ミスター・ガラスのレビュー・感想・評価
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これぞみんなの期待するシャマラン節
頭をフル回転しないと
前2作があまり有名にならなかったのは今作の序章に過ぎず伏線を散らばす為の作品だったからではないだろうか
今作で感動興奮した事
・シャマラン監督が作中に出ていた
・ダンの息子が同じ俳優でお父さんの手伝いをするまで成長していた
・昔よりも撮影技術が上がっている為「アンブレイカブル」と共に時の流れを感じられた
・「キック・アス」のようなヒーロー漫画がある世界
・3人が亡くなった時余りにも呆気ないと思ったが最後のどんでん返しは驚いた
自分達をヒーローだという精神疾患患者を正常者にするべく治療をしていた者達は逆にスーパーパワー的な物をよく知っており世に出ないようにする為の組織だった
ミスターガラスは自分達が存在する事を世に知ってもらう事だけを考えていた 天才
・彼らはヒーローと悪という対立した関係になっていたが彼らを強く思う息子と母親と少女が最後空港?で手を取り合っているシーンは泣いた
よく「これは続編だけど前作観てなくもわかるよ」と言われるがこれは観てないと本当にわからない
シャマラン節が強すぎる
「アンブレイカブル」と「スプリット」を観てから今作を観ることを強く勧める
エンドクレジットで感涙
シャマラン映画のどんでん返しが好き。
そして今回はそれなりの年月が必要になる仕掛けが施されている。
仕掛けについてはアンブレイカブルとスプリットを見ないと驚きはないでしょうし、初見は
ポカーンとするでしょう。
最後に現れる街から街へ移る集団は何?となる方もいるでしょう。
その集団から、ヒーローとヴィランの知識を継承するために使われた「コミック」。
コミックが重要な役割を果たすアンブレイカブルの続編がスプリット。スプリットは監禁ものであり、少ない舞台設定で描かれていくが、
最後のシークエンスでアンブレイカブルとスプリットの世界観が同じことに触れられる。
(テーマ曲が流れて呆然としました)
ミスターガラスはアンブレイカブルとスプリットのキャラクターのその後を描いた作品。
無敵だけど水には弱いダンは、手で触れると悪事を読取ることができる。
多重人格者のケビンは「群れ」と呼ばれ、世間の注目の的の犯罪者。
ダンは息子ちゃんの協力のもと、ケビンと接触。監禁していたチアリーダーを救出しょうとするが、ビースト(ケビンの人格のひとつ、凶暴で壁に強い)と対峙します。
ダンとビーストの地味な戦いは、女性博士と警察の介入であっさり終了。2人は精神病院に習慣されます。(なんで女性博士はダンの名前を知ってたんだろう、この疑問も後に伏線でした)
女性博士は2人に、「あんたらはヒーローでもなんでもない、頭がいかれてるだけ」と説明。
改善されないようなら、頭を弄る手術します宣言。
ダンの能力も、あなたは観察眼が優れてるだけ、メンタリストとしては一流だけど、ただの手を触れたい痴漢(一部嘘)
ケビンにも、あなた方が崇拝するビーストなんて、ちょっと力が強いだけ。周りの物が老朽化してたから壊れやすいし、クライミングできるやつなんていっぱい居る。
ダンはすっかり落ち込んでしまいます。ケビンも人格内で疑心暗鬼ですよ。
とここまでが前半。後半からタイトルロールのミスターガラスが登場します。
ミスターガラスも薬物でポカーンとしている割に、不可解な移動をしているんですが、
それらは全て周りを騙すための演技。ケビン達を説き伏せ脱出に協力させようとします。
翌朝、女性博士は、防犯カメラに映っていたミスターガラスを捕え、頭ポカーン手術を行います。
頭ポカーン手術を受けたミスターガラスが収監されている部屋に、病院スタッフが晩飯を持っていくと、部屋の異変に気付きます。壁に飾られたフォトフレームが落ちてる。拾い上げたところを、一閃、首を搔き切る。
(いくらなんでも、刃物に成り替わるものを置いてるのは、都合良すぎ)
