宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章「新星篇」のレビュー・感想・評価
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この歳まで生きてて良かったよ。マジで。コレだけは。
wiki見てびっくり。
その一、
子供が古代と雪より歳上だった。
その二、
自分が沖田と土方より歳上だった。
小学生の時に映画館まで観に行ったリアルさらば世代です。
自分の何割かは今も「ヤマト」で出来ています。
何年かの間部屋の壁は全部「ヤマト」、
レコード全部買っちゃいました。
でやっぱり、テレビの2で愕然として
Ⅲで辛くなった一人です。
でもやっぱ音楽は最高でした。今でも最高です。
実は劇場さらばでもラストには抵抗ありました。
この艦と古代と雪の為に他の人が死んだ感じがしました。
「特攻」と云う単語は今でも色んな方々が書込みされますが
今でも自分には、否定的な、自分で死に方も選べない
愚かな響きしか感じられないから使いたくないんです。
2201年にまた人間はそんな愚かな生き物になるんですか?
「さらば」の頃は戦後30年。今はそれから更に50年(!)。
日本人はそんなに時間を無駄にしたんですか?
「自殺」です。全く。
古代は地球に帰りたくなかったんだろうな、としか
「さらば」の古代にはそれ以上は考えられません。
この歳ですし、色んな人にも逢ったし、
世の中変わったし・・・というか、
あの頃が異常だったのかも。
で、「2202」ですが、そりゃ泣いたよ。
爆泣き。声を上げて泣いた。声を押し殺してても漏れてた。
どうしたのかって心配されるくらいに。
二十六話が要らないって人も居て驚きました。
「2199」から「2202」に至って尚続く総てが
あの話にあると感じたので。
死んだ人達が皆古代に優しく語り掛けてるのに、
古代は後悔の深いところに沈んで
更に絶対帰りたくない、帰らないつもりでいる。
皆が「まだ未来はある」と語り掛ける。
で、やっと「未来がつながった」。
しかもこの一言をミルが語ってる。
その後はミルとサーベラーの二人だけで。
これは泣くだろう。観てるコッチも
やっと赦された気がした。
彼らは自分達が自分達を赦してもいいんだと
今やっとそう思えたんだろうなと感じて。
で「帰ろう、雪」からの「ヤマトより愛をこめて」。
あ、この唄はここで流れる為につくられたんだ。
「いくら探しても見つからないんだ。
ヒキガネを引き続ける未来しか。」だった古代が
それでも帰って来た。
生き残った仲間が、古代と一緒にヒキガネを引き
あまりに多くの仲間を見葬った仲間達が、
暖かく迎えてくれた。
これ以上この唄が相応しい場面は絶対に無い!!!!!
だから「今は、さらばと言わせないでくれ」だったのか!
更に!更に!その後ズウォーダーが
最高の喜びを、優しさを込めて語るあの台詞が
マジでグッ刺さった。
「無限に広がる大宇宙。
そこには様々な生命が満ち溢れている。
死にゆく星、生まれ来る星、
命から命に受け継がれる
大宇宙の息吹は、永遠に終わることは無い」
千年も絶望した男が、今やっとそう思えた。
薄々気付いていながら、それでも絶望から逃れられずに
自分の心を壊し続けるしかなかった男が。良かった。
オレも半世紀の絶望から解放されてよかった!!!
さすがつくってる側の人達も世代を跨いで、
一人の子供がオッサンになるまで抱えていた重大な疑問を
払拭ってくれました。解決しました。納得致しました。
アタマ捻っててくれてたんだろうな。半世紀の間ずうっと。
「2199」でも酔いしれた。
ガミラスの軍人達とその家族達の心のヒダに。
キャラ一人一人の迷いと確信に。
世界中の人に観て欲しい。
スター・ウォーズやらアベンジャーズやら
そんなアホな呑気なモン観てる場合じゃない筈。
個人の叫びとか直接感じた事はこのくらい。
なんか色んな人が製作サイドの内部事情に詳しくて
その割に想像力が乏しい人達ばかりで。
考察するなら読む人の気持ちも考えておくれな。
世間に晒すなら発言には責任を持つべき。
わかんないなら仕舞っとけ。
&
ズウォーダーとサーベラー、ミルの三人家族
(それぞれ何代目?何十代目?か知らんが)、
宇宙最高に哀れな家族とも見えるかも知れんが、
地球上世界中何時の何処の家族でも
同じくらいの悲しみを背負ってるのかも知れない。
と、そう思った。
マジ重いって。世の中。
自分の罪に毎日向き合ってなきゃいかん。
自分達に未来が無いと解ると人間は・・・、
それでも「運命に抗え」ってか。
よし、解った。抗おう。
&
何観てもエバを持ち出さんと語れない、
自分の愚かさを晒す事に何も抵抗を感じない人は
コレ観て反省しな歳。
あの艦長席で・・・
dvdで見ました。小学生からのヤマトファンとしてはこのシリーズなかったことにしてほしい。
最悪な内容で皆さんの投稿通りですが、自分が一番言いたいことは、
古代が一人ヤマトに残って敵中心に向かう時、あの負傷した森雪が制服を着て登場した時。はぁ〜?と思いました。いや、皆さんもそう思われてますでしょう。
そして作戦を提案したり、操縦席に座って操作したり!!。あなた!記憶喪失中ではなかったのですか?!。よくわかりますね〜。
そして、極め付きは古代が座っている椅子に自分からお姫様抱っこで古代の上に座るとか!!。お前はキャバクラ嬢か?!そしてあろうことか、その席はあの沖田艦長の席ではないですか!!!
