「ばるぼらちゃんは楽しいエッチができる」ばるぼら とびこがれさんの映画レビュー(感想・評価)
ばるぼらちゃんは楽しいエッチができる
なんか情愛シーンでピアノ曲を流してただ魅せるというのは定番というより仕方ないんだなと思いはじめました。そのモノの音を入れる、語りを入れる、窓の外の生活音だけ入れる、音楽を入れるくらいしかないですしね。
ただ世のミュージックビデオを観ると、夜景が映るとか窓際で外を眺めるとか特に意味のない映像を採用することもありますよね。それは曲がメイン、映像がサブだからそれでいいんです。が、二階堂ふみが勃起した乳首までさらして演じてるのだから音楽で中和せず喘ぎ声でよかったと思います。
日本人のセックスには暗いのが多いと思います。お金のため家族のためにあなたに抱かれます、誰にも承認されなくてセックスに依存してる、愛する彼にもう愛されてないが体だけでも求められるのは嬉しい、等これは女性ですか。金払って10代の子を性ペットにすることで得る自己肯定感、デートをめんどくさいと思いつつこなし夜のホテルで抱くと愛しくなる自分の中の乖離は男性。作家の美倉も仕事が上手くいってない状況でする不安を性にぶつける一心不乱エッチです。
しかしばるぼらちゃんは、楽しいエッチができる子だと思います。出自が謎すぎるので。前の男がだとかを引きずらないで、美倉が好きで、美倉を助けたくて、美倉と思いっきりエッチがしたいという子です。もっと観たかった。
おっぱいが見えるのは一瞬かと思いきや、翌朝のキッチンみたいなとこで後ろから触られる二階堂ふみは想定外で、そのシーン何度も観てしまいました。
異常性欲男と、いきなりエッチ謎女。2人ともいらない諸事情をエッチに持ち込まないので、
エロい。という感想でいいよね?
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