「ふざけながらも大真面目な内容」バイス kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
ふざけながらも大真面目な内容
少し前に観た「記者たち」と内容がリンクしていて、より深く味わえた気がする。
ディック・チェイニーをめちゃめちゃディスる内容。本当に容赦ない。もちろんひどい奴だし、彼(とその周辺)のせいで多く(本当に数多く!)の人間が命を落とすことになったことは許してはいけない。でも、家族思いだったり、少し落ちこぼれたり、出世して喜んだりと人間臭い部分も知るとあまり憎めなくなるから不思議だ。
ナレーションのあいつの行く末や、途中のエンドロールや、ラストのリベラルのやりとりや、ワイルドスピードの出し方なんかは一風変わった演出で楽しかった。
ちょっとふざけた作りだけど、かなり大真面目に警鐘を鳴らしてるんじゃないの?
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