「誰もが観るべき作品」Fukushima 50 しげのんさんの映画レビュー(感想・評価)
誰もが観るべき作品
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あの日、絶望的な状況の中で現場の作業員の方々が、どれだけ必死に日本の為に頑張ってくれていたのかを知ることができ、感謝の想いしかありません。
原発周辺の住民の方々が避難するシーンがありましたが、この日から9年経った今でも、この住民の多くは家に帰れていないという事実にゾッとしました。
また、登場人物の父親が原発が出来たおかげで、出稼ぎに行かずに家族と暮らせると言っているシーンがあり、原発を巡る問題は安全性だけでは解決しないと言うことも認識しました。
原子力発電に関する問題は様々な政治的な立場や意見があるとは思います。しかし、あの時絶望のどん底で現場の作業員がどれだけ必死に職務を全うしていたか、原発周辺の住民はどのような気持ちで避難していったか。来年に復興五輪を控えているからこそ、この映画を観て、それを改めて知るべきだと思いました。
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