「キングコングは”ハワイアンなヤンキー!”」ゴジラvsコング YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
キングコングは”ハワイアンなヤンキー!”
キングコングは”コング” キングギドラは”ギドラ”
略した訳ではなく、アメリカ人は「キング」を気軽に冠したくないようだ。
いっぽうゴジラは本来人間が水爆実験で生み出した”環境破壊への注意喚起の象徴”であり、怪獣である。
古代モンスターではないし、トーナメントを闘う身近なスポーツマンでもない。
前作はエンディングタイトルで「ゴジラのテーマ」が流れたからいいものを
今回はイントロ部だけが、劇中に数回(3回?)流れたのみで。。。
もちろん「地球防衛軍の歌(宇宙戦争マーチ)」も流れない。
映画とは音楽も含めて、はじめて映画なのです。
ゴジラ音楽がないゴジラ映画なんて、ごはんがないカレーライスみたいなものだ。
アメリカ人はゴジラをぜんぜん理解していないのは明白。
首が太いのは許せても、手が長いのも許せない。
どうりで、みんなこの映画を鑑賞したあと、無口になる筈だ。
日本人とアメリカ人の感性が180度違う事を思い知らされた作品
これこそアメリカ人が作った「夏休み 子供マンガ祭り」映画です。
何でもあり過ぎで、理屈も何もない。
大人が観ると、眠気というモンスターが襲ってきます。
日本人には「シン・ゴジラ」が1番合っている事を再認識しました。
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