「少年たちが苦しんだ場所は、少年たちの輝くステージへ【少年たち】」映画 少年たち K.Kさんの映画レビュー(感想・評価)
少年たちが苦しんだ場所は、少年たちの輝くステージへ【少年たち】
という事を伝えたかったという事だけは掴んだけど、脚本家の人はそこまで考えてないかもしれない…
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恥ずかしながらジャニーズ自体にわかな私、友人に連れられて初鑑賞。
結果。岩本照というアイドルに落ちました。名前から天才じゃないですか?照らすんですよ、ファンをステージを芸能界をあの笑顔で照らしてくれるんですよ…(???)
それはそれとして置いておいて。友人から聞いていましたが、ノーカット8分は物凄い迫力!
イケメンイケメンイケメン、そろそろ一人くらいイケメンじゃないのくるかな?来なかったー!!!最後までフルイケメン!10.0!素晴らしい!そんな感じでした。
結構インド映画要素やダサい演出、突然芽生える友情はすんなり受け入れて楽しめました。他ジャンルでトンチキに慣れすぎたのかも。
途中で愛やら何やら謎の文字が出てきた段階であーはいはいこういう感じねなるほどね(分かってない)って感じ。
流石に空が青いからと歌いだした時は何言ってんだ???と思いましたけど顔が可愛いから許されるね。キュートフェイスなら空が青くて刑務所に入ってもおかしくないわ。おかしいけど。
ただちょっとキュートフェイスきょもくんが死んだあたりでえっ!?!?!?!?!?!?!?何があった!?!?!?!?!?とはなりました。何かが足りないって人が足りないんじゃない!?!?!?!?!?もしかして……きょもくんが足りないんじゃない…………!?!?!?
あとよこちょ、たまに足を引きずる演技忘れてて笑ってしまう。頑張って。貴方はもっと演技が上手だったはずよ。
脱走計画立てて刑期伸びなかったんだとか、みんな刑期クソ短いなとか、なんでみんな近くでちゃっかり再就職しちゃってるんだとか、母親どうなったんだとか、まあ……それはそれでいいんじゃないかな……
全てはね、私たちに託されていると。全て裏側は私達が深読みする余地を残してくれたんだと。
でもやっぱり、脚本家の人飽きた説がね、一番濃厚だと思うの。
その中でも深読みしたのは
『かつて少年たちがもがき苦しみ成長した場所が、今の少年たちが輝くステージへと繋がった』
『だからこそ、タイトルは少年たちなのである』という二点と。
よこちょが大人というメタファーであり、
『大人は知らない内に限界を決めるが、その場所が牢獄なのか、輝くステージなのかは紙一重なのである』という事なのかな。という点。
ただジュニアを全然知らない私、突然知らない子たちが踊りだしてびっくらこいたよ。みんなかわいいね。
とりあえず言えること。
みんな、顔がいい。足がなげえ。すごい。
その上で、岩本照という存在を知る事ができたという事実。
それだけで、もう一回見に行く価値はある。確実に。そんな感じです。