「愛おしい群像劇」殺さない彼と死なない彼女 Chiharuさんの映画レビュー(感想・評価)
愛おしい群像劇
あからさまに不器用だったり、実は不器用だったりする彼ら。
あぁあんな愚かな事を…。
まるでかつての自分の口から出てきそうなセリフが飛び交い、そのたびにドキッとする。
当たり前の距離感が特別な距離感に変わる瞬間、私の涙腺も崩壊。
そして、緩やかで静かに終わらせて欲しいのに、最後の最後にこれでもかって具合にさらに涙を搾り取られる。
ただ隣にいて欲しい人、そういう感覚をまさぐりながら、ただただ泣くだけだった。
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