「ブラックすぎるブラックコメディ」バイス regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
ブラックすぎるブラックコメディ
アダム・マッケイらしいブラックコメディだが、今回はブラック度がキツすぎて、あんまり笑えなかったというのが正直な感想。
個人的には『俺たちニュースキャスター』や『アザーガイズ』といった、全編おバカな作品が好み。といっても両方ともブラック度はそうユルくないが。
役者バカのクリスチャン・ベールは相変わらず文句のつけようがないが、ラムズフェルドを演じたスティーブ・カレルも、もうすっかり演技派に。
ちょいちょいメタネタを入れるマッケイ演出も、今回はエンドクレジットで強烈なのをかましてくれる。
いろんな人が言っているが、こうした映画は日本で作るのはムリ。
もし作ったとしても、政治家の失言集みたいな薄い内容になりそうだけど。
コメントする