「リア充を あつめて早し 最上川」10万分の1 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
リア充を あつめて早し 最上川
ムカっときたら五七五の句にしてしまう桜木莉乃。観ている側としても、五七五でレビューしたくなってきます。あ、これはこれで句集を出したほうがいいじゃん!などと思いつつ、彼らの恋の行方をドキドキしながら追いかけました。
ホーキング あなたはやっぱり 天才だ
難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)。映画ではこの病気についても説明がなされています。あらためて大変な難病だということもわかり、進行の速さにも驚かされました。実際には60歳前後の発病が多いとのことです。ニューロンが異常をきたし車いす。
ALSだとわかった莉乃がバケットリストを書き始めます。「蓮といっぱいデートする」「みんなでボーリングする」などなど、そして10番目のリストには「蓮と別れる」・・・うるうる。映画では何度も使われるようになった“死ぬまでにしたいこと”。またかよ~と思いつつも、この10番目には泣かされました。
むにゃむにゃと わたしとしたい 口籠る
剣道の達人でもある蓮。やはり一本気な性格だったところが男らしい。そして、破り捨てられた10番目のリスト。クラス全員で莉乃を支えていこうとする展開には驚き、他人の痛みをわかりあえる素晴らしい団結力。ラストにはやっぱり泣かされました。
難病と 真摯に向き合う オヤジかな・・・奥田瑛二のおかげで演技も引き締まったものになっていました。最後に・・・
星の子と 似たよなカットも あったっけ
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