劇場公開日 2019年1月5日

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「【”スノーピアサーのティルダみたい・・”な若く愛らしき女性の”選択肢”が引き起こした珍騒動を”グレコローマン親子愛”を絡めて描き出す可笑しみ溢れる作品。】」レッスル! NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”スノーピアサーのティルダみたい・・”な若く愛らしき女性の”選択肢”が引き起こした珍騒動を”グレコローマン親子愛”を絡めて描き出す可笑しみ溢れる作品。】

2020年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

楽しい

幸せ

■ユ・ヘジンさんは韓国映画では”少し愛嬌のある普通のおじさん”を演じさせたら、オ・ダルスさん(今は、反省中・・。)と比肩する方だと勝手に思っている。
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 ユ・ヘジン演じるギボは且つて、韓国グレコローマンレスリング界(63㌔級)に君臨した男だが、今は息子、ソングン(キム・ミンジェ)のレスリングコーチ。
 奥さんは、ソングンが幼い時に他界している・・。
 ソングンにはガヨン(イ・ソンギュン)という可愛い幼馴染がいるが・・。
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 ■前半パート:可成り笑う。
 だって、幼馴染のソングンとガヨンがメリーゴーランドに仲良く乗っているシーンから、可笑しい。夫々の視線の先の人は・・。

 途中から、美しき女性医師ドュ・ナ(ファンウ・スルヘ)も参戦し、物語はヤヤコシクも面白く進む。

ー”ギボさん、亡き奥さんもあのように仰っているんだから、選択肢はドュ・ナさんじゃないの?”と勝手に思っていたら、あの可笑しき”ギボさん食中毒入院時”の、”ギボさん腹痛で病床に仰臥姿”を挟んでの”小娘VSおばさん”シーン。ー

 ■後半パート:可笑しみはそのままに、沁みる場面が挿入されてくる。
 ・ガヨンの決意

 そして、ソングンはガヨンと父の相合傘の姿を見て・・、怒涛の勢いで試合を勝ち抜き、決勝戦へ・・。
 ーレスリングシーンも見応えあり。キム・ミンジェさん、身体作りも含めて、相当トレーニングしたんだろうなあ・・。こういう所、大事です。-

 ・ソングンがレスリングを始めた本当の理由が明らかになり・・・

<モテモテ、ユ・ヘジンさんの姿が、途中から”こりゃ、モテるよなあ・・”と思えてくるから、”あな怖ろし”韓国映画の作品製作力、と思った作品。
決して邪道ではなく、正統的親子愛、家族愛をコミカル要素を絡めて描き出した作品でもある。>

NOBU