ミスター・ガラスのレビュー・感想・評価
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まさかの展開に感動すら覚えた
自分の能力を否定された者の苦しみ。
自分の信じる者を否定された者の悲しみ。
まさかのまさか、最後はどこかにいる“虐げられた者たち”の(精神的な)解放を予期させる胸熱な展開で、感動すら覚えた。
アンブレイカブルが、このような結末で帰結するとは思わなかった。とにかくおもしろい。随所に何かが起きる予感を張り巡らせたカメラアングルもよく、最後まで緊張の糸がとぎれず、二転三転、どう結末を迎えるのか予想できなかった。
能力あるものは、その驚異を誰かに異常と定義され、平均であれと抑圧され、社会の隙間に落ち込む。平凡な権力者たちは制御しやすい社会を構築しようとする。
そんな現実を物語に投影しつつ、アメコミが人間の妄想ではなく、人間の可能性を示しているという解釈が素敵。そこには善vs悪という単純構造ではなく、人間の可能性そのものを否定する存在との闘いがあった。
アンブレイカブル当初からこの構想があったのか? あったとしてもなかったとしても、ここまでまとめあげて全く予想だにしないメッセージをぶちこんでくるとは!
これは近年最高にお気に入りの映画の一つとなった。マカヴォイの演技も必見!
感想メモ
面白かった
カウンセラー?の女の人の立ち位置がラストでわかり、なるほどねという感じ。世界の均衡のために、正義も悪も関係なく隠滅する組織、良い。
ジェイムズ•マカヴォイの怪演は「スプリット」の時と同じく素晴らしい!
もう少しバトルシーンが欲しかった気もする
警備がザルすぎる
ダイバーシティ
多様性が受け入れられる社会を創ろうとする主人公の命をかけた物語。
人とは違ったずば抜けた才能や体質を持ち合わせている人間はこの世に存在する。
その力を信じ成せる業を恐れる組織とマイノリティとの攻防戦。
マイノリティとして生まれてきた彼らにしかわからない苦悩。作中、ミスターガラスが放ったセリフからも感じられるだろう。
イジメや虐待を受け、悪のヒーローが誕生する世の中…
環境は人をいい方にも悪い方にも変えてしまうのだ。
救えるのは哀しいかな、これもまた人。
親、子供、恋人…自分を愛し支えてくれる人に感謝しよう。
3部作ファイナル
『アンブレイカブル』『スプリット』とほぼ同じキャストとスタッフで作られた「多重人格」サスペンス。
この「多重人格」現在心理学上では「解離」と言って、人口の約1%に見られるという疾患なのだそう。で、この疾患のレクチャーを受けたら『スプリット』が紹介されており、残念なことにAmazon primeでは有料だったのでこの『ミスター・ガラス』を見ることにした、わけです。
繰り返すけれど、3部作のファイナルなので、前2篇を見ていないと、どうもストーリーも人間関係もわかりにくい。何でそうなりますのん?あんた誰?みたいなギモンが最初のうちは次々にやって来て、楽しむどころでは到底なかった。
でも、レクチャーの中でもいわれていたことだけれど、虐待が解離の最も頻度の高い経験なのだと。そしてそれを掘り起こすまでに、心理士やカウンセラーの方がバーンアウトしてしまうことも珍しくないのだそう。
この作品では主役3人にそれぞれ寄り添う家族がいるという設定になっているけれど、すっごく無理があるように思えた。
24人の多重人格を演じたジェームズマカヴォイが凄すぎました。
スプリットの続編でミスターガラスですがタイトルの通りアンブレイカブルのその後らしいですね
24人の多重人格をやるのはかなり難関な役ではありますが
それを演じ切るジェームズマカヴォイはかっこよかったです
そして。超豪華キャスト終結のも最高じゃないかになりました。ブルースウィルスにサミュエルジャクソンめちゃめちゃ最高じゃないかになりました。
ストーリーは精神病院が舞台ですがそこで待ち受ける新たな展開が続く感じでした。
このメンツ3人めちゃめちゃカッコイイに反応が止まりませんでした。
台本やセットやメイキングの仕方とか撮影などなど細かく作り込まれている感じはしておりました
ただ。ただ。ストーリーは一度じゃわかりませんでした。
配信でもう一度見るとわかったような感じですね
ただ。ただ、普通に見るのもありかもしれません。
それぐらい良かったです
たぶん、 なにがしの社会的なメッセージを込めて、 映画という娯楽媒...
面白かった
シャマラン監督作品に慣れていないから、
ラスト、超人3人とも死んでしまってビックリした。
超人がいることがバレないように
こっそりと始末する組織っておもしろい。
ミスターガラスの行動が一貫していて魅力的だ。
いろいろ納得です。
あまり意味わからなかった…
あー堪らんなあ
三部作イッキ見
その3~
うーむ、今作が一番微妙かも
治療にあたるおばさんを始終感じ悪く描写していたから、普通ならラストの展開は気持ちいいはずなんだけど作中ぶっちぎりのクズ野郎がイライジャだからもやもやする、本人ずいぶん必要悪感出してたけどそんなこともなかったし
最後だけでもトラウマを克服して、納得して死んでいったケビンはまだしもなんの良いこともなく死んだデヴィット不憫すぎやろ…
倫理観ぶっ壊れたヴィランに人気がでるのってまずキャラクターに魅力があるのが大前提だと思う
超人的な能力が現実の世界で等身大の人物に宿ったらどうなるか、違和感なく能力の獲得に説得力をどう持たせるか、みたいなことを三作もずっと見せられてきたのに最後だけ漫画的にTUEEEされてもなぁ
親子で子悪党退治してるデヴィット、“群れ”関係のエピソードはよかったです
シャマラン節。
なにが言いたいのかわかんない映画
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