宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章「新星篇」のレビュー・感想・評価
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面白かったです。
レビューではつまらないとかなんとかおっしゃってる方も多いですが、40年来のヤマトファンの感想としては、「なるほどこういう終わり方になったか。」と納得する内容でした。
タイトルの2202の最後の2を大きくしてること、サブタイトルに愛の戦士たちと入れている点で、最初の劇場版とTV版をオマージュするのかな?とは思っていましたが、結末を観て先の感想となったわけです。全体を通して劇場版とTVを上手く融合させているな、と感心しました。「つまらなかった。」とおっしゃっている方々は是非とも最初の劇場版とTV版「ヤマト2」を観てからもう一度7章を観てもらいたいです。きっと「なるほど。」と思いますよ。オールドファンとしては子供が父親にヤマトの存在を問いかけるシーンや徳川機関長のシーン、斎藤隊長のあの名ゼリフが聞けたのは嬉しく、感動しましたし、いい歳ながらうるっときてしまいました。惜しむらくは最後の方にいろいろ詰め込み過ぎだったかな?と思ったところですかね。
愛…なぁ
何と言っても、制作者がキャラクターを愛してない気がする。
加藤の扱いは酷いし、土方艦長はまだ良いけど、徳川機関長にアナライザーはほぼ無意味に死ぬ。
これじゃ、「加藤、山本、ブラックタイガー…みんな死んでしまった…」という前作の重みがまるでない。
リメイクでかつ2199から何も引き継がないなら、ヤマトでなくて良いのでは?
さらばへのアンサー
1974年の初代ヤマトからのファンです。
賛否が分かれる作品ですが「賛」の感想です。
「さらば」のリメイクですが、いろいろと違います。オマージュ的なシーンやセリフもありますが、描かれる主題が違うので、さらばのままを期待すると逆にガッカリかと(自分は、新しい解釈でのさらばが観たかったのでむしろよかったです)
違うと感じる一方で、見終わったあとに「さらば」を見たときの視聴感を再体験しました。素晴らしいと感じながらもどこかモヤモヤする感じ。
40年前、涙で目を真っ赤にはらしながらも、
あれは特攻賛美なの?
沖田艦長の亡霊はなぜあんなことを?
古代と雪は本当に幸せなの?
地球人類はあのヤマトの最後の姿をどう感じたの?
と、次々とモヤモヤが生まれました。
ただ自分は、そのモヤモヤを時々思い出しては、40年間ずっと答え探しを楽しんでいたように思います。
2202は、その40年前のさらばのモヤモヤに、なんとか答えを示しつつ、さらにヤマトを一歩先に進めようとしている感じです。
モヤモヤのひとつ、アンドロメダってやられキャラだったの?!という小学生男子の悲しみを、本作は晴らしてくれました。
第七章で古代が沖田のレリーフに語りかけた台詞も、初代沖田艦長の思いを受け継いでくれていると、ぐっときました。
そして、40年前のさらばがそうだったように、人生観に深く命題を投げかけてくる作品になっていると思います。
続編があるかどうかわかりませんが、本作はずっとヤマトという作品を楽しめる内容だと思います。
次元潜航艇!
次元潜航艇!フラーケンの登場が盛り上がりのピークだ。前作を見た誰もが彼はどこに行ったのだろうと思っていたら最後の最後に最高にかっこいい形で登場だ。惜しむらくは作画が盛り上がりを削ぐ仕上がりで少し悲しい。
ストーリーは、正直支離滅裂。ミルの死から要塞への特攻までは良かったものの、ズォーダーの透子殺害から、ゴレム発動に??
この瞬間から彼が狂人にしか見えなくなり妙に薄っぺらいラスボスの位置に座ってしまった。
元々の映画も彼は薄っぺらいのだが…。
後日談は別に悪くない。次元断層という、何それ?的な設定が綺麗に掃除されるし、山南さんの言う通り"このまま進んでもいいこと無い気がする"発言も頷ける話で、因果地平に行ってしまった主人公二人の救出自体は、何だかなぁと思わんでも無いが、一応ハッピーエンドなのでしょう…
さらばヤマト、味わい深い内容です。
本日3回目の鑑賞してまいりました。いろんなご意見や評価が書かれていますが、見所満載で最終的には良い作品だったと思います。実は私も初見の感想はなんだかなぁ? 展開もシリーズ後半はちょっと急ぎすぎ、無理やり詰め込んで、この内容っかよ?なんでもアリかいって、あまり納得出来ないラストにも正直、違和感を持ちました。 でも2回目は少しゆとりを持って見れたので、映像が素晴らしく、ストーリーも味わい深く鑑賞させていただきました。
たぶん1回だけだと呑み込めない内容かも知れませんね。
3回目はさらに展開がわかっているからこそ、原作のさらばのように泣けるシーンがたくさんありました。斎藤と永倉の場面、永倉の叱責のセリフはしみました。キーマンと斎藤の特攻シーン、キーマンの山本への思い、ガトランティスの哀しみなど、奥深い内容に感動です。
製作者の皆様には
楽しい2年間を提供いただきました。有難うございました。
無節操
とにかく無節操。
製作者が思いついたアイディアをすべて盛り込んでしまった感じ。
誰もアイディアを間引いたり、剪定したりしなかったと感じました。
監督とか、編集とか、プロジェクトマネージャーとか、役割の名前はわからないけど、そういう一つ上から見る人がいなかったんだろうと思う。
もしかしたら、各章の公開日が迫っていて、ストーリや設定が出来上がる前に作らないといけなかったのかもしれないけど、スケジュール調整も含めて、プロとしての仕事ができていない。
"さらば"のリメイクがしたいのか、新解釈がしたいのか、設定を借りて新たな物語を作りたいのか、それすらも決まってなかったのでは?
