「トラウマが…消えました」宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章「新星篇」 やすゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
トラウマが…消えました
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宇宙戦艦ヤマト2202 第7章
会社の帰り観てきました。
50半ばでついつい観に行っちゃいました。
観に行ってよかった…あの時の呪縛からやっと解かれた…そんな気持ちでいっぱいです。
ネタバレになってしまったら困るので
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時間断層とかでてきてたところである程度予想はできたのですが…私にとってはもうこれ以上ない終わり方でした。
40数年前、私は人の生きる素晴らしさを力一杯説く古代進の姿を観て涙しました。その古代が自らの命を犠牲にしてまでも地球の平和を守り抜く…素晴らしい…自己犠牲…特攻という名の…でも…でも本当に素晴らしい事なの?本当に古代と雪は幸せだったのか…ずっと心の中に大きなシコリになって残っていました。
TVシリーズでテレサだけの特攻で、ヤマトは負けた中でも強く生きる姿(確か松本先生の案)を描いて後のシリーズに繋げますが…でもそれは私にとってはやはりシコリを大きくしただけでした。
でも今回その大きなシコリが…心の中のトラウマを払拭することがようやくできました。
確かに納得いかない展開も今回もあります。
でも昔ヤマトに涙した皆さん、ぜひご覧ください。ご覧になった後気づくはずです、この物語の主人公は古代進や森雪だけではなく、制作スタッフの皆さんや、そして映画を観た私達である事に。
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