣吾郎さんと二階堂ふみさんの演技は、体当たり感があって良かったが、
逆に監督が手塚治さんの息子さんだったことが、良くなかったんじゃないか。
海外での評価は高かったかもしれないが、ある意味作り手の自己満足な感じが見えて、それがつまらなく感じた。

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七星 亜李

3.0物語の描き方は物足りないけど、女性の胸の描写は溢れるほどあります。

2020年11月21日
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二階堂ふみ演じる主人公「ばるぼら」って結局何者なの?って思っちゃうような作品をあまり良い作品とは思いません。
また、稲垣吾郎演じるもう一人の主役にどう影響与えたのか今一つわからない。彼の描き方はもっと工夫できたのでは(空想による極端な性的嗜好は話がややこしくなるだけで意味あるんでしょうか?)。

漫画界の巨匠のお子さんが監督ということですが、「うーん。なんだかなあ」といった印象。

二階堂ふみは相変わらず脱ぎっぷりいいですね。これまでも脱いでいますけど、朝ドラ女優とはとても思えない。

脱ぎっぷりのよい二階堂ふみのおかげで点数は少し高めです。

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お抹茶

2.5朝ドラ女優が裸一貫になる映画

2020年11月21日
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渡辺えりさんと二階堂ふみさんのキャスティングは、もうこれしかないって感じでしたね。最高でした。

芸術は学問(特に義務教育期間)と違って、正解がない、転じて作り手の感覚が受け手の感覚と合うのかどうか、もしくは作り手が自分自身の感覚を信じて発信したものに受け手が呼応することができるか、これがいわゆる“ヒット作”になるための道だと思っています。かつて人気作家だった、今もぼちぼちの作家にとって、ばるぼらは如何なる存在になるのかというようなお話でした。

結局男性に対しての女性って高める術のものでしかないのかなと僕は思ってしまうのですが、現代版として上手くアップロードしたんだろうなという制作陣の努力が伝わってくるシーンも多くありました。屍と性交は流石にビビりましたが…(笑)

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わたろー

5.0すごい作品!

2020年11月21日
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舞台挨拶中継鑑賞
稲垣さん、二階堂さん、手塚さんのステキなスピーチでした。
二階堂ふみさんの美しさにまた感動しました。

11月28日
2回目鑑賞
やっぱり素晴らしい作品です。
ラストの二階堂ふみさんの静止姿が素晴らしい!

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かん

4.0たぶん、手塚治虫は二階堂ふみが好き

2020年11月21日
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鑑賞方法:映画館

多数の手塚作品を読み観ているがこの原作は知らない。一般論としては、原作はともかく映画にした以上映画として成立していることを期待して観ている。
今回、”ばるぼら”は映画として期待以上の出来だった。
原作を知らないおかげか原作そのものより原作者の影が重なり複雑な精神世界を感じることが出来た。監督も私と同じく仰ぎ見ていたであろう手塚治虫の精神世界である。手塚真監督も治虫氏のプレッシャーを感じたと思うが映画として結実できたと思う。
手塚治虫の超多忙な仕事中心の生活ばかりをドキュメンタリーやインタビューで知ることが多かった。そんな中で作家としての主人公に仮託して憂さを晴らしていたのかもしれない。色々もやもやする親父の思いを実写化しきった息子。
二階堂ふみ、文句なし。手塚漫画に出てきそうな丸顔でエロい体を惜しげなく晒す。死体をしていても絵になる。

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HigeKobo

1.0馴染めない

2020年11月21日
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鑑賞方法:映画館

163本目。
最初に?
ずっーと?
な訳で、途中から考えるの止め。
なんか馴染めない。
二階堂ふみが脱いでいるなんて知らなかったし、絡んでいるとも思わなかったけど、全くと言っていい程、そそられない。
こればっかりは仕様がない。
単細胞の俺の理解力がないだけだから。

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ひで

3.5【倒錯世界】

2020年11月21日
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この作品、レビューはけっこう難しい。

手塚治虫さんの「ばるぼら」は、美倉が倒錯した世界に落ちていく様が、きっちりストーリーとして描かれていて、映画は倒錯した部分にフォーカスしすぎているのかなと、少しもやっとした気持ちになった。

海外と共同制作で、この倒錯した世界の物語は外国でも理解されるのかと少し驚いたし、でも、よく考えたら、世界的権威とされる作家にだって、のんだくれで、生前は相手にされなかった人も結構いたように習ったし、もしかしたら手塚治虫さんも他のSFや神話、宗教や歴史物を手掛けながら、倒錯する世界に足を踏み入れていたのかと興味をそそられる。

手塚治虫さんの描く女性の裸身の曲線はとても美しい。
実際の女性の裸と、縄文のヴィーナスのちょうど間くらいの感じというか、エロティシズムと神々しさのようなものが混在している気がするのだ。

そう言う意味で、二階堂ふみさんのばるぼらは、良かったと思う。

男は女性が好きだ。
たとえ、社会的地位を手に入れようと、金が有り余っていようと、自分の理解のカテゴリーからはみ出すような女性には特に興味を惹かれる。
作家なら、創作意欲が駆り立てられてなおさらかもしれない。
そして、これは世界共通かもしれない。

倒錯世界にストーリーは要らないという人もいるに違いない。

ただ、僕としては、原作を知っているぶん、もう少し、二人して落ちて行く過程が欲しかったと思う。
よってマイナス1.0。
でも、二階堂ふみさんの熱演にプラス0.5ということで。

