「全編激闘、全編特殊効果。面白い。3D「字幕」推奨。細かいスジは追わないで無視!が正しい見方だと思う。」ゴジラvsコング 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)
全編激闘、全編特殊効果。面白い。3D「字幕」推奨。細かいスジは追わないで無視!が正しい見方だと思う。
アメリカ摩天楼とコング。原爆投下に続く、太平洋での懲りない水爆実験に激怒したゴジラ。勿論アメリカの水爆実験。
そんなの比較したら、小さい女の子とも交信できるコングの勝ちではないの?ゴジラの放射能もアメリカびいきには勝てないよ。
とは思ったが、それは戦争体験のある人が、日米共に現役だった、昭和の話だった。【ほんの少しネタバレだなぁ。】。
元々は第二次世界大戦で敗戦して、アメリカに全てを矯正させられた日本。しかもアメリカの子分になった。
その戦後日本の核兵器に対する、ささやかな抵抗、怒りの表現がゴジラを怒りの神にさせたのだろう。
昭和29年だかだしなぁ。
70年近くに及ぶ歳月は映画もゴジラも変えた。なんだか現代の香港のビル、容易に壊れないし、ゴジラもコングも素足だからガレキで大変だろ、痛くて仕方ないだろと妙な心配した。どうせならウルトラマンみたいに岩山の山地でやればいいじゃん。エイベックスだかエイペックス社だか知らんけど。何で香港??
Dolby 3D字幕で鑑賞。一部「臆病者」「HTML」の表現で笑わせるとこもあるが、基本全編怪獣アクションの連続なので、字幕で鑑賞が正解。
小中学生(もっとも客の殆ど大人だけど。)以外は吹き替えの意味なし。当然ながら視覚で楽しむ映画、最初から最後までサービス心旺盛。アクションの連続。ガキの時にこれ観たかった。3Dメガネはめんどくさいけれども、それを上回る視覚的面白さ。それが全て。
ただ、あえて文句付けると、①特務機関モナークと地球の空洞だかがよくわからない。②エイペックス社だかの陰謀の意図と、忍び込んだ3人の行動が繋がりに欠ける。③最後、何故に、香港??と思った。これから観る方は要注意ではあるが、正直細かいスジなんてどうでもよくて、感覚的に超分かり易い映画。力作である。ハリウッドの実力をいかんなく発揮。ただ小栗旬の役はチョット残念。観てのお楽しみ。
若干ゴジラもコングも動きがぎこちないのも、今後、何十年かで修正されていくのでしょう。それと昭和29年のゴジラもそれはそれでモノクロがリアルで人間関係に重きを置いていて違った意味で面白いのでお忘れなく。
合格点映画。それは相違ない。
コメントありがとうございます😊😭😭。参考になります。まぁ日本で大暴れされても困りますし、中国のパワーはどの分野でもすごいですね。私がガキの頃は中国は、丸々太ったダラシなくてカッコ悪い、毛沢東の
イメージで人民服着た、地味で偏屈、融通利かないで不便極まりない貧乏イメージだったのですが。時代は変わりますねぇ。
香港なのはやはり、レジェンダリー・ピクチャーズが中国の大連万達集団に買収されてしまったからではないかと・・・。
まぁ、アメリカでも日本でもないという事で妥当な選択なのかなと思いました。(汗