殺さない彼と死なない彼女のレビュー・感想・評価
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ジミ子ちゃん達のエピは好き
評価が高かったので本命のついでに観てみました。
終盤の構成は面白かったけど、全てが円環状に大円団で納得…って感じではなかったかも。ジミ子ちゃん達のターンは第三者的に関わってるだけですよね。一番苦手だったのはヒロインがメンヘラすぎな所。一列前のJKは号泣していたが、共感するには私は余りに老いすぎた。
あと音声が割れてた。音楽いらんから、その金使っていい機材使って欲しかった。
この高校生のリアル感
2020年3本めは小林啓一監督の殺さない彼と死なない彼女。
なんの予備知識もなく飛び込みで鑑賞。あらすじを書くと、不器用な高校生たちの恋愛絵巻になってしまうところが、とにかく演技が自然。如何にもな一昔前の高校演劇部みたいなところはいっさいなく、滑舌も良すぎず、ここまで抑えた演技をさせる監督は逆にすごいなと。なんともリアルに感じました。
これは見るべきです。
涙が止まらない…
何の前知識もなく観に行きましたが、号泣してしまいました。。
高校生たちの物語ですが、大人が観ても、まるで自分のことのように感情移入してしまいます。
きっと年齢に関係のない、普遍的な気持ちが描かれているからだと思います。
人はみんないくつになっても、寂しいし、分かり合えないし、自分だけが変な人間だと、孤独を感じるものではないかと思います。
それでも生きていくことは素晴らしい、ということが伝わってくる作品です。
恋愛もの、青春ものを苦手な人にはお薦めしませんが、私にはかなりガン...
恋愛もの、青春ものを苦手な人にはお薦めしませんが、私にはかなりガンガン響きましたよ~!近年観た高校生もの(あえてくくります)ではいちばんと言ってもいいくらいに楽しめたし観終わったあとの感覚が良かったな。
多くは語れないけど、「今風のよくある展開じゃん!」って言われたくない映画
半分以上意味が分からなかった
突然別のドラマが始まったかのようなぶつ切りとも言える繋ぎはまぁ後から分かるのだろうなと思いながら見ればいいのだが、
登場人物たちの言動の意味がさっぱり分からないまま終盤に突入していくさまは本当に分けがわからない。
それぞれの人物にまったく脈絡がない。
死にたい女はなぜ死にたいのか。
男はなぜ死にたい女にかまうのか。
この二人のやり取りが意味不明。
地味子ちゃんがなぜきゃぴこちゃんの近くにいるのか。
撫子と八千代の関係も意味不明。
殆どが意味不明なのに最後だけ普通の人間のやり方になっている。
なんとなく分かったような気になって泣けるのは分かるが、登場人物に関しては意味が分からない。
でも役者さんはとっても良かった。
みんなこの映画に合ってたし癒やされた。
学生の恋愛ものとかじゃない
鑑賞してからだいぶ日数が経ってしまいましたが、改めて振り返ってしみじみしております。
観る前は「学生の恋愛ものなんて」という気持ちでしたが、進むにつれてそれぞれの物語りが同時進行で進む、ミステリーな様な流れでした。
監督こだわりの自然光も、画角も、まるで写真集をめくっめいるようで、すべてを“鑑賞”しているように思って観ておりました。
後半は畳めかけるような桜井さんと間宮さんの感情合戦がすばらしいです。
桜井さんの後半の涙を流すシーンは圧巻です。
3回鑑賞しましたが、3回ともすべて泣いてしまいました。
ただの恋愛ものではないです。
大人の方も、是非観てもらいたい。
そんな作品でした。
なかなか得がたい体験…
世に数多あるコミック由来の激甘恋愛映画かと思えばそうではない、との評判を聞いていたので、終映前の最後のチャンスに滑り込み。
実に奇妙な味わいながら、ゆるふわに可愛すぎない桜井日奈子と「全員死刑」の不穏さを湛えた間宮祥太朗の画になる存在感もあり、一種得難い魅力がある。
それぞれに進む3組の人間模様が全部必要なのかは正直分からなかったが。
渋谷で観たのですが、終盤グスグス鼻を啜る若い女子たちの中で観る、というのもなかなか得がたいものではあった…
未来の話をしよう
評価が高く気になっていたのでやっと見てみました。
高校生くらいの恋愛とか人生、人生に占める恋愛って感じかな、が伝わってくる映画で結構キュンキュンしました、笑。女優たちがうまい、ってわけでもないんだろうけど、なんだろう、三者三様のかわいさというか、魅力があってよかったなーと思います。