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ワンコ

4.0幻想的な官能

2020年11月21日
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アダルトでいかがわしさ全開な手塚治虫の原作が持つエネルギーを、余すことなく映像化。
官能シーンが幻想的で、画面が美しく見えました。
そこにかぶせられた橋本一子さんの音楽が効果的で、バシバシ観ながら叩かれているような感覚すら。
そして、女に溺れて堕ちていく男の愚かさと滑稽さと悲壮さを稲垣吾郎が熱演。
いいもん、観ました。

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コージィ日本犬

3.5良かった

2020年11月20日
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稲垣吾郎は、はまり役だと思います。
マスコミにも登場する人気作家ですが狂気の芸術家が共存しています。
バルボラは狂気の先鋭化のシンボルであり、アクセラレーターなのです。
後半はついて行けなくなりそうになり、もっと面白くできる題材だと感じましたが、それでもラストはもりかえして良かったのではないでしょうか。
二階堂ふみの演技には驚きました。
一般ウケは難しそうですが、迷う人はぜひ劇場で観ましょう。
こういう映画をこういうキャスティングでこういう演技でみられたのが嬉しかったです。
音楽もとても良かったです。

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SUZUKI TOMONORI

5.0とにかく美しい

2020年11月20日
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去年の東京国際映画祭以来、ずっと公開されるのを待っていたので、今日初日に観賞出来て嬉しかったです。
稲垣吾郎さんと、二階堂ふみさんのオールヌードのシーンがとにかく美しくて、見惚れてしまった。
美倉の異常性愛は、理解出来ない所だけど 怖いもの観たさが、優って こっそりまた観に行きます。

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サンボ

5.0観る麻薬

2020年11月20日
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興奮

知的

萌える

最初は主演2人の美しさに眩惑され、観た後、ぼーっとして街へ出た。ストーリーを確認したくなって原作と公式読本を読み、再度鑑賞したけど、またもや脳内がフラフラに。映像と音楽で異世界に誘われて「解釈はご自由に」と放り出されるから、妄想に耽って抜けられない。これ麻薬的な映画かもよ。

それにつけても稲垣吾郎さんと二階堂ふみさんの美しさが際立っている。実年齢20歳差かぁ。絡みのシーンが多いから、これ以上若くても歳を取り過ぎても、この組み合わせは難しい。共演はまさに奇跡のタイミングだったんだなぁ。大画面で観られて眼福でした。

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sabu

3.5二階堂ふみが美しい裸体を披露

2020年11月20日
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悲しい

萌える

小説家の美倉(稲垣吾郎)が酒飲みのフーテン少女(二階堂ふみ)を家に連れて帰るとなぜか筆が進む。美倉はマネキンや犬とセックスする(幻想が混じってる)ような異常性欲者だが、その都度ばるぼらに助けられる。
美倉とばるぼらのベッドシーンも有り、眠ってるのか死んだのか、目を覚まさないばるぼらを真っ裸にして椅子に座らせて小説書いたり、幻想か現実か区別が付かなかった。
二階堂ふみの裸体は美しかった。
石橋静河は献身的で可愛かった。

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りあの

4.02019年東京国際映画祭にて鑑賞しました。 11月20日公開という...

2020年11月16日
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2019年東京国際映画祭にて鑑賞しました。
11月20日公開ということでワクワクしています。
手塚治虫原作、その息子手塚眞監督、クリストファー・ドイル撮影というだけで期待MAX。
手塚治虫漫画の世界観は、少し大人向けの作品では人間を超越した処にあるように感じます。その中でも彼自身を投影させているような、作家として苦しんでいる様子が伺える作品だと思います。そして、手塚眞監督の作品は芸術的で観念的だと思います。現実なのか幻なのか、いつの時代なのかも関係ない普遍的なものを描いているように感じます。
稲恒吾郎は小説家美倉洋介そのもの。彼は孤独と苦悩を内包した役がとてもよく似合います。そして二階堂ふみはばるぼらそのもの。中性的にも色っぽくも変幻自在です。そして何より2人の美しいシーン。クリストファー・ドイルが撮影しただけあり、しっとりと幻のような何処だかわからない世界が広がります。
何度も観たいと思います。

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MA-TO

5.0秀逸な稲垣吾郎

2020年10月28日
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映像化の困難なこの作品に稲垣吾郎さんが信じられないような挑戦している事に驚く。
堕ちてゆく男なのに不潔感や卑しさが出ないのは彼の人間性なのだろうか。
猥雑な街を歩き回る姿も美しくて一服の絵を見るように見惚れてしまう。

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ガルシア

4.0官能的かつ破滅的で映像美溢れる妖しい世界観

2020年10月12日
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知的

東京国際映画祭で観ました。
艶かしいはずのシーンも美しく描かれていました。
音楽も映像とマッチしていて官能的で妖しく兎に角オシャレ。
ばるぼらの二階堂ふみさんは、ばるぼらそのものにしか見えませんでした。
ばるぼらに翻弄される美倉こと、稲垣吾郎の堕ちていく様も見ものです。
ラスト、ばるぼらを貪るように求める美倉の姿に胸を打たれました。
芸術として捉えると楽しめると想います。

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らびっこ

3.5TIFF2019にて

2019年11月3日
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TIFF2019にて『ばるぼら』を鑑賞。
稲垣吾郎演じる異常性欲に悩まされている耽美派の人気小説家・美倉洋介のエロティシズムな狂気っぷりと、二階堂ふみ演じるばるぼらの大酒飲みで自堕落だけど何とも言えない魅力のあるミューズ感が良かった。

本編とは関係ありませんがワールドプレミアと謳っておきながらキャストの舞台挨拶がないのはちょっと残念でした。

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たのくら