劇場公開日 2019年9月27日

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「この閉塞感と生きづらさに共感できるかどうか」惡の華 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0この閉塞感と生きづらさに共感できるかどうか

2019年10月10日
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鑑賞方法:映画館

原作漫画は序盤しか読んだことないから前知識はないに等しい。
もっと屈折した変態の物語って印象があったが、田舎の閉塞感と生きづらさに苦しむ若者がもがく話だった。この閉塞感と生きづらさに共感できないと面白みは半減してしまうのかもしれない。自分はあまり共感できなかった方。
それでも演じている俳優たちは皆いい。オドオドしてたり、冷徹な眼差しを向けたり、激昂したり。そして、3年後のちゃんと成長してる感じとか。
惜しかったのは仲村さん役の玉城ティナ。冷徹な感じや罵る様は素晴らしいのだが、中学生なのにたまにおばさんっぽく見えてしまった。最後に出てきた仲村さんの方が若く見えたくらい。

kenshuchu