ゴジラvsコングのレビュー・感想・評価
全600件中、301~320件目を表示
わはははははははは♪
レビュータイトル
「ロボットガッズィーラではなくてメカゴジラ♪」
にするつもりだったけど「あれ?これってネタバレになるか?」と思い変更。
ゴジラが好きな。コングが好きな。大怪獣が好きな。
すべての子ども達と、かつて子どもだった大人達へ。
大丈夫です!制作スタッフはみんなの観たいものをわかっています。
安心してシアターへ足を運んで下さい♪
頭が大人になっちゃった人には、多々ご不満もおありでしょうが、でもね。
ゴジラって「大怪獣映画」だからw
(多くの子供達が楽しめるストーリーとしては、これくらい起承転結きっちりの勧善懲悪が最適だと思う。)
ゴジラ映画とはそもそもの始まりが
「戦後の暗い社会を尽く破壊、無秩序に陥らせる和製キングコング」
「核という人間が生み出した恐怖の象徴」を「体現」したのがゴジラ。
人間の身勝手さで生み出され、人間の身勝手さで葬られる。
キングコングだってそうだよね。
見せ物にされる為に髑髏島から連れて来られ、逃げようと暴れれば殺される。
ゴジラもコングも
「着ぐるみの巨大生物が、人間の身勝手さに怒り大暴れする映画」
であれば、コンセプトはバッチリOKなのだ。
その後、長い時間をかけて変遷してきた追加設定は「とりあえず、そういうパターンもアリよね」という派生系として解釈すべきで「追加設定に捉われ、作品を酷評」するのは、どこか本末転倒な気がするのだ。
(ただし「怪獣対決」がこれだけ前面になったのは小栗旬の英語力不足により人間ドラマを描いた部分が大幅にカットされた為。脚本のウェイトを怪獣対決メインにシフトせざるを得なくなったのだ。
ネイティブ達にまともに聞き取れるだけの発音が出来ず、声の演技がまるで出来ない小栗の出演シーンは当初の予定より半分以上削られたという。salmonの発音は何百回繰り返してもsalmonには聞こえないとのダメ出し。小栗の初登場シーンもまるっきり変更。
人間ドラマ部分を変更せねばならなかったのは監督も苦渋の選択だっただろう。当初の脚本には、蓮が何故、父と違う志に立っているのか描かれていたらしいのだから。(小栗はその設定が気に入り、オファーを受けたとか)
白目のカットは監督の眼には「出来の悪かった子が迫真の演技で頑張っている!」と映ったのではないかと思う。凄く褒めてくれたそうだから。監督にしてみれば「この場面をしっかり活かしてあげなくちゃ!」と、そう思ってしまったのではないかなぁ。
最終的な完成フィルムで敢えて、芹沢博士との関係に言及しなかったのは「次回作には小栗を使わずに済むようにする為」というのは考え過ぎか?生死を曖昧にしたのは、今後格段に英語力向上があれば再チャレンジさせてあげたい温情か?
小栗くん、2019に1年間L.A.にて語学留学していたのにね。発音の壁は大変だ。)
主役はコング。いいんじゃないかな。
62年の「キングコング対ゴジラ」はキングコングがゲストで、早い話がプロレスの外国選手招聘試合だもの。
(例えじゃなくて、本当に力道山vsルー・テーズに因んでいるから。プロレスで正しいんです。コングvsゴジラの伝統は)
「反核のメッセージ性よりも単純痛快エンターテイメント性が強いパターン」はこの時に生まれたわけで。
だから、今回はゴジラがゲストとしてハリウッドにお伺いしたのだ。
その分「おもてなし」の姿勢は良かったと思うよ?
どう見たって明らかに「ゴジラ最強!」じゃん!
