劇場公開日 2021年7月2日

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「いい意味で開いた口が塞がらない。」ゴジラvsコング ONIさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5いい意味で開いた口が塞がらない。

2021年7月4日
iPhoneアプリから投稿

きっとこういうVSだろうという予想が中盤からとんでもない方向に裏切られる。気づいたらコングが船の上だったりするのできっといろいろカットされてんだろうな〜くらいで観てると、主要キャストがギャグのようい言っている陰謀論や「ムー」みたいな地球空洞説に則ってコングの大冒険が始まる。え〜!コングってそんな設定?ってみてると、きっとこれは香港の地下に繋がるしかないなと思うとズコーンとGODZILLAの神秘の火炎放射で繋がってしまい口をあんぐり開けたまま。ついでに小栗旬はシロメを剥いたまま。そして狭い香港の街中で巨大モンスターがプロレスをはじめる。日本のそれがリメイクされるにつれ神格化されるのと逆で、やはりハリウッドは巨大になっても重量関係ねぇ、って感じのバネがキレキレの動きになる。おそらくプロレス文化を汲み取ってくれているのだろう。すてまさかの某アニメの影響もみて取れるメカゴジラ。これはこれで見応えはある。結局対決とコングの地底探検に特化してほかは置いてきぼりの映画だったけど、これはこれで楽しかった。
なんせ日本のトップスターがシロメしか表現の場がないという凄み。

ONI