不安定な高校時代の恋愛を見てなんか元気をもらったような、ところどころに入ってきた未来の話をしようという言葉で、先のことはわからないけどポジティブに明るい未来を考えて生きてこう、そんな気持ちにさせてもらったかなと思います。好きな人には言えるうちに好きって言おうみたいなね、そういうシンプルな前向きな気持ちを受け止めてみました。
ストーリー展開は後半入り込めない人もいるだろうなとは思いますね。泣かせにいってるのかわからないけど、強引で、受け止められるかは別れる気はしますが、まぁ高校生気分で一旦素直に受け止めてみれば、よい映画だったかなと思います。
監督の拘りが見える作品。まだまだ見足りない。
作品を見て寂しさを抱えてる人は欲しい言葉をくれる人ではなく、ありのままを受け入れてくれる人を求めているのではと感じました。
久々のヒットでした。キャスト、監督からも作品にかける愛情が伝わってくる所もとても好きです。
カット割が少ない分ピントで視点を誘導する演出もリアリティがありすんなりのめり込んでしまいました。
上映館がかなり少なくなってしまいましたが、年が明けても上映してくれる事に感謝です。
愛おしい群像劇
あからさまに不器用だったり、実は不器用だったりする彼ら。
あぁあんな愚かな事を…。
まるでかつての自分の口から出てきそうなセリフが飛び交い、そのたびにドキッとする。
当たり前の距離感が特別な距離感に変わる瞬間、私の涙腺も崩壊。
そして、緩やかで静かに終わらせて欲しいのに、最後の最後にこれでもかって具合にさらに涙を搾り取られる。
ただ隣にいて欲しい人、そういう感覚をまさぐりながら、ただただ泣くだけだった。
元々原作をTwitterで知り、漫画本を購入した世紀末さんのファン...
元々原作をTwitterで知り、漫画本を購入した世紀末さんのファンです。
4コマ漫画で号泣したのは初めてでした。
かわいらしい絵なのに内容が人間味たっぷりで、なんとも奥深くて大好きです。
話の展開は原作とそれほど変わりなく、おさらいしているようで、気づいたら胸いっぱいで思い出し泣きしていました。
終盤にかけて、声を出して泣きそうになるのをこらえるのに必死で嗚咽するほど…
改めて大事な人を大事に思うことの大切さや、今までの自分のおろそかにしていた部分に気づけます。
ただ、実写であの世界観を表現するとなるとリアルさに欠ける…といった印象でした。
個人的には「地味子」と「きゃぴ子」の名前が特に目立って話が入ってきづらいと感じたので、「君が代→撫子」のように変更しても良かったと思います。
一人ひとりのキャラが確立されているので、名前が変わっても判断しやすいでしょうし…
序盤から中盤にかけては、撫子と八千代の演技に違和感がありむずがゆかったです。
これは原作を知っているからこその感想かもしれませんが…
キャラクターの個性や話し方、雰囲気はそのままで、現代のリアルな若者の話し言葉(語尾を変える等)を用いたら、世代関係なくもっと共感される作品になると思います。
この映画で初めて作品を知った方は、原作を読んでから見ることをおすすめします。
最初の30分はただただ漫画の内容に沿って展開されていくので、原作を知らない同行者は退屈そうでした。
ただ、エンドロールが流れる頃にはいいものを観た、と思えるはずです。
もうすぐ2019年も終わってしまいますが、振り返ると今年一番泣いた映画かもしれません。
夜観ると翌朝パンパンに目が腫れる可能性があるので、気をつけて下さい(+_+)
いつでも未来に向かっている
題名からサイコものかと思って敬遠してたけど、評判が良いのを知って鑑賞。
最近の高校生の使う語彙が少しわかった。死ねとか、キモ、とかそう使うのね。逆に、撫子ちゃんの丁寧すぎる言葉遣いがとても魅力的に感じた。
最後のほうは、息するのに苦労するほど、泣いてしまった。
気持ちを伝えるってホントに大事だよ!
ナナちゃんはぜんぜん不細工じゃなかった。
もっと多くの人が見るといい
配信とかひとりで観たら号泣する人がたくさんいるだろうことはよくわかる。劇場ではすすり泣きどころか、嗚咽切りの「うっ」という女の子の声が出てあちこちで聞こえた。
映されてるのは一握りの男女のよくある何かなんだけど、長回しのフレームの奥、フレームの外、映画的なアプローチがなされていて、そして、こういう繋がりか、という。未来。未来かあ。と確かに泣く。
☆☆☆★★★ いわゆる《時かけ》系の、胸キュンキュンしてしまう作品...