コングも「あるアイテム」をゲットすれば、何本かに1本は勝てる、というくらいの力関係だよ、今回のコングvsゴジラは。
こんなにも強い「最強のライバル」という形で出演させて貰えたなら、日本人として満足だ。主役よりも人気の高い最強ライバル役ってよくあるじゃないw
制作陣の「ゴジラリスペクト」を感じられて嬉しい。
勝敗はどうせ「大人の事情による玉虫色の決着」になるのだろうと思っていたから、このラストは非常に嬉しい。
先日、シアターで観た「グレートマジンガーvsゲッターロボ」と同じパターン。
しかも、ただの◯◯◯◯◯じゃなくて、◯◯◯◯◯◯由来よ!◯◯◯!(笑)
もう、最高!だろぉ?それはw
トライスター版のGODZILLAにおける日本人の(いや、世界中の)落胆を、レジェンダリーが拾い上げてくれた。
東宝ゴジラのレガシーを受け継ぐ作品としての新たな創造がなされたと思う。
「ガッズィーラ」ではなく「ゴジラ」というこだわりがアメリカにも伝わったのは渡辺謙さんの功績ではなかろうか。謙さんがGodzillaの部分だけは「ゴジラ」と日本語発音を貫き続けた事は、各国の観客達にもキッチリと伝わったと思う。
今回も、バーニーがロボットガッズィーラと言った直後に、ジョシュがしっかりと日本語発音で「メカゴジラ」と言ってくれるのは胸熱ポイントであった。(吹き替えではわからないけれど)
ギャレス・エドワーズ監督は
「ゴジラのような怪獣映画を見たい時、人間の闘いなんて見たいとは思わない」
「優れたSF作品に共通するのは2つ。1つはただただ面白くエンターテイメント作品として怪獣の闘いを観たいという観客の思いに答えること。もう1つは物語の背後に隠れた意味を、説教臭くしないで伝えること」と語っている。今回のウィンガード監督にも同じポリシーを感じた。
香港?いいじゃない。
昭和じゃあるまいし、今時あれだけのネオンギラギラ高層ビル群って中華圏ばかりだと思うよ?超カラフルなエンパイアステートビルって感じで面白かったよ。
大連万達の王健林だって、もしかして怪獣やヒーロー映画が大好きなのかもしれないしw
(しかし、今、完全に中国政府に目をつけられ厳しい圧力に晒されているから、万達電影もそう長くない気がしないでもない。王氏ほどの大富豪、権力者でも政府に逆らえばひとたまりもないって事か。数秒で20億人の中からたった1人を識別出来る監視カメラが2億台。国民にプライバシーはない。レジェンダリーが大連万達から再独立出来る未来もあるかもね。)
本作、オープニングではなんだかもう感無量だったよ。
キングコングの生みの親、メリアン・クーパーは1899年、6歳の時に叔父から貰った「赤道アフリカの探検と冒険」という本に登場する「無敵の森の王、ゴリラ」に魅了された。
成人し映画業界に進んだクーパーは「恐ろしい巨大ゴリラの映画」を作る為にわざわざ会社を移籍した。
クーパーの脳裏には「高層ビルのてっぺんで飛行機と戦うゴリラ」が浮かんでいた。
また、コモドドラゴンにも影響を受けていたクーパーは「恐竜型のドラゴンとゴリラが戦う図」もすでに浮かんでいたのだ!
キングコングとゴジラの対決は「映画キングコング」が誕生する遥か以前から運命付けられていたのである。
(今回のコングの人間臭さには、当時の特殊効果クリエイター、ウィリス・オブライエンが浮かぶ。彼は観客の共感を得るには半人半獣、顔は極力人間に似せるべきだ、と、主張したが、ゴリラを描きたいクーパーに押されて諦めたのだ。オブライオンの主張が100年の時を超えて、今回ようやく叶ったと思えば感慨深い)
ヒットラーが独逸総統に就任した年にキングコング誕生(ヒットラーもキングコングの大ファンだったそうだ)
終戦後、反核実験・反核戦争への強いメッセージを身に纏った和製キングコング「ゴジラ」が誕生。
やがて、恐怖の対象から「正義のヒーロー」「子ども達の人気者」に。
しかし、75年「メカゴジラの逆襲」を最後にシリーズは止まる。
ゴレンジャーの大人気。仮面ライダーとウルトラマンは新作は振るわなかったが、再放送の繰り返しで充分に子ども達を惹きつけられた。
10年後、1984年。30周年記念として原点回帰の「ゴジラ」が制作されたが、これは大コケ。沢口靖子は大根だわ、30年前風にしたいんだか現代風にしたいんだか「とりあえず秘密兵器と謎の生物と人形みたいな美人だしとけ!」的な印象だった。制作陣自体が「何を作っていいのか」きっとわからなかったんだろう。
大怪獣達の時代は、すでに遥か昔に終わったかのように見えた。
平成に入ってからは、ビオランテとかレギオンとか(いや、これは亀だけど)どーにも冷めた目で見てしまった。(観に行ってるじゃん!というツッコミは置いといて)
ただ、90年代には怪獣映画に少し醒めていた自分だが「夏休みの自由研究にモスラの絵を描いている小学生が沢山いるなぁ」と感じた事が強く印象に残っている。
98年。トライスターのガッズィーラ。
なるほど、欧米人の目にはこう映るのか。所詮、理解し合えない。
という人種の壁を感じる落胆。
99年。ミレニアムシリーズの始動。反核ではなく「大自然の脅威」にされたゴジラ。モスラ、ギドラ、メカゴジラという人気者達を共演させて「とっとこハム太郎」と併映。CG&ワイヤーアクション多用。大人は置いてきぼりにされる。
2016年シン・ゴジラ始動。子供は置いてきぼりにされる。
同年アニメ映画製作発表。
しかし少し戻って2014年!
