カイジ 動物世界のレビュー・感想・評価
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ちょっとスタイリッシュなカイジ
Amazon Primeでカイジシリーズを見た後に、中国版があることをし鑑賞。 全体的にオリジナルよりお金をかけている感がすごい。CGをがっつりつかったピエロとモンスター。利根川はなんとマイケルダグラスですか。 カイジもダメダメ感はあまりなく、どちらかというと少しダークなスーパーヒーロー。 カイジと思うとなんか違う感がありますが、別物だと思うと楽しめます。
エスポワールが…希望の船が…ディスティニーに
ピエロとモンスターの戦闘シーンとかあまり意味合いを感じないので邪魔臭く感じた。 原作カイジは負け組のクズであるがキチガイ染みたギャンブルにのめり込み、ギャンブルに勝ちあぶく銭を手に入れたい欲に満ちている。そしてクズだからこそお人好しな所もある。自身が弱い心の持ち主だから。だからこそ日本の若者が自身に重ねたりしてカイジが人気となったように思う。 ところが本作品のカイジは元々は優等生、切れ者な上にイケメン。母親思いではあるが病院で暴れたり原作カイジとはかなりキャラクターが違う(笑) 大金を稼ぐ理由も母親の入院費の為だ。 看護師の彼女までいる。 黒社会に関わり、大金を得ようとすると止められるようなメロドラマまで発生するので「カイジにこんなんいる?」とは思う 正直、賢そうだし堅実に仕事すればと思ったが、明らかに精神疾患(妄想型統合失調症)と思う。 幻視、幻聴に急激な感情の起伏…暴力性も含めて入院レベルだ。 そんな人間に借金が降りかかる 自分で借りた金じゃない(笑) この作品のカイジくんはクズじゃないが不幸な統合失調症患者である。 そしてまんまとじゃんけんワールドに放り込まれるのだ。 しかし決心して行ってるのに注射器使って眠らせるだけで逃げ出しカーアクション始まったり、3Dやら4Dやら知らんがスローモーションになるのも邪魔くさい。 飛び出す絵本はベストセラーにならない…を持論にしているのでこの時点で私の中で評価は下がる。 バックボーンは随分違うし、船に入るまでワケわからんアクションだったのに、じゃんけん始まるといままで香港ナイズだったのに唐突に原作再現(笑) さすがにじゃんけん勝負になるとワル知恵な働く方が有利なのは解るが、マジシャン紛いの“船井”が出てきたら笑うわ。 さすがに「ごちそうさん」は言わなかったが。 後、負けたらぐにゃ~ってなる演出から泣いてほしかったなぁ(笑) 正義のヒーローっぽいカイジに原作イメージは無かったが、日本で実写化した作品よりは大真面目に作ってある。 1分複利の借金はどうなったのか?心配だが続編はあるのだろうか?
私は日本版より好きです
福本信行先生による大人気漫画の中国版実写映画。 私はアニメ全話視聴済み・藤原竜也主演の日本版も視聴済みです。 私個人の意見ですが、中国リメイク版の今作は「日本版での不満点をおおむね解消している」と感じました。もちろん不満点が無いわけではありませんが、原作ファンの私でも楽しめる良作映画でした。 藤原竜也主演の日本版は、2時間ちょっとの上映時間に「限定ジャンケン」「鉄骨渡り」「Eカード」という3つのゲームを盛り込んだ内容になっていましたが、私はこれは失敗だったと思っています。3つのゲームを短い尺に収めるために非常に淡々と物語が進むせいで、この作品の面白さの肝である緻密な戦略や高度な心理戦が非常に薄っぺらく見えてしまったからです。アニメ版で20話以上掛けて描いたストーリーをたった2時間ちょっとの映画に詰め込むのはどう考えても無謀です。原作ファンだった私は日本版カイジを観た時に「限定ジャンケンだけで映画化すれば良かったのに」と心底ガッカリしました。 そんな日本版に対して中国版カイジは登場するゲームは「限定ジャンケン」だけで、2時間掛けて丁寧に丁寧に戦略や心理戦を描いています。ゲームの緊迫感やキャラクターの心理描写は中国版の方が勝っていました。過剰な演出が多用されるところは正直賛否の分かれているみたいですが、原作もあれくらい意味の分からない演出が多いので私は全く気にならなかったですし、むしろ「よくやってくれた!」ぐらいの感覚でした。 ただ、原作には無い「病気の母を助ける」「幼馴染とのラブロマンス」という改変部分が原作ファンとしては鼻に付いたところはあります。映画としてのまとまりやラストの感動を演出するための改変なので、「映画としての面白さ」は向上したと思いますが、「期待していたもの」とは違っていました。原作でもアニメ版でも日本版でも、徹底的にクズな主人公カイジが描かれていたので、それを求めていくと期待外れに感じます。 良かった点・悪かった点、それぞれありますが、映画としては本当に面白く観られましたし、原作に対するリスペクトを随所に感じられました。 藤原竜也主演のカイジ新作映画も発表になりましたし、この機会に是非ご覧になってはいかがでしょうか。
ピエロの大激闘
