「二人の演技」孤独なふりした世界で Naakiさんの映画レビュー(感想・評価)
二人の演技
Yeah, oh yeah
Ooh, said I
I'm coming out to get you
Ooh, sit down
I'm coming out to find you
Ooh, yeah, ooh yeah
Finding my way
..........
..........(略)
Rush-Finding My Way
エミー賞に加えゴールデングローブ賞も獲得している今ノリに乗っている俳優の一人、ピーター・ディンクレイジと弱冠20歳にもかかわらず、キャリアの点ではハリウッドの中でもぴか一で姉のダコタ・ファニングをしのぐ勢いのあるエル・ファニング、身長でも姉より10センチ近くあり、かつ大人びている。
その二人の共演となれば、ファンなら見逃せない作品となるはずが、あまりにもストリー展開が遅く、雰囲気の暗い映画に加え、このディストピアの世界観や訳の分からない背景がこの作者の優しくないところであり、観るものを置いてきぼりにしているかもしれない。
ただ救いなのは、二人の演技が、個人的にはいい感じなのが飽きさせないところかもしれない。
映画ウェブサイト"ROGEREBERT"の女性ライターは、「 従来のイライラするようになる話。」
他の映画サイトでは、「ピーター・ディンクレイジが混沌から”秩序”を作り上げようとするのを理解するのは、簡単で、それは私たち自身について何かを伝えている。」と全く違った評価をしている。
一般の視聴者は良いか悪いかという判断が付きにくいようだ。まあそんなことは必要のない映画と言えるかもしれない。
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