「走ってたつもり」ブルーアワーにぶっ飛ばす Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
走ってたつもり
旦那有り、子供無し、同僚との浮気有りな都内在所30歳の女性CMディレクターが親友と共に茨城県の実家へ帰る話。
旦那と不仲じゃないけれど、仕事も今現在は問題ないけれど、という主人公が、親友とのお茶の後、婆ちゃんのお見舞いに茨城までGO!と車で向かうストーリーで、半分ロードムービー的な流れ。
実家の家族にも距離を感じ…というか自らATフィールド張りまくってるだけだけどねという主人公。
格好つけたいのか透かしたいのか、30歳でこれはやばいかも、兄貴のこと言えないよ、という感じから、少しだけ自分を見つめ直していくけれど、持つべきものは友だよなと。
超空気を読めるし超行動力あるしATフィールドとは無縁の親友ちゃんが有能過ぎたし、あの婆ちゃんは反則ですw
軽い空気感で笑わせ様としているのはわかるけれど、笑える場面は少々の空回り気味。生々しいところを受け入れられないヤツこそダサいのだということで、それなりには面倒くさいヤツを楽しめたかな。
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