お前、それはやっちゃいかんぞ。古代も古代だ。あの席でそれを許すとは!
記憶喪失で自分の本能のままにそんな行動をとったのならば、どうしようもない性行好きなケダモノでしかない。
今後ヤマトシリーズを見ることがあったとしたら、森雪をそんな目でしか見れなくなってきた。
記憶喪失になりたいのは、このヤマトを見てしまった記憶を消し去りたい私の方だ。
史上稀に見る駄作
設定がもはや崩壊してて笑うしかなかった。
半年後にヤマトが帰ってくるとこ、なんで玲なの?っていまだに納得できない。
方舟の崩壊が高次元への入口と結び付いたっていうなら、むしろそのなかで自爆したキーマンの方が生き残るって理屈に合うと思うのですが
いや、それ以前にキーマンと恋愛フラグ立てまくって、あんな独白までさせて、斎藤隊長の言葉も相まって感極まるとこなのに、その爆風で玲が吹き飛ばされるって…
ふざけてんの??
これに関して、小林副監督はあえて死んだように見せかけてコックピットユニットごとベイルアウトしてる、って言ってるけど
わかんねーからっ!
むしろ0.5倍速まで落として見たけど、ベイルアウトなんかしてなくない??
何が愛なの?
主人公のふたりだけが生き残るのが愛なの?
じゃあ新キャラは捨て駒でいいの?
しかも国民投票とやらの真田さんの演説がひどかった
他の死んだヤマトクルーや地球防衛軍、ガミラス側はどうでもいいとしか思えない
どんなに芳忠さんの補正が働いても、唖然とせざるをえない。真田副長のこと、バカにしてんの?
とにかく古代進が脳内お花畑に描かれ過ぎて胸くそだった。
キーマンや加藤隊長、斎藤隊長、彼らを愛してる人の前でよくも笑顔にできたな。
この作品で感じたのは、愛じゃない
大多数の犠牲を平気で踏み散らかす、自分たちさえ良ければいいっていう気持ち悪さだけ
時間を置いて改めて見ると、ヤマト史上上位のクソ作品
・2199からの設定を引き継いでいない。
→ガミラス側でのワープの呼称はゲシュタム・ジャンプで、略して"ジャンプ"と呼ばれていたが、4章の場面では、デスラーがミサイルを空間転移させ、ヤマトにワープをさせた時点ではノイ・デウスーラのシステムは"目標、ワープに入りました"でしたが、デスラー砲を発射したあと、ヤマトがその力でワープした時には、ジャンプしました、と。
その他細かい点、2199で作り上げられてきたものが引き継がれていなかったりしていますね。
・設定がおかしい
7章で言えば、キーマンと斉藤が特攻をして、そのまま死亡になっていましたが、その爆発に巻き込まれた形で機体が誘爆した山本は半年後にヤマトの中で生き残っています。
その理論が通用するなら、少なくとも加藤、キーマン、斉藤あたりは生き残ってますよね。
ガトランティス戦役後、古代と雪は超次元空間とやらにヤマトもろとも巻き込まれ、その空間にいることになっています。
それを通常空間に持ってくるには、時間断層とコスモリバースシステムの増幅という膨大なパワーでない限りダメ…という無茶苦茶な設定です。
その2つを使って2人を救出するかは、国民投票に委ねる??
冗談は勘弁してくださいよ。
あとは2章ではカラクルム級が250万隻でしたっけ。ヤマトの主砲でワンパン、ゆうなぎの主砲じゃ無傷。
少なくともストーリーの序盤ではアンドロメダ級及び護衛艦等の建造はまだでしたよね。
1隻であんなに苦戦しているのに、250万隻?
