劇場公開日 2020年3月6日

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「食材と調味料はいいものが揃っているのに」Fukushima 50 ハバネロ入りカレーさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0食材と調味料はいいものが揃っているのに

2020年3月12日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

難しい

良い食材(ほぼ世界の全ての人々が目にして来た現実に起きた事)と調味料(豪華で演技力抜群な俳優陣)が揃い、さあ、絶品料理(素晴らしい映画作品)が楽しみ~♪と思ったら…

料理人(監督・脚本)があまりにも能力不足だからか、あまり美味しくない料理を食べさせられてしまったって感じ
あの4~5日に起きていた事の再現が良かったが、途中から特に後半のお涙頂戴的な場面の連続に霹靂
なぜ、邦画ってこうもお涙頂戴したがるのだろう?
感動の場面は、吉田さんが伊崎さんへの手紙や吉田さんの葬儀だけでいいだろう
そうする事で問題の本質等から観客の目を逸らしたいんでしょうね
当時の菅直人民主党政権の無能無策ぶりを強調しているのにはなんだか政治的なものが
まぁ、でも、本作で原発は日本には不要だし、造り使って来たのが全くの間違いだったのを再確認再認識できたのが良かった
今、フクイチで何が起きているのかが殆ど描かれていないのと五輪を持ち出すのも減点対象だね
フクイチが完全に終わらない限り、復興等実現しない!
また、フクイチはまだまだ終わっていないのに、もう過去にしようとしているのも悲しいな~と思ったね

ハバネロ入りカレー