手術室にも事前に細工してた&防犯カメラも都合よく編集してた。てか病院の警備緩すぎ。
ミスターガラスはケビンを解放、ビーストを仲間にし日系の名前のビルを襲撃、悪の力を世界に発信すると、収容中のダンにアナウンスする。ダンが外に出ないと大勢が死ぬことになるよ?と脅します。(ナカトミビルだった気がする)
なんかよくある、ヒーロー映画の続編にありがちな展開。スパイダーマン3か。
ビルの上で死闘を繰り広げ、仲間は死に、ヒロインを助ける。朝日をバックにマスクをとり、なんのためのマスクだ不用心すぎるだきろ。
そんな展開には、本作はならない。
女性博士、ダンの息子ちゃん、ミスターガラスの母親、ケビンの被害者が見守る中、
ダンとビーストの一騎打ち。地味だ。そんな真っ最中に、ダンの息子ちゃんが衝撃発言。
「###」
とここまで書いたところで、一人でも多くこの映画を見てほしい。前作は必見。
ネタバレ全開レビューするつもりないし、レビューすらしてない。
ただ映画という形で描かれた、ヒーローの存在定義という、未開拓だったジャンルを開拓したシャマランの前作の続編を見られただけでも幸福感で満たされた。
ブルーレイ発売日に、再度ちゃんとレビューします。
意外に深い作品
信じる事の大切さ
アンブレイカブルとスプリットの続編で最終章。
この2作品を観ていないと分かりづらい部分もあると思いますが、見ていなくても大まかには楽しめると思います。
驚異的な身体能力を持つ"監視人"デヴィットと"群れ"ケヴィン?、天才的な頭脳を持つ"ガラス"イライジャ。この3人を中心に話は進みます。
彼らは自分の能力をマンガに登場するヒーローの様に感じ、その人智を超えた能力を使って各々の目的、欲望を行なっていきます。
そしてこの3人の噂は次第に都市伝説の様にメディアやネットで広まり、遂には能力を危険視した警察が介入してくる事態になっていきます。
そして3人は捕まり、精神病棟に入れられます。
そこで彼らは医師から「君たちは実は普通の人間で、過去のトラウマや偶然が重なって出来た事からまるでマンガのヒーローの様だと勘違いしているだけなんだ。」つまりは3人の能力はただの"思い込み"だと指摘されます。
この指摘にデヴィットとケヴィン?は自信を無くしたり動揺したりしますが、イライジャだけは自分が信じたものを信じきっていました。
そしてラストの「これは誕生の物語だったんだ」に繋がっていきます。
この作品では他人に何を言われても自分を信じる事の大切さを感じました。
周りの目を気にし過ぎたり、他人から言われた事を鵜呑みににするのではなく、自分や自分を信じてくれる人たちを信じていこうという希望のある作品だったと思います。
イライジャのやり方は過激だとは思いますが、、、
イライジャがなぜ捕まっているのか、デヴィットとケヴィン?はどうやって能力に目覚め、自覚したのかは前作2作品で描いているのでそっちを観るとより一層楽しめると思います。
ケヴィン?にいちいち「?」が付いているのは実際に観て感じて頂けると良いと思います。
期待しないほうが見やすい
この映画は、Mナイトシャラマン監督の以前に公開された2作品の続編とされるもので、彼は、いろいろな映画でこけた実績があり、今回は配給にディズニーも参加し国際的な配給を一手に任し、アメリカ国内はユニバーサルピクチャーズが担っている。シックスセンス以来、さえない監督で失礼ファンの皆様。アンブレイカブルもソフトこそ売れたが、配給は思ったほど入らなかった事実があり、今作は、スプリットで儲けた分と私財をなげうって制作に臨んでいる。
映画監督・脚本家・プロディースと三位一体のような映画は面白いものが少ないのが現実で興行的に失敗するケースが多い。しかし、この映画は視聴者からの支持が高いので、シャマランさんは、家を売却せずに済むかもしれない。