10隻いたら多分地球墜ちますよ。
真田さんも2199では頭が良かったのに、かなりのおバカになっていたので本当に残念。
・ストーリーがおかしい
続編もやりたい、けど主要メンバー死なせたくない、でもさらばのオマージュもしたい、という欲望が出てきた結果、特攻して滅びの方舟が消滅したにも関わらず、ヤマト、古代、雪が生き残っているという始末。
まあストーリーに関しては2199でガミラスとの協調路線、また波動砲に関しての誓約等で悩ましい部分はあったと思いますが、これはないだろと。
これならまだ2の時のように、テレサが特攻して終わりで繋げてくれた方が良かったですよ。
まだ。
・新キャラが全てを掻っ攫っていく。
キーマン、声も見た目も設定も好きですが、最後、持っていきすぎでは?
真田さんの存在意義は?古代の存在意義は?
結局後継者がいなくなったことで、ガミラスをデスラーが再統治?一度民を殺そうとしてるやつに国民がまたついていくのか?
そんなところですね。
もちろん、良い点もありました。
アンドロメダが本当に美しい形でリメイクされているのと、BGM、CG技術等、2199より時間が経っているからこその部分がありますね。
今までの7部作、無かったことにしてくれて良いので、2199制作陣と、CG担当の方だけで真の2202作って欲しいですね。
それか2205を2199制作陣で。
讃歌
すげえ話だった。
この7章だけを観た訳じゃなく、1話〜最終話まで観た感想だけど。
かなり哲学的な物言いではあるものの、その背景やら自分自身を投影できるとしっかり咀嚼もできる。
「愛」がテーマだった。
愛の呪縛って言葉を使ってだけど、凄いよくわかる。それに絡めとられて身動きできない様も…。だけど、それとは真逆で愛をきっかけに産まれる力や行動力なども。
こんなに小難しい話だったのかと、これを産み出した松本零士先生や、この作品の脚本家たちを尊敬してしまう。
これを俺は中学生の頃に観てるんだな。
「さらば宇宙戦艦ヤマト」って映画のタイトルだった。
もう細かな事は覚えてないけど、名作だったって記憶がある。本作になりいくつかの改変はあるのだろうけど…この大きすぎるテーマの前には些細な事だと思える。
ラストにあたる26話は蛇足のようにも感じるのだけれど、アレでないと語れない事もあるのだろうと思う。
大義を背負って引鉄を引き続けた男を、その矛盾から解放してやるには必要だったのだろう。血塗れの手で切り拓いた未来に価値があるのかと問われれば「わからない」と答えるしかない。ただ少なくとも彼が矢面に立つ事で自分の手が血に塗れなかった人たちはいたはずだ。
彼は彼の幸せを諦めようとするのだけど、そこもやはり「愛」によって引き戻される。
自分が守った今を引き継ぐ未来の命の存在によって。
愛がもたらす「破壊」と「救済」を描いた話だったように思う。
それに加えて地球の事にも触れていて…「星はそこにあるだけで、そこに意味を持たせるのは人間だけなのだ」と。
環境破壊とかの話にも繋がるのかな。
夜空に瞬く天体の話ではない。この「地球」っていう惑星の話だ。
とかく戦争って形で物語は進むのだけれど、葛藤のような個人の話に置き換えた方が理解しやすいように思う。
この作品をユニセフとかで取り上げてくれないだろうか?
戦争とかが無くなる事はないのだろうけど、隣人に対する理解は深まるような気がする。
SF的な面での真田さんの万能さには呆れる程なのだけれど、次元断層とか高次元生命体だとか…あまりとらわれる事なく観れるのならラッキーなのだと思える。
作画もいいし、CGもいい仕事してる!
たかがアニメされどアニメ。
たかが漫画されど漫画。
媒体がそれなだけで地球規模もしくは全人類的な規模に発信された崇高なメッセージだ。
やはり名作だと思える。
松本零士先生に俺的ノーベル平和賞を捧げたい。
中学生の頃に聴いた沢田研二さんのエンディング曲は「なんだこのしみったれた歌は」と思ったのだけど、今聴くと、とても、とても深い曲だった…俺も歳をとったのかなぁと感じはしたが、阿久悠さんとかやっぱ偉大な人だったんだなぁと、妙なとこを再認識。
ヤマトなんだけど新しいヤマトでした
納得いかなかった点は彗星帝国の規模を大きくし過ぎた点に帰結するような気がします…><
その他は音楽も含めて凄く満足です。
リアルの世の中の色々な出来事をオーバーラップさせながら見ると感慨深い物がありました。
新しいヤマトの思い出が作れました。有難う御座いました。
40年前と全く違う価値観で「さらば」を再現するなんて
普通に考えたら絶対無理ですものね…
「時間断層」そのものが、今一納得のいかない先行きに不安が見え隠れする現代社会(=科学が凄い速さで進歩し大量生産されて経済が最優先される社会)
の縮図を体現してたんですね。思わず「ほぇ~」ってなっちゃいました。
少し発展のスピードが速すぎるんじゃないの?
