「惜しげもなくふみ。更にふみ。またまたふみ。ふみふみふみ。」ばるぼら bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
惜しげもなくふみ。更にふみ。またまたふみ。ふみふみふみ。
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チラッとアリバイ作り程度の裸身かと思いきや、とんでもない、とんでもない。ガッツリです。エロティシズムと言う観点からは、物足りねーよ!と言うムキもおられましょうが、体はってるわよ、女優魂ぶつけとるがな、な感じはヒシヒシと伝わって来ました。
遠い過去に原作既読も完全に忘却済み。手塚ワールドの再現性の高さを感じる冒頭部。ばるぼらは美倉の深層心理が作り上げた幻影、的な描写は、1970年代の「汚れた都会」が如く撮られた東京の風景に溶け込む中盤。軽い狂気とオカルトにたじろぎながら、最終章に突入。美倉は「ばるぼら」を書き上げ、深層を吐露した事を示唆しながら終わります。
都会の汚物とは、三倉自身の心の底に沈んだ深層心理(憎悪・エロ・理想・プライド・自己嫌悪などなど)の事なんかいねぇ…
音楽は橋本一子さんで完全にジャズ。ベースは私が勝手に師と仰ぐ井野信義さん。個人的には大好きどした。
手塚作品の中で、何故に、よりによって、ばるぼら?ってのは有りますが、稲垣吾郎さん、二階堂ふみさんともに、難しい役どころにガッツリ取り組んでやり切った感があって良かったです。
※以下、独り言みたいな、どうでも良い話。
感想文のタイトルを書いて悩んだ。しばし。
「こりゃ、やばいで。」
結局、修正した。
ヤバイ単語は「ふみ」に置換した。
置換前は…書けないw
ヒント
鍋にする「亀」さんは何?
うっわ。やっぱり、書けねぇわ。
断じてw
スッポンポン、とか。ねぇ。
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