ミスエデュケーションのレビュー・感想・評価

『山の中で焚き火をした後は必ずきちんと火は消しましょう』
そちらの方が問題である。

『1993年だから仕方ない』と言えない。
『エデュケーション』なんて言える場所ではないだろうが、何一つリアリティに欠ける。

僕は、社会が決めつける性的な偏向者ではないが、髭面が大嫌いで、女、子供と話すのが苦手だ。でも、自分を病気と思った事は無い。しかし、男、女の関係なく『性的な行為』を求められたら僕は嫌悪感を感じる。（そんな事は今まで一度もないが）
それが僕の性癖で、それを直す気持は無い。従って、そう言うスタンスで、LGBTとの関係は保ちたい。LGBTの指向を受け入れる余裕はないが、自分の指向を押し付けるつもりもない。

主人公は両親を事故で失っていて、叔母に育てられている。
LGBTであることは隠していたが、プロムの夜にバレてしまい、激怒した叔母は矯正施設に入れてしまう。
この施設は厳格なキリスト教を信仰しており、主人公たちは自分自身を否定され続けた。
そんな中、事件が起き・・・。
偶像化された神は怖い。

メジャーな作品ではありませんが、GYAO!でクロエ・グレース・モレッツ主演の作品を見つけたので鑑賞。
クロエ・グレース・モレッツはやはり魅力的で、ずっと見ていられる。肌の露出は少ないですが同性とのキスシーンやラブシーンにも体当りで演じています。
ストーリーも、同性愛に悩む若者たちと理不尽な大人たちを描いていてなかなか見応えがありました。
LGBTに対して偏見のない世の中になりますように。

クロエがとにかくカッコいい。
ただそれを除いて、特出する点が無いのも事実。

この類の映画であれば、
「ある少年の告白」が圧倒的におすすめ。

情景が綺麗。心を掴まれる。
クロエの演技もちろんですが、あの雰囲気だったり綺麗な感じが最高。サントラも良いです。

矯正施設の虐待がエグすぎて私は体調が悪くなりました。
クロエにつられて観たんですが。
どんなにえくぐても大丈夫な人だけにおすすめです。
それしかないけど。