「映画の賛否ではなく何があったか…」Fukushima 50 零式五十二型さんの映画レビュー(感想・評価)
映画の賛否ではなく何があったか…
序盤から緊張感がMAX。
そのまま進むあの時あの場所での出来事。
私は大阪で仕事中にこの揺れにあった。
オフィスは22階。
隣のビルの窓枠の線が動いている。
ビルが揺れているのだ!
阪神大震災の事がよみがえる。
人生で初めて「死」を覚悟した時。
「またか」と。
新聞、テレビニュースで伝えられていた事以上に現場の被災は凄まじかったんだとこの映画は教えてくれた。
映画は事故当初しか描けないが、充分に伝わる。
被害を食い止めるため、町を、家族を守るため現場の人たちは命懸けで対処した姿を映像化されるだけで胸が熱くなる。
崇高な意志のもと、日本人の誇りの原点がここにある。
今もこの戦いは終わっていないと思うとツライ…
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