きみと、波にのれたらのレビュー・感想・評価
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酷評の様ですが…
試写会で観ました。
普段、アニメはほとんど観ませんが…思っていたよりも素敵な映画でした。
川栄李奈さん、なかなかいい仕事してますよん‼
今、恋をしてない方は…きっとしたくなりますよ~(笑)
2019年度クソアニメオブザイヤーノミネート作品
試写会のチケットを頂けたので、公式サイトであらすじだけ確認して試写会に参加してきました。
前提として、私自身は監督や出演者・アーティストのファンというわけでもなく、アンチというわけでもありません。
これまでにも実写・アニメ問わず青春映画もいくつも見てきました。
比較的公平な気持ちで映画を見てきた感想を書きます。
率直な感想といたしましては、「ツッコミどころが多すぎる!!」です
久方ぶりに映画を見て開始早々に途中退席したくなりました(笑)
評価を星1にしましたが、理由あっての星1なのであまりネタバレになりすぎない程度にレビューしたいと思います。
《全体的な雰囲気》
アニメ自体は少女漫画のような絵柄と動きで、THE・少女漫画の青春!っていう印象を受けました。
その部分の雰囲気作りはちゃんとしていたと思います。夏を感じることはできました。(絵は決して上手くないですよ。作画崩壊ありましたし)
作中には最近の高校生~大学生の女子が好きそうな要素が詰め込まれています。
サーフィン、レトロな珈琲店、一昔のFIATのようなレトロな車、二人の思い出の曲、花火、どこでもキャンプ、カッコよくて珍しい苗字、消防士の彼氏、勉強できる系彼氏、料理できる系彼氏、花屋でバイト女子、将来の夢は珈琲店を開く etc...
絵柄的にもこの映画のターゲットはその層なんだなと感じました。
しかし、一つ一つを丁寧に主張する割にストーリーにあまり必要がない部分が多すぎていくら何でも詰め込みすぎなのでは…と感じました。
あと、セリフとか主題歌も相まって何だかチャラい(笑)
言葉は悪いかもしれないですが、ギャルとチャラ男という感じ。キャラ設定とか物語は全然そんなんじゃないんですけどね。
でもそのズレによる違和感が終始付きまとって非常に残念。
《ストーリーとか》
恋人が亡くなるというところから始まる恋愛ものの王道ストーリー《のような感じ》←重要
めちゃくちゃざっくり言うと、
「幸せ絶頂 → 恋人死ぬ → 主人公落ち込む → 死んだ恋人による不思議現象 → トラブル発生 → 亡き恋人の不思議パワーで解決 → 主人公前向きに」
という感じで最後にお涙頂戴という王道のストーリー…のはずなのですが
世界観がよく分かりませんでした
この映画はファンタジー?それともリアル?という感じ
序盤は普通にリアルな世界観()で物語は進んでいきます。主人公の彼氏が亡くなった中盤辺りから主人公にだけ不思議な現象が発生するのですが、
この現象がどう見ても精神的に病んだ人のそれ。まぁでもショックもデカかったからそれもあり得るよねと納得してました。
序盤で形成されたリアルな世界観()も相まって、「大切な人の死を受け入れられなくて幻覚見ちゃってる女の子がそれを乗り越えて成長するのかな」と思っていました。
中盤以降に出てきた唐突なファンタジーに対しても「演出的にファンタジーちっくな感じだけどこれは主人公目線であって、あくまでリアル寄りな世界観なんだろうな~」と感じながら観ていたのですが…
まさかの最終的にファンタジーど真ん中(笑)
剣も魔法も無い世界観で本当に水が浮いたり意思を持って動いちゃダメでしょう。
まあね、勝手にリアルな世界だと思い込んでいたのは私ですよ。でも随所にファンタジーじゃないよって布石置いてたじゃない…!
例え本当にファンタジーだったとしても主人公以外には偶然起きたように見えるとかそれっぽい理由付けることぐらいできたでしょ(バケモノの子然り、トトロ然り、君の名は然り)
せめてあの不思議現象は偶然?それとも本物?って悩むぐらいに視聴者の想像する余地を残して欲しかった…
これまた視聴者置いてけぼりの感じです。
あと中盤以降、ジブリのポニョを連想させられました(笑)てか意識してる感じありあり。
作中に出てくる歌(主題歌)が結構物語のキーになるのですが、この曲に関してもツッコミどころ満載です。
作中では懐メロ的な扱いで出てくるのですが、GENERATIONSの新曲ですよ?歌が今時過ぎて全然懐メロに感じられない(笑)
どうせならしっとりした落ち着きのある曲とかにすればよかったのにGENERATIONSのEDMばりばりの曲とかに
したもんだから感動する場面で全然感動できない。曲に思い入れが全然湧かない。
作中で2人でアカペラで歌いながらいちゃいちゃシーンを見せられる場面があったのですが、放送事故かと思いました。
いやまぁ、この曲がキーであるというのを印象付けたいのも分かるしリアル感出したいのも分かるんですけど…あれは作中1番酷かった。
個人的にはここが退席したいピークでした。(しかも長い…)
あと主人公の彼氏が消防士なのでストーリーの中で火事は起きるんですが、その原因が廃墟でヤンキーがふざけて花火で遊んだってところまでは良い。
うん。よくありそう。
ただその花火の規模が花火大会レベルってどうよ?
現実味なさすぎる。「打ち上げ花火、下から見るか~(ry」的な雰囲気を出したかったのか?
