「怪獣大戦闘」ゴジラvsコング バラージさんの映画レビュー(感想・評価)
怪獣大戦闘
ゴジラ、キングコングにメカゴジラまで出てきて、怪獣バトルは前作に引き続き大迫力でめちゃくちゃ面白かった。その一方で人間ドラマのほうも前作に引き続き、どうにもこうにも陳腐。というか前作の人たちがほとんど出てこないし、小栗旬演じる芹沢は渡辺謙が演じていた芹沢博士の息子という設定だったはずなのに、劇中ではそれに全く触れられないため、ただの名字が同じ人みたいになっちゃってる。日本人とも言及されてないため、日本人なんだか日系人なんだかも設定を知らないとよくわからない。どうも編集で出番が大幅にカットされたらしく、前作に出てたチャン・ツィイーなどは撮影シーンが全カットされてしまったそうだ。
またゴジラとキングコングが半分ずつくらいの出番だろうと思いきや、ほとんどコングが話の中心で、7:3か8:2ぐらいでコングの出番が多い。ゴジラが出てくるのは、ほぼコングと戦ってるとこだけだで、そこも不満。それでも怪獣バトルがものすごいのでアクション映画としては存分に楽しめることは間違いないが、ストーリー部分には若干の消化不良感があったのも事実だった。
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