「世界=自分」ビール・ストリートの恋人たち shinkatoさんの映画レビュー(感想・評価)
世界=自分
「何の変哲も無い幸せな家族の物語」であったはずなのに。。いや、この映画はそんな悲しい物語では無い。それでいて厳しい現実に目を背けているわけでも無い。
ではこの映画の世界が美しいのは何故だろう。それは彼女の目線で作品が出来ているから。一途で凛とした彼女、取り囲む暖かい家族、そして最愛のファニー。。目の前の厳しい現実に真摯に向き合いながらも決して希望を捨てない、それが特別な事ではなく日常であるかのように見せる。自分にとっても愛おしい作品になりそうです。音楽も好き。
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