「迷っているなら観るべき」Fukushima 50 じきょうさんの映画レビュー(感想・評価)
迷っているなら観るべき
ほんとそう。
この映画は、あくまでエンターテイメント
なのだが、「実話に基づいた物語」と冒頭に述べていることは間違ってはいないと思う。
ただ、この物語に勝者はいない。
そして
ここからは私見
あのときも感じたけど、○ンとか言う総理が全ての足を引っ張っていることがよくわこかった。新型肺炎禍に真っ只中にいて、当時の政権与党の成れの果てのRM党のRhoが、対応が後手後手、場当たりみたいなことを言うが、どの口が言うのかと改めて思う。
現場の判断を本店が全面的に支援していたら、爆発しなかったかもしれない。
結末を知っているだけに、吉田所長(渡辺謙)も伊崎(佐藤浩市)も、主役ではあるが、敗北する運命だった。誰かを助けられたわけでもなく、思いを遂げたわけでもない。最悪の状況の中で、最善を尽くしたという意味ではヒーローだが・・・。
みんなが懸命だった。戦争映画とも言える。
しかし、報道でみた建屋の爆発のもと、あれ程の惨事が起きていたことに驚く。地震と津波の描写はもう少しリアルさがあってもいい。誇張とリアルの谷間で、少し嗤った。
ラストシーンのサクラは美しかった。涙が出るほど美しかった。であればあそこで流れる曲は、ダニーボーイではなく、「群青」だったろう。
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