いろいろ良いアイディアを盛り込んでいたとは思いますが、それをどう表現するか、視聴者に伝えるか、コミュニケーション能力が制作側になかった。。。
時には涙を呑んでアイディアを捨て絞り込むことだって必要だったはずです。
逆に、没設定とか裏設定とかで出してしまえばファンを喜ばせつつ、お金を取ることだってできたはず。
本編に盛り込む必要はない。
というビジネス的な視点でも、プロの仕事とは感じられませんでした。
あの"さらば"をリメイクいただいたことには感謝しかありませんが、事前に抱いたすさまじく大きな期待からすると、期待外れでした。
全章セットの前売り券を買っていなければ、途中で見なくなっていたと思います。
素晴らしい仕上がり
もう劇場で2回、Amazon primeセル版で5回観てます。2199も良かったですが、今回も満足できる素晴らしい仕上がりでした。
小学生の頃に観た「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」は思い出の中にあり、思い出の中にある作品に勝てるものは無いですからね。あっさり切り離して新時代のヤマトを楽しんでいますよ。
考証できてない、つじつまが合わない、矛盾してる、重箱の隅をつつくような鑑賞はしてないので、純粋に面白かったですね。
なにより、昔の作品と比較するファンではなく、若い世代のファンが増えたことが一番嬉しいかも。
こうやってヤマトが受け継がれていくことが嬉しい。
翻訳者の個性出過ぎと、スポンサーによるネタバレ
元々の作品が、現代の基準ではシリアス作品として成立しないくらい突っ込み所満載で、それをきっちり新たな設定を用いて解決していたのは凄いと思いました。けど、原作の良い意味で昭和的なベタな物語や、潔いくらいわかりやすいテーマが、マニアックで難解なSF作品になってしまいました。そして本来、ひとつの作品として、前情報を入れずに観れば、初見で度肝を抜かれたであろう演出も、商品販売の宣伝のため、スポンサーの情報垂れ流しによって初見でも「あーこれか…」的な確認作業になってしまったのが最大の不幸。もし、シンゴジラのように徹底した情報規制の元に試聴していたら、おそらく全く違った印象と評価だったでしょう。インターステラのようだと言ってる人がおりますが、あれも過去の古典SFで既出のネタで、SF的には定番ジャンルってだけのこと。そこは問題じゃないかな。バンダイ商法の犠牲者と言いたい所だけど、プラモデル販売前提がなければ、ここまで凝った映像作品は出来ないでしょうから難しい所かな。
残念でした…。
ずっと見て来たから最後迄と思い見に行きました。かなりさわり過ぎで途中、なにがなんだかと云う事も多々ありました。超巨大戦艦は出てこず!?金ヤマト!?(パチンコの演出か?)その他もろもろ…。これならばプレステのゲームの三部作の方がよっぽど感動出来ましたね…。
最後はインターステラーでしたね
正直今この現代でさらばヤマトのリメイクをやること自体が無理だと思うので、スタッフはよくやったと思います。
ただこうせざるを得なかったというのは分かるんですが、はっきり言って内容はむちゃくちゃだと思います。誰のためのリメイクだったのか。
好き嫌いの問題になると思いますが、作品としては嫌いではないです。
ただどちらかといえば、 2199の出渕監督の自分が見たいヤマトを作るという確固たる信念と、2199から星巡る船までの宇宙叙事詩的な再解釈はとても好みだっただけに今回個人の愛という話に収束したのはちょっと残念。
しかもそれすらもインターステラーが元ネタですよね…
ただ最初から古代と雪のイチャイチャっぷりがすごく普通の人として描かれていたのがこの最後の決断のためだったのであればそこ、このオチの付け方は納得…かなあ。
あとヤマト=大和=大いなる和というのは良かったです。
推しキャラがキーマンだったので、彼が特攻してしまったのも残念。地球で山本玲と幸せになって欲しかったです…
どちらにしても それなりに旧作の大事なところは拾っていたので、それなりに満足感はあります。
スタッフの皆様はお疲れ様でした。
感じ方は人それぞれだけど【少しネタバレ】
「さらば宇宙戦艦ヤマト」がリメイクされる。
これを聞いた時、私を含めたさらばリアル世代が最初に思ったことは「最後の特攻はあるのか?」この1点だったではないだろうか。
1-6章、毎回楽しく視聴したが、必ず頭の片隅にこの疑問があった。
そして7章。
リアル世代からは厳しい評価のようだ。
尺短い、唐突だ、色々批判はあるが、やはり特攻の有無が一番のポイントのように見受けられる。
私は「良かった」と思う。
死ななかったからだ。ハッピーエンド(かは微妙だが)は好きだからだ。
確かに「さらば」は強烈だった。
馴染みのキャラが次々に死に、古代・雪が死に殉じるからだ。泣いた。
なぜここまで心に残るのか。
名作?