どんでん返し映画を作り続けなければ、まるで海で泳いでいる鮫やマグロのように死んでしまうのではないかと思わせるように彼の映画には登場するが、そんなことはどうでもいいが、このシナリオに関してはなぜか?が散見する。
多人格の人間がイギリス訛りやヤンキーなまりの英語を話したり、メキシコ人になったりとやりすぎ感丸出しの演出は、鼻につく。
彼の映画ファンは大方受け入れていて、どこかのスーパーヒーローの寄せ集めの駄作とは一線を画していると思いたいのだろうけれど、彼のあざとい映画作りには、飽き飽きしているものにとってはただのつまらない石ころと同じに感じてしまう。
アマゾンではネット配信が始まる。
ヒーローのいる場所
演技が凄い
This is an origin. シャマラニスト向け
うん、確実にシャマラニスト(シャマラン映画信者)向けな一作です。まさかまさかの「アンブレイカブル」と「スプリット」の会わせ技なのですが・・・まぁ、シャマランですし、観る人選びますよね。
「シックス・センス」で大々的に世に出てから「アンブレイカブル」「サイン」とそこそこヒットを飛ばしてたかと思いきや、「エア・ベンダー」、「アフターアース」等でいつの間にかラジー賞の常連になってたシャマラン。そこから製作をやった「デビル」(良かった)、そして「ビジット」(これも良かった)で復活!と言われてからの「スプリット」が個人的に微妙だったのですが「アンブレイカブル」に繋がるって事でそれなりに期待していた本作。うーん、これまた個人的には微妙でした。
過去作のキャラクターがそのまま出てる事は良かったですし、出だしや最後のオチも嫌いじゃないのですが、中盤が思いっきりダレます。後、バトルシーンがアップを多用し過ぎて観辛かったです。やっぱりシャマランはアクション向けではないですね。
何はともあれジェームズ・マカヴォイが凄かった。くるくる変わる人格演じるのホント大変だったろうなぁ。アニヤ・テイラー・ジョイは個性的な顔付きですよね。それぞれのパーツが大きくって、超美人って感じじゃなくても印象に残る顔立ちです。ブルース・ウィリス何だか久しぶりー!サミュエル・L・ジャクソン相変わらず美味しい所持ってくよなぁ。
本作アメリカではRotten Tomatoで事前に観た批評家に思いっきり叩かれてましたが、きっとシャマラニストは大歓喜でしょう。大作アメコミ映画へのアンチ・テーゼ的な所もあるのでしょうが、イマイチ上手く働いてない印象です。何と言うか、全額自腹で作った!?という所も含めシャマランが自分とシャマラニストの為に作った感じの作品でした。(大衆ウケしなくても、自分の好きな作品作るんだっていう気概は好きなんですけどね。面白いかどうかは別問題かなっと。)
ヒーローの定義
超シャマランワールド
三部作!
アンブレイカブルはダン
スプリットはケヴィン
そしてグラスはイライジャ
しばし低迷した?Mナイトシャマランの高潔なるアメコミヲタク三部作が完結!
それでも、シックスセンスの完成度は上回っていないと思うし、スプリットの方が恐怖とドキドキ感が終始上回っていた。
しかし!Mナイトシャマラン監督ファンへの全部のせ丼どーーん!!という感じの豪華版。
ブルースウィリス、サミュエルLジャクソンだけですんごいのに。マカヴォイ!あんた元々好きだけどほんまもんの天才だ!!!
話の展開は途中まで知ってからみたけれど、さすが、タイトルになるだけある。
ミスターガラス△!
個人的に、スプリットで生き残ってた女の子がでてきたの嬉しかったなー。すっごい綺麗になっていた。アルトボイスも素敵。
息子役も、アンブレイカブルの子役なのかな?
ケイシーだっけ?女の子の学校の卒業生の写真にダンがいたような。そしてハーレージョイルオスメント君に似ていたような。未確認。
もう〜ヴィレッジとかハプニングあたりでシャマランの作品追いかけるのやめようかと思ってたからスプリットで復活して嬉しい!!
お腹いっぱいということで、4.5!
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