「思いもしなかった難病と向き合う2人」10万分の1 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
思いもしなかった難病と向き合う2人
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2020年。監督:三木康一郎。原作コミックは宮坂香帆。
題名の「10万分の1」は難病のALSにかかる人の確率のことです。
高校生の桜木莉乃(平祐奈)は、急に転びやすくなり、手から物を落としたり
するようになります。
幼なじみで憧れの男の子・桐谷蓮(白濱亜嵐)から、思いもよらず《告白》されて喜びの
絶頂。
体調不良で精密検査を受けると、10万分の1の確率で発症するALSと宣告されてしまいます。
私の親友も1年3ヶ月前にALSを宣告されたので他人事とは思えませんでした。
莉乃さんはとても転びやすくなりましたが、友達は最初に話せなくなりました。
言葉を発声するのが困難で口も回りません。歩行は初めはしっかりでした。
莉乃さんが、電車から降車しようと思ったら、立ち上がれない・・・パニックになります、
・・・ホントに物凄いショックですね。
友達の蓮くんは本当に心優しい青年で、梨乃の「やりたい事リスト」を書いたノートの
項目を一つ一つ叶えてくれる所は、感動でした。
原因も治療法もまだ見つからない難病ALS。
まさか私が?
まさか愛する人が?
と思いますね。
蓮は梨乃の現実をキチンと受け止めて、最善を尽くそうと前向きに未来を見つめる。
そんな2人に試練がこれ以上過酷にならない事を願うばかりでした。
(どうでもいい事ですが、白濱亜嵐くん、高校生にはとても見えませんでした)
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