「宇宙戦艦ヤマト2202を終えて」宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章「新星篇」 ライオンママさんの映画レビュー(感想・評価)
宇宙戦艦ヤマト2202を終えて
私にとって素晴らしいと思えたとこのその一つを書いときます。
それは真田さんの演説です。
彼は英雄ではない!
彼はあなたです!
人は生きるため責任をはたすために自分で自分を裏切ることになれて、本当の自分を見失ってしまった。
昨日の打算、今日の妥協が未来を自分をくいつぶしていくのを予感しながら、どこへ向かうとも知れない道を歩き続ける。
この過酷な時代を生きる無名の人間の一人、あなたやわたしの分身なのです。
ですから引け目は感じないでいただきたい。
英雄だから犠牲をはらってでも救って当然という考えは間違っています。
もし彼と彼女を救うことで自分もまた救われるとおもえるのなら、このおろかしい選択のさきにもう一度本当の未来を取り戻せると信じるなら。
是非二人の救出に票を投じてくださいw
つうじあう便利さ、効率を求める声に惑わされることなく、自分の心にしたがって、未来はそこにしか存在しないのだから。
ここに自分を重ねてしまいました。
みんな何度もつらい思いをしてる。自分だけじゃないとも。
昔のさらばヤマトに貰ったものは 死に方でした。
人の為に死ねたら、それが最高の死に方。そう思って生きてきました。できてるとは言えませんが。
そして愛とは守るものと思っていました。
違いました。違うというか根本が、最初が違っていた?
今回こう思いました。
愛は理想。
誰かの為に、そう思うだけで愛。
できるできないじゃなくて 相手を思いやることだけでいい。
そう、君は手を広げて守るがいい、って歌詞で、そう思ってた。
続きの歌詞で 確かに愛した証があるっていうからそう思ってた。
でも一人一人が思うことは愛する人の為だけでいい。 ここ!!
ここの意味が何十年も経ってわかった気がする。
愛とは思うだけでいい。そう解釈できた。
思ってるだけでなんになる、誰もがそう思うだろう。
でも 思うだけなら みんなできてるはず。
それだけでいい。 できないから思わないじゃなくて、相手を思いやる気持ちになることが 愛。
私はそれを理想と思う。
こんな気持ちになれました。
スッキリしたというよりも 守ることに比べたらレベルは下がったのかもしれないけれど、 思いやる気持ち。それを大切にしていこうと思います。