このままで大丈夫なのかしら?
人間の欲望が暴走し始めてらりしない?
正解は無いだろうけどみんな少し考えてみませんか?
って事ですよね…
2199は先の展開が読みやすい冒険物ですが、
2202は先の展開が読めない社会風刺的な要素の強い作品ですから、映画を楽しみながらも色々考えさせられました。
ただちょっと風刺に拘り過ぎたかなぁと…
だからこのレビューの冒頭のような感想に^^;
確かに 和、縁、選択、共鳴、大量生産、どれも世の中を創るるキーワードですもの。
それを体現するために色々とああいう設定になったのはしょうがないのかな。
同じヤマトでも実はジャンルもコンセプトも全然違うので楽しみ方も少し違ってくるでしょうから、好みが分かれて当然かとは思います。
私はどちらも凄く楽しめたので良かったです。
綺麗な映像で、絶妙な演技で、そして素晴らしい音楽でリメイクして頂けて只々感謝です♪
恥筆な長文を失礼致しました。
復活篇を超えた(悪い意味で)
復活篇もかなり強引でご都合主義な映画だった。だが、それでも観ていて「はぁ?どういう意味だ?」と思う所は少なかった。
が、2202は一章から「?」の連続で、最終章の本作で「?」に対する疑問は解消されるかと思ったが放置のまま、新しい「?」が追加されただけだった。矛盾と意味不明、世界観の破壊の連続だった。
レビューで、2202を批判するレビューへの批判として「老害」「オリジナルと比べるだけなら観るな」と言うのが多数。そして、彼らは2202の駄目な所を「新しいヤマト」と言い訳をしている。
自分はリメイクなのだから、オリジナルのままに作る必要は無いと思う。だが、それも話が良く出来ていればだ。最終章に至るまでの物語が、過去の他の作品の真似事ばかり、それも劣化クローン。
前作2199との整合性を無視している点には目をつむっても、2202の中でさえ整合性が取れていない。
上っ面だけオリジナルの名シーンを真似ているが、流れに合っていない入れ方をしているので、観ていて「何故、今それ?」となる。
ストーリーの具体的な部分に触れると、敵に体当たりをしようと単身ヤマトに残った古代。その前に、雪が現れる。だが、彼女は6章で怪我をして数年の記憶を無くしてしまい、恋人古代の事を覚えていないのである。にも関わらず、七章冒頭で古代を庇い重体となる。かなり危険な状態なのだろう、佐渡先生が背を向けて涙を堪える程だ(ここは「さらば」のマネ)。そんな雪をヤマト退艦時に、佐渡先生は連れて行くのを忘れてしまい、雪も重体だったのに、スタスタと歩いている。そして、ヤマトが体当たりのフォローまでしてしまい、記憶を無くしたのに、古代とイチャつき始める。多分、記憶に束縛されない愛と言うのを描きたかったのだろうが、6章で記憶を無くした雪との接触を、メンタルが弱い古代は避けていた。ゆえにこのアホなシーンも記憶を失っても惹かれ合う演出が有れば違ったのだろうな。
で、ヤマトとテレサが敵に体当たりをして数ヶ月後、二人が高次元世界で生きている事が判明。二人を助ける為には、ガミラス戦からの復興を支えた時間断層を暴走してそのエネルギーを使わないと無理となる。それを実現する為に、時間断層を壊す事を「国民投票」で認めて貰おうとして、真田さんの演説が始まる。真田さんの演説、うん、これ自体は良いことを言ってるよ。だけど、ヤマトで国民投票?しかも、前提として地球市民は時間断層の存在を知らないのにだ。
脚本家には自分の中では理解出来ているだろう話を観客に伝える能力が欠如している。
うーん、おしい
最終章なんですが、なんかおしい。
切り出せばいいところは多いんだけど尺不足というか、詰め込みすぎというべきか。
リメイク前作の2199やオリジナルのさらばと比較してしまい、おしいとしか感想がでない。
本当にありがとう
40年来のヤマトファンです。
あまりにもアンチが多いので、
初めて感想を書きます。
さらば宇宙戦艦ヤマトを小学4年生の夏に映画館で見て、震えるほど圧倒され、泣きに泣きました。
そして、どうしようもない怒りに襲われました。
なぜなら、1作目のTVシリーズを愛していたからです。
人類絶滅の危機を救うために、単艦飛び立ち、宇宙の果てへ冒険の旅に出たヤマトの乗組員たち。数多の困難を、知恵とチームワークで乗り越え、成長してゆく若者達の物語。孤独な古代の老艦長への反発が尊敬に変わるところ。素晴らしい音楽、映像。そして帰還。
一方、さらばでは、絶望的な古代に対して命があるじゃないか、と自爆攻撃を示唆するかのような沖田の亡霊。そして、ガミラス星を滅亡させた後の涙などなかったかのようにズォーダーに愛を説いて全否定し戦うだけの古代。ないわ!
