「中盤がシュール過ぎて笑っちゃうけど妹がクソ可愛い」きみと、波にのれたら zhiyangさんの映画レビュー(感想・評価)
中盤がシュール過ぎて笑っちゃうけど妹がクソ可愛い
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EXILEか何かの歌を歌うとツーアウト~って感じで指立てながらヘラヘラとニヤけている優男の幻覚が水中に映るという訳分からん症状が発症した女子大生の映像が面白すぎて笑っちゃった。しかも途中から幻覚を連れるために巨大なビニールのイルカに水を詰めて町中を歩くようになるし。
「夜明け告げるルーのうた」も海と歌の物語だったけど、水の描写の美しさはこっちの方が何となく印象に残っているかも。序盤の自転車で走るときの下から空を映したアングルや、過剰な花火で主人公と優男(港くん)の出会いと別れを彩ったシーンも強い。そういった意味ではアニメーションとしては凄く良いと思う。
ストーリーも良いし、キャラクターも悪くない。優男の妹はめちゃめちゃ良かった。でも最初に書いた通り、中盤の描写が必要なんだけど面白すぎて、そこばかり悪い意味で思い出してしまう。主人公カップルが放つ"陽気さ"に実感を持ってないので、水中に現れる港くんの姿もギャグっぽく見えてしまうのかもしれない。人によっては別にここまで苦笑(嘲笑?)するシーンじゃないのかも。
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