劇場公開日 2019年2月8日

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「【カルト宗教団体の行為を(思い出したくもないが)想起してしまった作品。人は、何故容易に空っぽな洗脳にひっかかるのであろうか・・。】」ちいさな独裁者 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【カルト宗教団体の行為を(思い出したくもないが)想起してしまった作品。人は、何故容易に空っぽな洗脳にひっかかるのであろうか・・。】

2019年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

ー 中身のない空っぽな人間が大衆を扇動し、残虐な行為を表情一つ変えずに取り巻きに指示し、又は自ら遂行する。ー

◆感想

・この映画の主人公に共感する部分は皆無であるが、何故彼がこのような蛮行をあの時代に平然と行った背景は理解出来る気がする。

・エンドロールで流れる、現代ドイツの街角で蛮行に及ぶ彼らの姿は制作サイドの現状に対する警鐘であろう。

・他の方も言及されていたが、若い世代に観て頂きたい映画である。

<現代でも、同じような状況が世界で繰り返されている。
 人間とは過去に学ばない生き物なのであろうか・・。>

NOBU