「歴史の資料じゃなく映画だから皆」バイス とびこがれさんの映画レビュー(感想・評価)
歴史の資料じゃなく映画だから皆
この映画を史実のわかりやすい資料として捉えてディック・チェイニー元副大統領の残した影響を考えてしまいそうになります。続けて「ゼロ・ダーク・サーティ」を観たくなりました。そうして映画表現による感動とともに、これらの映画を現実の史実だと認識してしまう。
ここに映画ばかり観て、歴史の勉強が不足している私の拙さを感じます。できる限り歴史を正しく学び、これはあくまで映画であると強く意識する必要があります。自戒繰り返し
それほど観いってしまいました。遠い国でありながら9.11事件を強く記憶しているように、アメリカは日本にとって大きな国であり、その政治というのは世界を左右する緊張感があります。
この映画はリベラルによる、ディックの所業の告発ではないか。クレジットの途中、「この映画はリベラルに寄りすぎではないか」との質問に私は咄嗟に挙手をしました。この映画は告発ではないですよね。けれども、根拠なきイラク侵攻やグアンタナモの今にも触れ、「この人がやりました」みたいに思わせられあってのもあるし…勉強してきます。
低いガサガサの声はバットマン語の時に身に付けたんでしょーね。
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