トラウマになりました。
事前の情報を一切遮断し、昨日、劇場で2202 第七章を見ました。そして、今夜、再度AmazonPrimeで家で見た。
泣いた。何度も泣いた。難しくてわからなかった点もあるけど。古代は、ガミラス星を殲滅した痛みを抱えた古代だった。デスラーがそれに共感していた。
そして、雪が、孤独な古代を支えた。
結果は、自爆攻撃になってしまったけれど、それは、人類を逃がして生存させるために時間を稼ぐためだった。
進は、兄の守と同じことをしたわけです。
沖田さん、すみません、と言いつつ。
そして、帰還があった。
未来があった。
福井さん、羽原さん、西崎さん、そして
2199と2202の製作、公開に関わったすべての皆さん。
松本零士さん、いままで全てのヤマトに関わった方々。
本当に、本当にありがとうございました。
事故で死にそうなこともあったけど、生きて、俺の好きなヤマトが見られて幸せでした。40年間のもやもやが成仏しました。
イスカンダルから無事に帰還したような、晴れ晴れとした気分です。
できれば、若者達の成長譚であり、センスオブワンダーとロマン溢れる、
最初のヤマトのスピリッツで続編を作って欲しいです!一生、ヤマトからは退艦しません。旅の続きがみたい。
長文読んで頂き、ありがとうございました。
最後に一言
こまけーことにうだうだ言うのは自由だけど、自分で創作もせんと、苦労した人達を否定するのは、好かん!
足りないとこ、合わないところは脳内補完と想像力でなんとかするわ。
長年、ヤマトで鍛えられたからね。
ありがとう、以上だ。
(関係者とは無縁な、単なる1ファンより)
面白かったです。
レビューではつまらないとかなんとかおっしゃってる方も多いですが、40年来のヤマトファンの感想としては、「なるほどこういう終わり方になったか。」と納得する内容でした。
タイトルの2202の最後の2を大きくしてること、サブタイトルに愛の戦士たちと入れている点で、最初の劇場版とTV版をオマージュするのかな?とは思っていましたが、結末を観て先の感想となったわけです。全体を通して劇場版とTVを上手く融合させているな、と感心しました。「つまらなかった。」とおっしゃっている方々は是非とも最初の劇場版とTV版「ヤマト2」を観てからもう一度7章を観てもらいたいです。きっと「なるほど。」と思いますよ。オールドファンとしては子供が父親にヤマトの存在を問いかけるシーンや徳川機関長のシーン、斎藤隊長のあの名ゼリフが聞けたのは嬉しく、感動しましたし、いい歳ながらうるっときてしまいました。惜しむらくは最後の方にいろいろ詰め込み過ぎだったかな?と思ったところですかね。
次元潜航艇!
次元潜航艇!フラーケンの登場が盛り上がりのピークだ。前作を見た誰もが彼はどこに行ったのだろうと思っていたら最後の最後に最高にかっこいい形で登場だ。惜しむらくは作画が盛り上がりを削ぐ仕上がりで少し悲しい。
ストーリーは、正直支離滅裂。ミルの死から要塞への特攻までは良かったものの、ズォーダーの透子殺害から、ゴレム発動に??
この瞬間から彼が狂人にしか見えなくなり妙に薄っぺらいラスボスの位置に座ってしまった。
元々の映画も彼は薄っぺらいのだが…。
後日談は別に悪くない。次元断層という、何それ?的な設定が綺麗に掃除されるし、山南さんの言う通り"このまま進んでもいいこと無い気がする"発言も頷ける話で、因果地平に行ってしまった主人公二人の救出自体は、何だかなぁと思わんでも無いが、一応ハッピーエンドなのでしょう…
残念でした…。
ずっと見て来たから最後迄と思い見に行きました。かなりさわり過ぎで途中、なにがなんだかと云う事も多々ありました。超巨大戦艦は出てこず!?金ヤマト!?(パチンコの演出か?)その他もろもろ…。これならばプレステのゲームの三部作の方がよっぽど感動出来ましたね…。
感じ方は人それぞれだけど【少しネタバレ】
「さらば宇宙戦艦ヤマト」がリメイクされる。
これを聞いた時、私を含めたさらばリアル世代が最初に思ったことは「最後の特攻はあるのか?」この1点だったではないだろうか。
1-6章、毎回楽しく視聴したが、必ず頭の片隅にこの疑問があった。
そして7章。
リアル世代からは厳しい評価のようだ。
尺短い、唐突だ、色々批判はあるが、やはり特攻の有無が一番のポイントのように見受けられる。
私は「良かった」と思う。
死ななかったからだ。ハッピーエンド(かは微妙だが)は好きだからだ。
確かに「さらば」は強烈だった。
馴染みのキャラが次々に死に、古代・雪が死に殉じるからだ。泣いた。
なぜここまで心に残るのか。
名作?