海外ではついにレジェンダリーがやってくれた!
原作(原点?)への深いリスペクト。ゴジラ大好き!大怪獣大好き!の
「こちら側の人間だな」(どっちだよ?)と思える安心感。
エドワーズ監督がカナダロケに行った際、作品名にコードネームを使ったら入国審査に引っかかった。仕方なく「ゴジラ」を撮影している事を明かすと審査官達は一斉に好意的になり、「変なものを作るなよ?!」と言われて、どうしたら良いゴジラ作品が撮れるかを20分以上語り合ったそうだ!(爆)
やってくれるね!カナダの入国審査官達!それって彼らも「トライスター版」に非常に不満を抱いていた証拠だよね。
98年に感じた落胆は、決して日本人だけのものではなかったのだ。
16年の歳月を重ねる間に、世界中に「ゴジラの理解者」はこんなにも増えていたのだ・・・。
実はレジェンダリーのゴジラを観た時「反核を消して、大自然の脅威に置き換えた!」と思い「ゴジラ誕生の最も重要なコンセプトを、アメリカ非難を避ける為に改変した」と感じて、それだけが不満だった。
しかし脚本家のダラボンは「『ゴジラ』を見て我々が学んだことは、ゴジラが広島と長崎の原爆、そして当時我々アメリカ人が行った核実験のメタファーであるということだ」と語ってくれている。
ディレクターズカットは4時間に及んでしまい、残念ながらセリザワが原爆を語るシーンや登場人物達の背景を大幅カットせざるを得なかったとか。
だから!
だから、本作「Godzilla vs. Kong」のオープニングを観た時は本当に本当に嬉しかったんだ。
6歳のメリアン坊やがアフリカ冒険の本を手にしてから、なんと133年!
大きな戦争、急激に進歩するテクノロジー、人種差別と偏見・・・。
様々な問題を乗り越えて、人類はようやくここまで来た。
ゴジラを通して、世界はここまで分かり合えた。
グローバルに文化を共有し、過去の歴史に学び、新たな時代を創り上げていく。
「ゴジラ」は世界の共通言語だ。平和の象徴だ。
そんな荘厳な想いに、目頭が熱くなりながら、思いっきり「ゴジラ&コング」の世界にどっぷりと浸らせて頂いた2時間だった。
シンプルに「わはははははは!」だけのレビューにするつもりだったのに、語りすぎてしまった(苦笑)
人類がこの先、どういう未来に突き進むのかはわからないが、
世界中に「大怪獣が大好きな」「かつての子供達」がいる限り、
その道は「幸せに繋がっている」と信じて止まない。
※こちらのレビューを始めて4ヶ月。
記念すべき100本目の投稿に本作を選ぶ。
100本中、最も短いレビューにするつもりだったのに、
100本中、最も長いレビューになってしまった(笑)
※7月8日2回目観賞追記
今回は3D4DX 。
吹替版しかないので吹替で観てきましたー。
いやぁ、面白かった!ストーリー、充分だよ。少年漫画レベルでいいんだよ。
大変楽しかったです。3D4DXお勧めです。
確かに怪獣バトル映画
何も考えず映画の世界に入って観れば面白い。
ちょっと上映前から思ってた事が、GODZILLAがキングとして前作で怪獣達から認められ、その上でコングとバトル!?
勝敗なんとなく見る前から予測してたら・・・(まだ見てない人が居ると思うので、勝敗は書きません!)
