「前後半で別の映画」ちいさな独裁者 マルボロマンさんの映画レビュー(感想・評価)
前後半で別の映画
将校の軍服で身分を偽った脱走兵が終戦間際の混乱の中で別の脱走兵たちや他の将校を欺いて行く前半と、完全に将校になりきって狂気に身を投じていく後半に分けられる。
前半はこう言う隠し事系の映画が好きなのもあるが、身分がバレないかハラハラの展開でとても面白い。が、しかし、後半は戦争の狂気を描くWWIIのヨーロッパ系の戦争映画に変わってしまう。それ系の映画も嫌いではないのだが、あまりの世界観の変化に着いて行けなくなってしまった。惜しいなぁ。
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