絵的な綺麗さを求めるのは結構ですが、実際火事が起こってるのにそんなファンタジー的な雰囲気だされてもその綺麗さに集中できません。
普通だったら大ニュースなんですが、主犯格逃げおおせてるし。
しかも2回目(強化版)あるっていう(笑)
極めつけが登場人物が基本的に頭悪い。良い意味で未熟とかじゃなくて、ただただ見ていてイライラする。
主人公は恋愛脳だし、彼氏死んでからはどう見ても精神的に病んじゃってる。全然笑えない。
不法侵入の現場押させるために自分たちも不法侵入するってどうよ?
しかも花火し始めるまでだんまりだし。防げる事故だったよね?まずは警察に電話しましょう。
《結論》
Generationsと川栄ありきでとりあえず夏&感動系っぽいアニメつくろーぜって感じで企画した結果できた駄作です。
ここまで何をしても視聴者に入ってこない映画も珍しい。
情熱無き作品はここまで酷いのかと痛感できる、ある意味貴重な作品です。
CMとポスターの雰囲気だけで気になった方は見なくていいです。あなたの時間は決して安くないですよ。
ストーリーが薄っぺらい
試写会で観ました。ストーリーは予告から想像していただいた通りで、まったく捻りがなく薄っぺらかったです。予告も見せすぎだったと思います。あとここぞとばかりにEXILEだかなんだかの主題歌がストーリーに何度も出てきて、鬱陶しかったです。娘が「しょうもな」と何度も口にしていました。あと声に何人か違和感がありました。
正直つまらない映画でした。わざわざ映画にしなくてもテレビアニメでも良かったんじゃないの?と思ってしまいました。
試写会だったので良かったですが、これが1900円、ファーストデー1200円では割りに合わないと思いました。どうしても観に行くとかEXILEかなにかのファンとかいう人以外はDVD で充分かと。
絵は最高
出だしの過剰な演出とか、個人的に合わない音楽性など、少しイライラさせられたけど、それら嫌に思えた事柄も見事なまでに物語の需要な要素となっていて、結局かなり泣かされてしまった。
ストーリー的にどうかなと思ってしまうところはあったけれど、基本的に映像が美しくて見た目も楽しいものだったので、終始魅了された作品だった。
(笑)
原作は読んでませんが、映画は小学校4年生が考えたのか? くらいストーリーが強引で幼稚です。ファンタジーだから… と言ってしまえばそれまでですが、私は納得できない映画でした。
見終わったあと、何も残りませんしムダです。
夏にピッタリの恋物語!
試写会にて。
ブルー主体の爽やかで夏にピッタリな作品でした。
港とひな子が一緒に熱唱しているシーンは実際に一緒に歌って撮ったそうで、ウキウキ、ドキドキがすごく伝わりました。 さながら日本版 #シェープオブウォーター
のようです!
歌がkeyになっているのはわかっているんですが、GENERATIONSの「Brand of story」が流れすぎて曲宣かな??って(笑)
山葵役の伊藤健太郎さんの声優も本当によかったです。
夏を先取りしちゃえそう!まだ6月なのに(笑)
久しぶりに青春の波を感じちゃいました(笑)
サーフィンから始まる恋っていうのも、なかなか乙なものですね(^^)
運動全然しない自分としては、なかなか刺激的なアニメ映画でした。
この映画で注目すべきは、波の動き!
波がまるで生き物みたいに、うねうねとうごめく姿に感動!
自分の体にまとわりついて、一心同体となっていく感じが素敵です。
この独特な水の描写は、アニメだからこそ表現できるんではないでしょうか?
そして、そんな変幻自在な波に乗るのが、川栄李奈さんが演じた、ひな子。
ボードを自在に操って、波に軽々と乗ってしまう姿に感動しました。
天真爛漫で明るい彼女のイメージは、川栄ちゃんにぴったり!
彼女から発する声も、元気な大学生といった感じで全く違和感ないからびっくりしました。
声優に女優に、何をやってもそつなくこなしてしまう、彼女の才能にびっくり!
そんな彼女の彼氏役だったのが、EXILEの
片寄涼太さん。
3年A組のドラマの時にも共演していたから、演じやすかったのではないかな?
と思ったり…。
始めは、彼の初々しい感じが、なかなか慣れませんでしたが…。
2人が仲良く歌を歌うシーンで、お互い歌手だからこそ本領発揮した感じ(笑)
歌のハーモニーに乗せて、2人の掛け合いがどんどん楽しくテンポよく自然体な感じになっていきました。
始めはThe・青春って感じの、10代向け映画なのかと思ったのですが、思ってよりメッセージ性のある感動作品でした。
今身近に大切な人がいる人に必見!
その人をもっと大切に、愛おしく感じられる愛情溢れる映画です。
普通の恋愛映画だと、よくある展開に飽きてしまう所ですが、この作品は所々にファンタジー要素が混ざっているから面白い!
ベタな展開に持ち込ませず、意外な展開に最後の最後まで心が揺さぶられ続けました。
96分という短い映画ですが、短いからこそ、大切な部分をギュッと凝縮させて作り上げたような作品。
一つ一つの細かな描写を、丁寧に感じたままに観てほしい映画です。
夏まであと少し!
夏を先取りしちゃったかのような、フレッシュさ満載でした。
ありがとうございました(^^)
夏にぴったり爽やかな作品
試写会にて鑑賞しました。
映像が綺麗で、夏にぴったりの作品です!
ひな子と港が一緒に歌唱するシーンは、
実際に片寄さん川栄さん一緒に歌って撮ったそうで、
すごく良かったです!!
ドキドキキュンキュンしました!
最後はホロっと泣ける、素敵な作品でした。
主題歌も作品にぴったりです!
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