☆☆☆★★★
いわゆる《時かけ》系の、胸キュンキュンしてしまう作品ですね。
ブレまくるカメラ。説明過多な独白等、個人的には納得行かないところも多いのですが…。
でもこの映画には、〝 明日に繋がる何か 〟が存在している。
後半は怒涛の涙腺大崩壊映画でした。
尤も、おじさん的には歳を取ると。〝 何か 〟を予感させてくれる表現にこそ〝 グッと 〟来るお年頃だけに、この程度では泣きませんけど。
でも、こんなストレートに来られたら。そりや〜若い人には刺さりまくるよなあ〜(u_u)
2019年12月 11日 シネクイント
おじさんだって!
原作は未読。
正直完全なるノーマークだったが、フォローしてるレビュワーさんたちの評価が軒並み高いので観ることに。いやー、やられました。
間宮くんと桜井さんの会話はキツい言い方ながらほのぼのする雰囲気がいいなぁなんて思ったし、楽しかった。
出てくる3組の2人の話が絡んでいかないので、群像劇のようなものなのかと思いつつ、あそことあそこが絡んでないからこうなんだなとか、なるほどこんな感じでミスリードしてるんだねなんて考えながら観てたら本当に考えてた通りになってしまった。
でも、ここからがこの映画のすごいところ!そんな展開を予想したからって何?、そんなの関係ないねと言われているかのようにガンガン私の胸をえぐってきた。いろんな意味で考えさせられたし、なんでもっと若いときにこんな映画作らなかったのよ!と思ってしまった。そりゃ、若い女性なら号泣でしょうよ。おじさんだって泣くわ!
音楽目当てで見にいったのだが。
奥華子さんが音楽を担当しているからという理由だけで見に行きました。
最初の30分くらいは退屈で、このまま2時間耐えられるかな、と思って見ていたら、それぞれが展開し始め、意外な繋がりが次々と明らかになり、最後は泣かされてしまいました。
人って嘘をつくというか、なかなか本心をそのまま言わない生き物なんですよね。難しいなと感じつつ、それでも通じあえる希望も持たせてもらえた映画でした。
全体的に良く出来た作品です。 ストーリーも作りも最高です。 笑い&...
全体的に良く出来た作品です。
ストーリーも作りも最高です。
笑い&涙&温もり。
全体を通して、静かで穏やかな空気感。
その空気感の中で、男女、男女、女女 の3つの組み合わせの 各々何らかの形で拗らした系の高校生達が、間を置きながら交互にストーリーとして表現されているのだけれど、いずれも、都度都度かなり面白くて笑える。(拗らした理由もまでも、ちゃんと表現されてる。)
ただ、コメディ系のみで終わらない所が、またこの映画の見所。
後半、1組の男女に、ショッキングな出来事が起きると共に、その3つの組み合わせの高校生達は、繋がりがあることが判明。
鹿野を演じる 桜井日菜子ちゃんの涙と同時に、気持ちが理解できるので、私自身も涙をタラタラ流してしまった。
ラストの締め方も、温かい空気で非常に良かった。
※(演出もかなり細かい。繋がりが現されると共に、蜂やドリンク等まで共通項を持したりしている。)
4コマ漫画とは思えないね
星評価が良いので、
若い子の観る映画なのかな?と疑いつつも鑑賞。。
出てくるのは学生さんなんだけどね、
感性が大人でね、、
共感するとこ沢山ありました
撫子ちゃんの想い方はとても独特なのに
健気さが良く伝わる演技で良かったな〜
きゃぴ子と地味子の関係性も
1歩間違えば険悪になりかねないのに
支え合える関係がステキ
リスカは良くない事と思うけど、
ツラい人生送る為に通過儀礼みたいな感覚ででも
やらなければ居られない若者たちは存在するのよね
ななは本気で死のうとしてる訳では
無さそうなので安心したけど·····
四コマ漫画なんだけど
ちゃんとストーリーとして繋がってるし
主人公のふたりも最後にちゃんと想いを伝えあえてるし
タイトルからは想像出来ない結末で
気分がスッキリする作品でした
追記:2019.12.12
トークイベント付きの上映回にて
監督さんと奥華子さんのお話が聞け、
さらに奥華子さんの生歌まで聞けて
本当に光栄でした
泣けるポイントは1度目と変わらなかったけど
今回はたくさん笑えました
泣きながら笑ってました(。>ㅿ<。)
みんな表の顔と裏の顔があって
そのどっちも分かる〜って事ばかり
死ね、殺す、ブス····とはいえ
言葉一つ一つの想いが胸に響きまくる
結末分かってても、また観に行きます
上映館もっと増えないかなぁ…
上映期間もっと続いててね!!
外は寒いけど、
めちゃくちゃ心が暖まります🎶(灬ꈍ ꈍ灬)ポッ
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