限定ジャンケン一本勝負だったことにびっくりした。 漫画の実写化といえばエピソード詰め詰めで異常なテンポで話が進むのが当たり前だと思っていたので。 一つ一つの出来事や勝負の行方を丁寧にリズミカルに見せてくれるので間延び感は無く、駆け引きにハラハラしながら観ることができた。 カイジがかなりの人情派なのもスリルを足している。 その割に頭のキレ方が抜群なのも良い。 その機転と読みを上手く使っていれば普通に良い生活できると思うんだけども…。 決死の賭けと裏切り裏切られの展開に手に汗握れるけど、ところどころで理解が追いつかないのは私がこの手の話に疎いだけなので仕方ないかな。 一手の解説を見て、ほーんと思うだけにとどまってしまったのが残念。 もっと一緒に苦しみたかった。 中国ではIMAX3Dで公開されてることも納得の映像体験。トリッキーでポップで気持ち悪くて楽しかった。 人間からモンスターに変化するシーンが好き。 かなり頻繁に挟んでくるので若干飽きてはくるけど。 敗北の先がエグすぎる。 しかしワクワクしてくるので正直もっとしっかり観たかった。まさに生き地獄なあの場を舞台にまた何か展開してくれたら良いのに。 なんだかんだ続編が公開されたら観たいと思う。 原作未読、日本版実写映画は二作とも鑑賞済み。
中国版カイジ
2019-008@ヒューマントラストシネマ渋谷 動物世界とは?と思いつつ原作好きなので気まぐれで鑑賞。 割引使わなくても1300円とお得だった。 原作と大きく違うところは、なんと穀潰しにもかかわらずカイジに彼女がいること笑 確かにお客さんに感情移入してもらうために主人公のバックボーンを掘り下げたかったんだろうなと。 そのため元々は優等生だったという設定に。笑 カイジは借金を背負い起死回生のギャンブルをすることになるんだけど(デフォルト)、原作に忠実なおかげでゆるぎない面白さ。 マイケルダグラスの右腕のモヒカン頭のお兄ちゃんの名前がアンド―でなんでやねん笑 中国版では参加者がインターナショナルなのでたまに日本語が聞こえてきたりしてニヤニヤ ただ、原作知ってる方ならわかると思うけど、作者は割と頻繁に独特な描写の仕方でカイジの心情を描くのだけれど、それを実写の本作ではCGを駆使して作っていて、どっかで見たような手法や効果音 のせいもあってか残念な感じになってるのがもったいなかった。 続編があったら、、、やっぱり観ちゃうかな!?
to be continue作品は大嫌いです
日本版「カイジ」とは違い、この中国(香港)版は、借金一括返済のチャンスを与えるというギャンブル船「デスティニー」に乗り込んで勝負するという設定。 しかし、そのゲームが1種類だけで、2時間も引っ張るものだから中身はダラダラ。その上に、エンドロールには「to be continue」の文字が!全く面白く無い作品でした。こういう続編ありきの作品作りは止めて欲しいです。
スコットランドの黒ヤギ
賭博黙示録カイジの中国版でエスポワールならぬデスティニー号で行われる限定ジャンケンにカイジが参加する。 まともに働いていないとはいえギャンブル好きのクズ人間とは違うし、透かしたイケメン風の主人公が、友人に騙されて借金を抱え船に乗るストーリー。 限定ジャンケンのそれはカイジそのままだけど、バックストーリーとか騙されて暴力で解決とかはこれっぽっちもカイジじゃないし、無敵のピエロとかいうヒーロー作品もびっくりなアクションとクリーチャーも良く判らない。 ムダなエフェクトが多くテンポが悪いし限定ジャンケンのみでこの尺はちょっとキツい。 マンガもアニメも日本版も知らなければ面白いのかも知れないけれど「カイジ」に求めたり期待するものとは違った。
カーク・ダグラス
マイケル・ダグラスが出演しているので、今の若い人は知らないかもしれないが、彼の父親もアカデミー賞の名誉賞を獲っている方で今でも認知症を患っているが、ご存命とのこと「この映画よりすごい!」 NETFLIXではすでに公開されている作品、最初デッドプールのようなアクション映画なのかと思っているとソリッド・シチュエーション映画で主人公のカイジという名前は、この香港語では違うように聞こえた。どうでもいいことだが。 とにかくCGが露骨にあいまいで、実写の部分とCG映像の部分、特に人の顔や動きがぎこちないところが散見している。しかしながら、シナリオは良くできていて、サックと観ることが出来たが、ソリッドシチュエーション映画の欠点である尻すぼみ状態になり、退屈なものとなってしまうところもある。 日本版のカイジは藤原竜也が演じていたらしいが、火星人みたいな彼よりも若手人気俳優のリー・イーフォンのほうが見やすい。 批評家よりも一般の視聴者からの支持が多い作品であるので日本人のアニメファンなら必見というところか? しかしファンでないものにとっては、つまらないの一言でかたずけられるかもしれない。すみません。カイジファンの方たち......。 ちなみに父親のカーク・ダグラスは、シークレットブーツを履いていたのは有名な話だが彼も履いているのかな?
希望の船編オンリーの名実写化
親友に裏切られ莫大な借金を背負ったカイジは命を賭けたジャンケンゲームに参加することになり…。 中国版実写カイジ。人物背景が独自のものでありながら、バランス理論や買い占めなど希望の船編の再現度が驚くほど高く、全国公開されないのが疑問なほどの名実写化。 希望の船編に関しては明らかに日本版の実写の遥か上をいってる完成度だし、正直続編をめちゃくちゃ楽しみにしてます。
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