「評価を気にせず体験してほしい嬉しいギャップ映画」きみと、波にのれたら megmさんの映画レビュー(感想・評価)
評価を気にせず体験してほしい嬉しいギャップ映画
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宣伝も恋愛を全面に出していたからそのイメージが残りすぎていたのかもしれない。
実は恋愛映画の殻を被った人の内面を丁寧に描いた物語である。
波にのれる、のれない、オムライスの卵のメタファー
よく取材されている消防士とゆう仕事とサーフィンの描写
2人でいる日常の切り取り方
素晴らしい演出が散りばめられている。
脇の2人がとても良いので4人の群像劇でもある。
シンプルで王道なストーリーに丁寧に丁寧に描写を積み重ねていく。
だからEDで涙が溢れてしまう。
さらにリピートした時にはOPから泣けてしまう、劇中の何気ない台詞が効いてくる…巧みな脚本にも脱帽。
2人の表情も甘いとゆうよりさっぱりしていて愛らしい、きっとバランス配分がよく考えられている。
画と演出が相当うまくないとできないことだ。
今回は湯浅監督作品の中でも派手なお芝居は少ないが、2人のダンスシーンとラストシーンの映像カタルシス、音楽の組み合わせにも驚いた。
宣伝が宣伝なだけに思っていたのと違う、とゆう意見もあるかもしれない。
カップルもいいけど友人と観てもいいかもしれない。
こうゆう作品こそ、クチコミで広まり劇場で盛り上がってほしい。
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