「"黄昏ギャング"」さらば愛しきアウトロー 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
"黄昏ギャング"
レッドフォード然り、役者陣が渋くてC・アフレックは当然、S・スペイセクの可愛らしい存在感に「リーサル・ウェポン」以来に観たかな?D・グローヴァー、T・ウェイツは最高にキマっていた。
55年型シェビーで札束撒き散らしながらの疾走、そして二人が観る映画は「断絶」ってニクい演出から「逃亡地帯」での若かりし頃のレッドフォードも垣間見れる。
80年代初頭、70年代の雰囲気を残しつつザラついた映像のオープニングから古き良き時代が映し込まれているのが堪らない。
追う者と追われる者が会話するシーンは、緊張感が解れる程にホノボノとしていて笑いすら込み上げてくる。
若い男女のように少しの駆け引きの間からキスをする二人が素敵で、涙が出そうになる位の癒され方だった。
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