確かにそうだが、子供心にトラウマを刻むほどの強烈さがあったからだと思う。ただ、感動はしたが、悲しかった。
では2202の最後に、私は何を求めていたのだろう。
「希望」だと思う。
死に殉じる姿は美しいかもしれないが、それで終わりである。
死ねば全てが終わりとは言わないが、「さらば」には希望がなかった。
ゆえに私は2202のラストを評価する。
最後に、7章を酷評するリアル世代の方々は何を期待していたのだろう?やはり特攻?
しかし仮に特攻だった場合は「結局さらばの焼き直しじゃないか!」と酷評されるのではないか、と思うのだが。。
「大いなる愛」が小さかった・・泣
「さらば」に号泣し、映画館から動けなかったオリジナル世代です。みなさんが酷評しているのすごくよく分かります。いろいろ指摘されてる通りで、自分も例にもれず黙っていられなくてレビュー書いてます。
2199も2202もいろいろ不満はありつつ、映像がきれいで音楽は最高なのが好きだったのですが、今回はダメ。「さらば」の名場面、何回見ても目が潤む宮川泰の名曲「大いなる愛」で特攻するシーンの音楽がスケールダウンしてるし!「アキラくん、何やっとんねん!」と思っていたら、しばらくして理由が分かった。本来クライマックスの感動シーンのはずが、まだ続きがあって、そこ用に取ってたんですね。つまりこの作品、本来の見せ場を、ご丁寧に分割して、ついでに感動も分割してるのですよ。まったくげんなりする。
いやね、正直、自分の中でヤマトは「さらば」で終わってるし(2は認めない(笑))、2202は違う作品だから、違う終わり方しても構わんのです。今回のラストもそれ自体は決して悪くない。でもね、加藤を卑怯者にして流れ弾で殺したり、古代をでもでもだってちゃんの、無能もの扱いしたり、裏方の頼りになる実は熱血古代大好き真田さんを、口だけ達者な政治家にしたり、古代への愛溢れるユキから記憶奪ったり、そういうことは、ヤマトを愛しているならできんだろうが。なぜ、斎藤、キーマン、山南さんとか、みたいに扱ってくれんかったのだ。
まあ、それはともかく、命をかけた壮大なスケールの星間戦争の物語を、卑小な「愛の」物語に落としてしまったのが、作品をつまらんくした大きな理由でしょうね。訳わかんないし。この素材をうまく使えば、もっと胸躍るドラマが作れただろうに。だっていい場面はところどころにありましたよ(山南さんとか、山南さんとか)。今回だって、予告編は良かった!鳥肌たったよ。だから、映画館まで足を運んだんだけど、結局のところ、製作者たちは下手くそだったってことなんだろう。ヤマトの続編を作るのはいろんな意味で大変なんだろうとは思うけど、残念でしょうがない。「面白い映画を作る」ってこと、忘れてませんか?説教くさい演説なんて聞きたくないし。
映像はきれいで迫力あったし、音楽もやっぱりいいです。スタッフの皆さま、お疲れ様です。映画館に行った甲斐はありました。でも、やっぱりがっかりなので、星3つにしました。ちなみに、実写版ヤマトも自分の中では星3つでした。察してください(笑)。
繰り返し観て噛みしめたい。
生まれた年に始まったヤマト。物心ついた時には虜になっていました。さらばは確かに名作だったと思います。ただ、幼心には主なメンバーがことごとく命を落とす展開はショックでした。自分的には2以降のデスラーと古代の友情に、より思いが強いものがあります。さて2202最終章ですが、モチーフはさらば+2ではありますが、旧作そのままではなく、あくまで別物だということ。ガトランティスの存在が2199と辻褄が合わない部分はご愛嬌、脳内補完するなら、星巡る方舟に登場するガトランティスはタイプ蛮属ということでしょうか?弟タランがデスラーに付いたのも、民主化ガミラスを否定しないまでも、デスラーという存在に尊敬の念があったからではないか?コスモタイガーⅠ で被弾して生死不明の山本がヤマト内で発見されたのも、古代と雪の生存を知らせるメッセンジャーとして、テレサ?によってあえてヤマトと共に送り込まれた存在だったからでは?などなど。
最終話は決して蛇足ではなく、ヤマト的ファンタジーが完結するために必要不可欠な話だったかと。
キーマン中尉は死なせないであげて欲しかったなぁ。きっちり仕事をやり遂げてクールにガミラスに帰っていただきたかった。たとえ山本とは結ばれなかったとしても。
ヤマトよさらばだ。いつの日かまた会おう。
前作を否定するアニメ史上に類を見ない愚作!2199のときの古代進が観たい!!