確かにそうだが、子供心にトラウマを刻むほどの強烈さがあったからだと思う。ただ、感動はしたが、悲しかった。
では2202の最後に、私は何を求めていたのだろう。
「希望」だと思う。
死に殉じる姿は美しいかもしれないが、それで終わりである。
死ねば全てが終わりとは言わないが、「さらば」には希望がなかった。
ゆえに私は2202のラストを評価する。
最後に、7章を酷評するリアル世代の方々は何を期待していたのだろう?やはり特攻?
しかし仮に特攻だった場合は「結局さらばの焼き直しじゃないか!」と酷評されるのではないか、と思うのだが。。
これがヤマトだ
42年前のテレビ放映時から歴代ヤマト作品を見守り続けてきました。何も知らない人がこの映画を見ると、無茶な設定、あり得ない展開、戦闘中の不可思議な行為と批判だらけになってしまうのはわかります。しかし、これがヤマトなのです。後日テレビ放映されるというのに何の割引もない高い統一入場料を払ってまで映画館に来る人は私のようにヤマト愛に汚染された人々が大半かと思います。したがって、一般的にはおすすめはできない一部好きな人のための映画と言えます。愛の戦士たちというタイトルから、通常の戦闘映画ではない愛と絆の映画と推定できるでしょう。ところで、次元断層の設定には驚きましたが、断層内で働く人はどうなってしまうのでしょう。ブラックですね。
「愛の映画」
今年22本目。
3章〜5章見て、6章見れなかったので、最終章は必ず見たかったので、行けて良かったです。
「愛の戦士たち」と副題がある通り、一貫して、愛がテーマの物語でした。
愛に勝るものはないと思います。
小野大輔、大塚芳忠と好きな声優さんがいるので、良かったです。
OPから泣いていたんですが、今日は5回泣けるかなあ、と予想したら、見事に5回泣けました。
感動的でした。
「翔んで埼玉」の方が面白かった
まぁ、がっかりな出来。結局、設定もいらないものだらけだったような気がします。全部消化不良。とても真面目に作ったとは思えない、残念な作品でした。
ズォーダー大帝、やたら設定深くしてこだわってたけど、結局なにしてたかあまり記憶に残らない……。
迷走気味にみえて、しらけました。
森雪って、古代の前に飛び出して撃たれましたが、いったいどこ撃たれたの?ヘルメットのガラス部分が弾けてましたが……、それだけ? 結果無傷だったの?
なんか、演出が不自然で腑に落ちなかったです。
徳川機関長の死も、斎藤、キーマンの死も、不自然過ぎて、ぐっと来るものがなかったです。
加藤の死も、ひっぱったわりには、残念な手抜き演出にみえました。色々素人劇団のべったベタの芝居みてるみたいで、興ざめしてしまいました。
エンディングも、『さらば』や、『ヤマト2』とも違う締めくくりは良かったですが、今後も続けていくんだね…という潔ぎ悪さを感じて、少しウンザリしました。これだと、旧ヤマトと同じ意味不明な迷走作品の別ルートが作られるだけになりそうで悲しい。
愛が足りなかったのは、2202の監督、脚本をてがけた人たち?作ってる途中で、この最終章の出来の悪さや、中途半端でご都合主義の展開に疑問を感じなかったのか?
『銀河』、正直最初見たとき笑いましたが、2202で一番面白かったのは『銀河』の登場だったかも。
そこは◎でした!
