「生きる」Fukushima 50 なたさんの映画レビュー(感想・評価)
生きる
久しぶりに最初から最後まで涙が止まらない、ハンカチがハンカチの役割を十二分に活躍させた作品でした。
原子力発電のシステムに関して、専門用語も出てきますが、素人の私にも、なんとなく理解できるように、ちょいちょい解説も入っていて、今何をすべきなのか、それがどんなに難しく、どれだけ大事なことなのかがよく伝わってきました。
地震・津波という、どうしようもない天災、エネルギー、立地の良し悪し、経済的効果などなど考えてしまったことはたくさんありましたが、大事なメッセージはエンディングに込められていたと思います。
2011年3月の震災を風化させずに、誤ちを繰り返さないと言いながらも、日々、あの衝撃を忘れて怠惰な生活に自分堕ちていたなと反省しました。
現場で命をかけて対応してくださいました皆様に感謝の一言です。
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