2202は前作2199の続編ではありません。
なぜなら本当の続編は、前作の設定を生かしリスペクトして、初めて続編と呼べるからです。
例えばドラゴンボールGTは前作Zからスタッフが大幅に入れ替わり作られますが、前作Zへの愛に溢れ前作Zファンが見て幸せになれる作品でした。
しかし2202は最初から、前作2199とファンを否定した。
その証拠に副監督が、2202は前作2199を否定する作品である、と呟いています。
「2199のマインド(唆す輩もいて、作り手の中に発生してしまった理念)からの脱却」だと。
しかも『宇宙戦艦ヤマト2199』公式コミカライズ!を中止させた、そのことも呟いています。
「主要キャラのネタバレ(2199とも2202とも違う)的な話が出るのをやめてもらったらこれも騒ぎになったな」と。
要するに、2202は前作2199を否定する、そのために生まれた作品です。
それは、上の副監督の呟きに、ちゃんと表れている。
2202を好きな人も、2202が前作2199をファンごと否定した作品である、そのことを忘れないでください。
これまでもヤマトファンは、あれこれ別れてきた歴史があります。
さらば以降も、作品への評価の違いから、ヤマトファンが別れました。
前作2199も、最初のヤマトへの解釈の違いから、ファンとアンチに別れました。
でも出渕監督は、前作で最大公約数のヤマトを作ろうとした、その姿勢に嘘はありません。
そして2202以外の他のヤマト作品が、ヤマトファンを否定したことも、一度もありません。
しかし2202は違います。
最初から前作2199ファンを否定し、2202ファンだけをヤマトファンと呼び、それ以外のヤマトファンの全てを否定します。
それは2202全体を見れば判ります。
旧作の名セリフを、不必要な場面で意味もなく、ただ使いまわしする姿勢は、本当に不愉快です。
前作2199で知性や生き方に共感できた同じキャラ達が2202では全くの別人、それも頭のネジが抜けて知性も生き方も劣化した全くの別人の姿は、見ていて本当に悲しい。
例えば前作2199の古代進は、メルダに銃の携帯は砲艦外交と同じだと指摘され、それを受け入れてメルダの前に銃を置き、相手と対等の交渉する姿勢を見せた。
そのシーン一つとっても、古代進がガミラスと協力しなければ次元断層から抜けられない現状をちゃんと把握し、相手の知性と指摘を認め、交渉を成功させるために行動できることを示した。
対する2202はどうでした?
今回、冒頭でのミルに対する古代進の行動は、前作2199で示した古代進の行動と似て全く非なる行動であり、前作2199の古代進なら絶対に銃を捨てないでしょう。
それこそさらばや2での古代進が、デスラーに対峙して銃口を下げなかった様に、ミルに向けた銃口はミルが銃を降ろさない限り向け続けたと思います。
まして今回の古代進はミルの後ろを取っているのだから、ミルに対し銃を捨てることを要求するのが、本当に知性のある者の行動でしょう。
ところが2202の古代進は、ミルに銃を持たせたまま自分の銃を捨てた。
これは状況判断もろくに出来ない、まさに知性の欠片もない狂人の行動です。
このシーン一つを見るだけで、2202が前作2199の続編である可能性はゼロでしかなく、前作2199古代進と2202古代進は全くの別人、それも2202古代進は非常に劣化して指揮官が務まる人物とは思えません。
つまり、2202は前作2199の続編ではありません。
だから、ちゃんとヤマト2199設定を引き継ぐ、本当のヤマト2199続編を作って欲しい。
なにもさらばヤマトにする必要はありません。
なにも出渕監督にこだわる必要もありません。
いきなり時代が2222に飛んでもかまいません。
もちろん時代が2192に飛んでもかまいません。
本当のヤマト2199の続編またはスピンオフで、2199のときの古代進や沖田艦長や土方司令が観たいです。
批判するならもう一度見ろ
名作「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」という叩き台を平成末期に解釈して作られた迷作でした。これだけ批判が多ければ作者も本望ではないかと思わず同情してしまう作品でした。結局古代とユキはMIA(戦闘中不明)扱いにされてしまい生きているのか死んでしまったのか分からん状態になってしまいました。
ここまでくれば勘のいい人はスタートレック ミスタースポックを探せ!が浮かんできたと思います。もし新作が作られるなら「宇宙戦艦ヤマト2203 古代&ユキを探せ!」になるのは明白でしょう。
さらばとは違う、新作で良いじゃない。