怪獣同士のバトルは迫力あるし、見ごたえあって、そこは何も問題は感じないが、地球空洞説!?
まともに描く!?
人間の欲望と傲慢さ出過ぎ!?
後、前作から年数がそんなに経ってないはずなのに、何あの技術力!!
それと、芹沢博士の息子(小栗旬)、雑な扱われ方してるな~って、思うな。
終わりもそうだけど、1番思ったのは、GODZILLAが主役でしょ!?
コング6割、人間1割、GODZILLA3割で、描かれてない!?
面白いんだけど、楽しめるんだけど、思い付きがたされてる感があって、物足りない所がちらほら。
もう少し整理して作られてたら、星五つ付けれたかな~。
もうこれ人間でしょ
正直、あまり面白くなかった。
だんだんコメディよりになってしまって、シリアスさやリアリティがなくなってるのは、シリーズものの宿命と思って受け入れられなくもない。
でも、ゴジラやコングは何を考えているのか分からない、結局は人間の思惑の外にいる未知の存在、という設定だけは守ってほしかった。
コングが手話で会話できて、「コングのおうち」が出てきたらもう笑うしかない。出来の悪い同人誌だ。
これじゃもう、人間と同じだ。モンスターじゃなくてただのスーパーヒーロー。
巨大モンスターが出てくる映画で最大のキモって、「絵空事じゃない」と思わせることだと思う。
だって、巨大モンスターがもし本当にいたら、それだけですごいことだから、それを信じさせてくれるだけでいい。
でも、「それはさすがにないわ」という不要なディティールが重なれば、もうお話の都合でうごくだけの魂の無いCGにしか見えなくなる。
このタイトルでばくぜんと思ったのが、ゴジラは日本の象徴、コングはアメリカの象徴、みたいなストーリーになるんかな?と。
で、実際見てみると、ゴジラは基本コングより強いし、どうもそうは解釈できなさそう…。
作中で出てくる日本人は芹沢さん。ということは、メカゴジの方が日本をあらわしてるのかな…。
たしかに芹沢さんはエイペックスの社長に頭があがらない感じで、技術だけいいように利用されてる日本の企業みたいだ。
この作品において、メカゴジは単にゴジラとコングが仲良くなるためのダシに使われただけ。でも、メカゴジをもっと深く掘り下げたら、すごく面白い話になったかもしれない。
巨大モンスターという脅威に対抗できる兵器を開発しよう、という動機はまっとうなもの(むしろゴジラやコングに守ってもらおう、という考えの方がおかしかないか)。
それに、あの芹沢博士の息子を三下な悪役として処理するなんて…。ああ、なんてもったいない。
香港がバトルの場所なんや
面白かった〜
元々は邦画派なので、あまり洋画は観ないけど…
推しの小栗くんがハリウッドデビューとなれば絶対に観るでしょ(汗)
延期に延期していただけに早く観たかったー
前作のケン・ワタナベの息子役とかって聞いていたから
前作もテレビだったけど観た。
怪獣映画にさほど興味なかったけど…
前作も面白かったし、とても期待してました。
案の定…すっごく面白かった!
ゴジラとコングのバトルの迫力ったらもう
観ていてもドキドキしたよ!
コングのグーパンチ強烈だった!
そしてラストはコングの事がとても愛おしかった~
子役の子と手話での会話もほろりとするし
小栗くんの登場シーンは…
うんうん(ˊ˘ˋ*)良き良き!カッコ良かった!
