「まさにオスカー・メイキャップ賞」バイス fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
まさにオスカー・メイキャップ賞
一言。「お主も策士じゃのお」。
◎よかった点◎
・ニクソン大統領辞任以降の、アメリカの政治ストーリーだったので。
カーター大統領、レーガン大統領、父ブッシュ、子ブッシュ。
なんとなく覚えている話が降り混ざっているので、話に乗りやすかった。
・寡黙で顔に表情が出ない=何考えているかわからないチェイニー。
この辺をクリスチャン・ベール、肉体改造も併せてナイス。
・個人的には子ブッシュの配役、サム・ロックウェル。
え、大統領役?と思ったけど。
父ブッシュ家の落ちこぼれ息子ということで、なるほどなあ。
確かにこれでは役立たず(失礼)っぷりが、ドンピシャ。
彼以外にも、パウエル国務長官・ライス国務長官も似てたなあ。
実際をtvで知っているだけに、オスカー・メイキャップ賞受賞も納得。
・普通だとチェイニーのサクセスストーリーで作る所だけど。
ちょっと路線を変えているのが、異色かな。
△いまいちな点△
・サクセスストーリーを求めて見始めたので、ちょっと肩透かし。
・もうちょっと時間の幅を凝縮した方がいい気が。だらっとしてもいる感じ。
これはチェイニーの描き方からすると、仕方がないけどね。
⭐️今日のマーカー・ワード⭐️
「大統領はあなただ。あなた一人です」byチェイニー。
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