「タイトルなし」ビール・ストリートの恋人たち lilyroseさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
原作は米黒人文学を代表する作家
#ジェームズボールドウィン の小説
映画「ムーンライト」でアカデミー賞作品賞を受賞した#バリージェンキンス が監督
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時代設定は1970年代
現代に置きかえたとしても違和感なく
黒人の冤罪は今も続く大きな問題
「原作が書かれた当時と違って今はよくなっているはずだと考えられがちだが、黒人にとってフェアじゃない形で運用される法律はまだたくさんある。
守り社会を統治するはずの制度が公正となっていない。だからこそ現代に設定し直すことなくそのまま映画化。45年経っても何も変わっていないことを示すために」
助けようとする人たちも多く出てくる
「ニューヨークはとても大変な街なだけに、ニューヨーカーたちはいろんな背景を持ちながら互いに家族のようになる」
そのうえで「それをただ1人の警官が壊した。すべての警官がかかわらなくても、刑事司法制度はたった1人の手で、とてもたやすく歪められる。残念ながら『ベル巡査』はどこにでもいる。こうしたことがどのように起きるのか理解し世間に知らしめる努力を、私たちは本当に粘り強く続けていかなければならない」
(ジェンキンス監督談)
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映像の美しさと情緒溢れる音楽で
感情に訴え魅了される映画
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