まず、最初に私はオリジナル世代です。さらば~に感動しそれが今でも心に残るヤマトファンです。先日焼鳥ヤマトにも行ったし…笑笑。そんな私ですが暫くぶりの大感動となりました。私達の世代には不評と聞いていましたがなんのなんの、素晴らしい出来だと思います。オリジナルに対するオマージュが溢れていて制作側の愛と意欲を十分に感じました。まずストーリー的にあのラストは私には充分に満足。確かにオリジナルの無に帰すラストと違い次を見据えた落とし所としては商業的な側面もあると思うが40年近く経って細かなプロットを整理してまとめあげた監督の手腕に素直に感謝です。なんたって映画はエンターテイメント、楽しくなければ意味がない。もう待ち焦がれた作品のラスト、落ち着いてなんか見れませんわ。さてオリジナルでは多くのクルーが次々と死んでいきました。子供ながらに心が割かれる思いをしたのを覚えています。新作ではそのシーン(残虐な部分も含めて)も少なかったのは有り難かった。お気にのキャラの死なんて見たくないし。ここが自分にとって一番心に残りました。とは言えキーマン、加藤、斎藤、徳川、アナライザー、山本(山本はオリジナルでは古代の盾になり敬礼しながら死んでいった)といった面々の戦いぶりには涙ながらに感銘。特に斎藤、あんたは男だ!永倉とはもうちょっと幸せな時間をあげたかった。真田さんが死ななかったのはオリジナルとの大きな違いですが、あの演説の為だったのか!納得です。そして大いなる賛否両論問題を引き起こしている次元断層と真田が問う人類の選択。オリジナルの本筋は変えず、エンディングに籠められたテーマ。確かに人類と愛の描き方は違ってはいるし複雑になった。でもね人は恥をかくと心に残り、悔いとなりそれに立ち向かうわけだ。だからこその過ちの価値もあるわけだし。個人的には脚本には満足できました。次に音楽。正直私は音楽だけはレベル下がったと思ってました。宮川彬良氏のアレンジは焼き直しの上に軽さしか感じてなかった。だが、だが、ラストシーンのマッチングは見事。感服致しました、最後の最後にやっと納得です。
個人的には金色ヤマトが印象に残った。パチンコでは以前有ったのが本物に!
次回作は新たなる旅路を軸にした新作が始まるのか?ヤマトファンとしては微妙です。オリジナルはさらばだったから心に残りました。二次元的な、生きていた古代と生き返った森雪、沖田艦長なんかはもう急速に興味が無くなっていったから。見たいけど本当は今作で終わり!んでもってスピンオフ的にブラックタイガー隊や空間騎兵隊の物語が見たいなあ。なにわともあれ、制作に関わった方々に感謝です。
二度がっかりしました
6章まで、正確には7章でミルが死ぬまではなかなかよかった。
そこから後は、雑な展開の旧作ダイジェストにちょっとアレンジを加えただけという感じ。ズオーダーは、色々深いこと言って来たのに結局ただの侵略者なってしまい、これまでの複雑な展開が台無し。また、地球にはまだ次元断層含め残存戦力が結構あるのに、あっさりと、さあ感動してくださいと言わんばかりの特攻。極限状態に追い込まれての苦渋の決断でなければ、全然感動出来ない。文句のつけどころはきりがないので、このへんにしておくけど、一つ言っておきたいのは、旧作が良すぎるからとかは関係ない。この作品を普通に見て、期待外れだった。
さらにがっかりしたのは、このサイトで、高評価の人が結構いること。人それぞれだから批判はしないけど。
あまり論理的に考えず、雰囲気で感動出来てしまう人が結構多いのかな、と思うと、私としては、常日頃から残念に思っているそういう世の中の風潮をここでも見たような気がして、もう一度がっかりしてしまいました。(蛇足ですが。)
必然性の布石?
最終話の高次元世界で古代と雪に子供が生まれるイメージが示されたが、これは次回作の旧新たなる旅立ち編で雪が古代と結婚し、夫婦でイスカンダル救出に向かい、暗黒星団帝国に遭遇。さらに続く旧永遠に編で雪が懐妊もしくは出産、育児休業中という設定になり、必然的に暗黒星団が攻めてきた時には雪と古代が離れ離れにならざるを得ず、古代は寂しさのあまり、真田澪に惹かれて…という展開にするための布石か?となると、旧完結編の古代と雪の結婚式の場面がなくなるなあ。キーマンも死んだし、別キャラで旧永遠に編でアルフォンが出るのか?まあ、いろいろ想像をかきたてられるラストでした。スタッフの皆さまお疲れ様でした。ディレクターズカットがあるなら、死亡キャラの見せ場にもう少し、ための場面を入れてください。お願いします。
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