とっても楽しめた…
次は吹き替えで観てみたい
ゴジラからコングへ
大好きなゴジラ作品なのですごく楽しみにしていました。
「モンスターバース」シリーズ第1章完結ってことで
どんな感じに仕上げるのかなって興味津々。
観終わった感想は、まあそうなるわなぁって感じ。
ゴジラもコングもどちらも主役なので
闘いとしてはこうならざるを得ないかな。
映像の大迫力はさすがのもので、
ワクワクドキドキ感は半端ないです。
残念なことは、小栗旬の役どころかな。
芹沢博士の息子の割には使われ方がもったいない。
これじゃ誰でもいいじゃないって思っちゃう。
まあこの作品は、ゴジラからコングへ
シリーズのバトンタッチの意味が重要な作品なので、
これまでのシリーズのなかでは「こんなものか・・・」感は否めませんでした。
で、採点は3.0のところ、ゴジラ好きとして+0.5します。
最もやってほしくなかったことが…
様々な情報が漏れ聞こえてくる中、一番危惧していたのは、あの『バットマンVSスーパーマン』形式になるのではないかと。
結果、やはり恐れていたとおりに。
もちろん対決シーンを含め、それなりに迫力はあるのに、イマイチ乗り切れずに終了。
振り返れば、あの50年も前の対決。今より遥かに特撮はショボいのに、どれだけ面白かったのかが、逆に際立つ結果となりました。
う〜〜ん、ねぇ。
流石の特撮
キングオブモンスターからの続編、さらに次回に繋ぐ続編の予感…
良くも悪くもなし。
もう人間には関わらないほうがいいよ
もうさ、ゴングもゴジラも人間には関わらないほうがいいよ。
コングなんて髑髏島でせっかくのびのび暮らしてたのにさ、幼女使って戦わせるのひどい。
「私たちのために戦って、でも気をつけてね」「ゴジラじゃなくてそっちをやっつけて」ってさ、ひどくない?親も娘に言わせてるし、泣けばすむと思ってるよね。メカゴジラ作ったおっさんより腹立ちましたよ。
コングが吠えてる時は「だましやがったな」か「はよ言えや」って言ってた気がする。
あと、前作の娘さんも出ない方がよかったのでは。エイペックス潜入3人組は好感度ゼロでしたよ。やるときゃやる感が全然無いよ。ギャーギャー言うだけじゃん。
人間側にゲンナリしたけど、やっぱりコングとゴジラが暴れまわるとこは大迫力でした!
これこれ!こういうのが見たかったんですよ!
一度は戦ったモノ同士が共闘する少年漫画的展開も胸熱!
最後のゴジラは、クリリンの前から去る18号を彷彿とさせました。ツンデレかな。
あとは小栗旬の壮絶なイキ顔が見れて大満足でした!今回一番目立ってたよ!最高!
ヤンキー怪獣
ヤンキー漫画風味だった。『クローズ』とかあのへんの。
最初、「ヤクザ映画」という言葉が思い浮かんだけど、いまひとつしっくりこなくて、しばらく考えて
「あ、ヤンキー漫画だ!」
て思った。全体のストーリーにはヤンキー漫画じゃない要素もあったけど、バトルシーンはもろヤンキー漫画だった。
そんなふうに思っちゃったのも、怪獣たちが人間臭かったせいかも。
特にコング。前作の怖さがぜんぜん無くて、かわいいこと、かわいいこと。短気な暴れん坊で、頭はあんまり良くなくて単純で、でも憎めない気のいいヤツ……みたいなキャラになってた。
対するゴジラも怖い怪獣だったのは前半だけ。終盤の戦いではコングと同じくらい人間臭かった(ただし、喧嘩に明け暮れるヤンキー的な意味で)。
見る前から分かってたことだけど、この映画の見どころは、ゴジラとコングの対決シーン。つまりは、家庭の視聴環境では魅力半減、映画館で見たほうが何倍も楽しめるってこと。
みんなも、高層ビル並みにデカいヤンキー同士の喧嘩を映画館の大スクリーンで観戦しよう。
大迫力だが……
大スクリーンで観る迫力ある映像には圧倒されたけれど……。
あまりストーリーに入り込むこともできず、というか、ストーリーのテンポについていくことができませんでした。
何か、ようわからんところがあったし。
ゴジラ作品というと、最近では『シン・ゴジラ』を思い浮かべますが、そちらのほうが映画作品としてはだいぶん上等かと(比べるべきものではないのかもしれませんが。ようわからんかったし)。
そんなわけで、本作の採点は、ほぼスペクタクルな映像に対してのものです。
「極秘施設の中枢に部外者がやすやすと潜入できて、しかも簡単に機密情報を知ってしまう。セキュリティーどないなっとんねん!」
「コングって、オスなのにおちんちんがないなぁ」
「またよその土地をめちゃめちゃにして。ニューヨークとかロスでやったらどないやねん? いや、天安門広場でやってほしいわ」
――などなど、またしても鑑賞途中、集中力が切れてしょうもないことをいろいろ考えてしまいました。いけませんね、スミマセン。
続編は、
『ゴジラ VS コロナ』『ゴジラ VS GAFA』『ゴジラ VS 習近平』『ゴジラ VS ミャンマー軍事政権』
あたりで、お願いします。
イマイチ
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