「大いなる愛」が小さかった・・泣
「さらば」に号泣し、映画館から動けなかったオリジナル世代です。みなさんが酷評しているのすごくよく分かります。いろいろ指摘されてる通りで、自分も例にもれず黙っていられなくてレビュー書いてます。
2199も2202もいろいろ不満はありつつ、映像がきれいで音楽は最高なのが好きだったのですが、今回はダメ。「さらば」の名場面、何回見ても目が潤む宮川泰の名曲「大いなる愛」で特攻するシーンの音楽がスケールダウンしてるし!「アキラくん、何やっとんねん!」と思っていたら、しばらくして理由が分かった。本来クライマックスの感動シーンのはずが、まだ続きがあって、そこ用に取ってたんですね。つまりこの作品、本来の見せ場を、ご丁寧に分割して、ついでに感動も分割してるのですよ。まったくげんなりする。
いやね、正直、自分の中でヤマトは「さらば」で終わってるし(2は認めない(笑))、2202は違う作品だから、違う終わり方しても構わんのです。今回のラストもそれ自体は決して悪くない。でもね、加藤を卑怯者にして流れ弾で殺したり、古代をでもでもだってちゃんの、無能もの扱いしたり、裏方の頼りになる実は熱血古代大好き真田さんを、口だけ達者な政治家にしたり、古代への愛溢れるユキから記憶奪ったり、そういうことは、ヤマトを愛しているならできんだろうが。なぜ、斎藤、キーマン、山南さんとか、みたいに扱ってくれんかったのだ。
まあ、それはともかく、命をかけた壮大なスケールの星間戦争の物語を、卑小な「愛の」物語に落としてしまったのが、作品をつまらんくした大きな理由でしょうね。訳わかんないし。この素材をうまく使えば、もっと胸躍るドラマが作れただろうに。だっていい場面はところどころにありましたよ(山南さんとか、山南さんとか)。今回だって、予告編は良かった!鳥肌たったよ。だから、映画館まで足を運んだんだけど、結局のところ、製作者たちは下手くそだったってことなんだろう。ヤマトの続編を作るのはいろんな意味で大変なんだろうとは思うけど、残念でしょうがない。「面白い映画を作る」ってこと、忘れてませんか?説教くさい演説なんて聞きたくないし。
映像はきれいで迫力あったし、音楽もやっぱりいいです。スタッフの皆さま、お疲れ様です。映画館に行った甲斐はありました。でも、やっぱりがっかりなので、星3つにしました。ちなみに、実写版ヤマトも自分の中では星3つでした。察してください(笑)。
繰り返し観て噛みしめたい。
生まれた年に始まったヤマト。物心ついた時には虜になっていました。さらばは確かに名作だったと思います。ただ、幼心には主なメンバーがことごとく命を落とす展開はショックでした。自分的には2以降のデスラーと古代の友情に、より思いが強いものがあります。さて2202最終章ですが、モチーフはさらば+2ではありますが、旧作そのままではなく、あくまで別物だということ。ガトランティスの存在が2199と辻褄が合わない部分はご愛嬌、脳内補完するなら、星巡る方舟に登場するガトランティスはタイプ蛮属ということでしょうか?弟タランがデスラーに付いたのも、民主化ガミラスを否定しないまでも、デスラーという存在に尊敬の念があったからではないか?コスモタイガーⅠ で被弾して生死不明の山本がヤマト内で発見されたのも、古代と雪の生存を知らせるメッセンジャーとして、テレサ?によってあえてヤマトと共に送り込まれた存在だったからでは?などなど。
最終話は決して蛇足ではなく、ヤマト的ファンタジーが完結するために必要不可欠な話だったかと。
キーマン中尉は死なせないであげて欲しかったなぁ。きっちり仕事をやり遂げてクールにガミラスに帰っていただきたかった。たとえ山本とは結ばれなかったとしても。
ヤマトよさらばだ。いつの日かまた会おう。
残念過ぎ
映画館で見て、昨日7章の1話目を見てつくづく思いますが、尺が足りなさ過ぎ。あと2話でこの戦いを終結させるなんて。だったら途中のエピソードの一つくらい削ればよかったのに。
あと、波動防壁は何処に?
2199にて波動防壁があるからこそヤマトが無敵だったのに。第七章は何故?あんな集中砲火受けたら5分と持たんて。
うーん、、、、どう言えば?
何だろう。こう、、、、もやもやする終わりかたをされたというか、、、
あちこちで広げた伏線の回収もできずに中途半端な終わりかたをされた。
観てて気になったのが山本とキーマンっていつそんな関係になったんだっけ?ってのがずっと引っかかて思い出せない。後は最後の国民投票の下り(笑) あれは必要あったのかなぁ?
もう今後のヤマトに関しては、観たくないです。
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